フルートおじさんの八ヶ岳日記

美しい雑木林の四季、人々との交流、いびつなフルートの音

新そば祭りが賑やかに

2012-10-07 | 日記

昨夜からの雨が朝方になっても弱く降っていたが、7時頃にようやく上がった。すると、びっくりするようなサイレンが鳴り響いた。何があるのだろうか。

今日は、北甲斐亭で「2012新そば祭り」がある。朝早くから関係者の方が軽トラックで会場に集合し、準備を始めた。村祭りなので、村民あげての手作りのお祭りだ。

いつものメンバーのKさん、N子さん、Sさんご夫婦、それに先日こちらに引越されてきたKさんご夫婦と私、総勢7人は、11時30分に会場に集合。いつも通り、農産物直売所では、野菜が50円で売られていたので、トマト、レタス、白菜を買った。これがずっしりと重い。都会へ出ている子供さんたちもお孫さんを連れて戻ってきているので、子供たちが走り回っていた。

続いて、無料サービスコーナーで豚汁とジャガバターをいただく。具沢さんの豚汁をすするとホカホカ暖まるし、結構お腹が膨れる。ジャガバターをアテに、早速生ビール(100円)で乾杯だ。

グランドフォンド八ヶ岳のコースにあたっているので、大会に参加しているサイクリストのなかには、何事かと、コースを外れて様子を見に来ている人もいた。

いつもなら、マスの塩焼きを食べるところだが、お腹が膨れてしまうと新そばが食べられなくなると、我慢して、北甲斐亭の入り口で順番待ちをする。30分ほどまったであろうか、7人分の席が空いて、店の中に入ることができた。

もりそば(550円)を注文。蕎麦が出てくるまでの間、もりそばとざるそばの違いについて、Kさんの話。もりそばに単に海苔がかかっているのがざるそばではなく、昔はもりそばの汁とざるそばの汁そのものも違っていた、とのことだ。そうこうしているうちにもりそばが運ばれてきた。お忙しいので、盛りつけが少し偏っているようだ。

一口蕎麦をすすると、ほんのりと採れたての蕎麦の香りが立ってきた。気持ちいいシャキシャキとした歯触り、がなんとも言えない。8月の初めに播かれた蕎麦が、一面真っ白な花を咲かせ、今日、新蕎麦となって、口に入る。田舎の穏やかで平和な生活があるからこそであろう。美味しい新そばを味わうことができて皆さん大満足だ。

マスの塩焼きのことは忘れてしまって、その後、引っ越されてきたKさんご夫婦のお宅にお伺いし、珈琲をおよばれする。今後の八ヶ岳ライフについて話をお聞きする。80歳を過ぎてもなお、元気で何にでも関心があるKさんは、引っ越しの整理がついたら、蕎麦を打ってみたいとのこと。専用の道具などはないが、一度ご一緒に習いにいきましょうか、ということになった。それからは、釣りの話、健康や食事の話などに花が咲いて、3時過ぎにおいとました。