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スパルタ・プラハ戦 賭けの効果は絶大?

2007-08-17 | アーセナル

ネット観戦する予定でしたが、サーバーがビジー状態だったために泣く泣く断念。

文字情報と「Arsenal TV ONLINE」のハイライトで観た感想を少しだけ。

 

スパルタ・プラハ 0-2 アーセナル

得点)セスク、フレブ

AWAY)アーセナル

                     ファン・ペルシー
                フレブ

          ロシツキー              エブーエ

                 セスク
                        フラミニ

       クリシー                        サニャ
                ギャラス    トゥーレ


                    レーマン

交代)ロシツキー → ソング


主審)カンタレーホ(スペイン)

 

 

試合の詳細(ランキング)


「Arsenal.com」

 

 

「CL予備予選3回戦」の1st leg。

試合は、前半からスパルタのフィジカルな戦い方に苦しめれ、ボールを持てばタックルが飛んで来るという、まともなサッカーをさせてもらえない我慢の時間帯が続いたようです。
スパルタは前半に全てを懸けていたらしく、元ウェストハムの荒くれ者DFレプカを中心とした守備陣と、元ヴィッセル神戸のMFホルヴィを中心とした中盤が機能し、ホルヴィのクロスからレゼクがシュートを右ポストに当てるチャンスも作りました。

しかし、幸いなことに(?)、セスクのイエローカードと引き換えにレプカが負傷でピッチから下がると、スパルタのフィジカルを全面に押し出した戦い方がスタミナの低下と相まって徐々に影を潜めるようになり、後半は自分達のゲームができたようです。

そして、73分、中盤でボールをカットしたクリシーがドリブルで前へ仕掛け、セスクへラストパス。これをセスクがゴール左隅に決めて先制。
最後はロスタイム、レーマンからのパスを受けたサニャが左サイドを駆け上がり、中へ送ったパスを、飛び出して来たフレブが上手く合わせて追加点。
アーセナルが、2nd legへ向けて大きなアドバンテージを手にしました。

 

フレブの2点目は非常に大きいです。
これで、彼は公式戦2試合2ゴール。ファンの誰がフレブのこの結果を予想したでしょうか?(笑) まさかの好スタートです。

前回のフルハム戦の記事で、セスクとフレブとロシツキーの3人が、
「今季誰が一番ゴールを決めることができるか」
という“賭け”を行っていることをご紹介しましたが、その3人の内の2人が今回のスコアラーです。 効果は絶大のようです(笑)


内容は褒められたものではありませんでしたが、こういった苦しい試合を制するようになれたのはチームとしての進歩でしょう。
これについてはクリシーが、

「誰もが、“これがアーセナルを相手にする時の戦い方”だと思っているけれど、今シーズンは今までとは違うという事を示す準備はできているよ。
今シーズンは、“フットボール・クオリティ”と、“フィジカル・クオリティ”が備わっているという確信があるんだ。」

と語っています。
まだ、その“フィジカル”な類の試合を実際には観ていないので、正しい評価はできませんが、もしクリシーの言っている通りにチームが成長しているなら期待は高まりますね。

おそらく、日曜日に行われるアウェイでのブラックバーン戦で、その事の真偽がわかるでしょう。 ブラックバーンこそ、この類の典型的な戦い方をする相手です。

 

話をCLに戻しますが、まだまだ油断はできません。
特に、エミレーツでの“先制を許す癖”が治っていないため、早い時間帯に1点を取られるようなことがあれば、一気に試合はわからなくなります。
実際、昨季の予備予選でも、ディナモ・ザグレブを相手に、当時所属していたエドゥアルド「エミレーツでのヨーロッパ戦初ゴール」を記録されてしまいました。

また、思い出せば、セスクは昨季も同じ「アウェイでの1st leg」で2得点を決め、その後のゴール量産を予感させましたが、その後は(8月中旬から)4月のボルトン戦までどの大会でもゴールは生まれず。

何事も、過度の期待と油断は禁物ですね。 

 

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