レアル・マドリード 3-1 アスレティック・ビルバオ
得点)ロビーニョ、ラウル2 / OG(ウッドゲート)
HOME)レアル・マドリード
ロナウド
ラウル
ロビーニョ ベッカム
P・ガルシア グラベセン
ロベルト・カルロス サルガド
パボン ウッドゲート
カシージャス
交代)グラベセン → グティ
ロナウド → ラウル・ブラボ
ラウル → デ・ラ・レッド
AWAY)アスレティック・ビルバオ
エチェベリア
ジェステ ティコ
グルペギ
グティエレス オルバイス
カサス エスポジト
ルイス・プリエト ラクルス
アランスビア
<1年遅れのデビュー戦>
公式戦3連敗(セルタ、リヨン、エスパニョール)中のレアルは前節エスパニョール戦で退場したDFセルヒオ・ラモス、MFバチスタが欠場。 CBには昨年夏にニューカッスルから移籍したが怪我でこれまで公式戦出場0のウッドゲートが1年遅れのデビュー!!
対するアスレティック・ビルバオはスペイン、ビルバオ期待の大型FWジョレンテが怪我でベンチスタートのため、本来右ウイングのエチェベリアがセンターFWを務める苦しい布陣でレアルに挑んだ。
<ギリギリの勝利>
試合はレアルのペースで進むがビルバオの鋭いカウンターが機能し始めた前半25分、エチェベリアのシュートをウッドゲートがヘディングでクリアしようが試みるが、これがカシージャスの守るゴールマウスへと飛んでしまいオウンゴール… ビルバオに先制点を与えてしまった。
前半を0-1で折り返し、サポーターからは大ブーイングが起こるが後半になると流れが大きく変わる。 53分、ベッカムのFKをロビーニョが頭で合わせて同点!! ロビーニョはリーガ初ゴール!! 勢いに乗ったレアルは65分、後半から入ったグティの見事なスルーパスを左サイドのロナウドが受けてキーパーと1対1を迎える。普段なら迷わず打つところを「確実な」右にフリーでいたラウルへパス。そしてこれをラウルがごっつぁんゴールで逆転!!
逆転してようやく安堵したレアルだが、1分後、ウッドゲートがこの日2枚目のイエローで退場!!
「オウンゴール、退場」とCBに起こりうる危険要素を全てやってしまったウッドゲート。 彼にとってはほろ苦い、どころか小学生が初めてストレートコーヒーを飲んだ時のような激苦いデビュー戦となった。
「残り25分、2-1とリードした直後にCBが退場」
少ないリードに多い残り時間と、公式戦3連敗で解任騒動にまで発展しているルシェンブルゴに対して、まるで「今後の進路の見極めテスト」を課しているような状況になったが、運はルシェンブルゴを味方する。
3分後の69分、ベッカムのCKからラウルが頭で合わせてこの日2点目!! これで勝負あった。采配如何によっては大惨事を招くところだったが、動く間もなく選手たちが点差を広げてくれた。 これで迷うことなく「守備的采配」を実行できるルシャンブルゴはFWのロナウド、ラウルを代えて試合を終えた。
後半流れを大きく変えたのは、立ち上がりからグラベセンに交わって出場し、トップ下に入ったグティだった。後半20分にロナウドに通したスルーパスがこの日のグティのハイライト。 前線への供給役となったグティが入ったことにより、前半動きが止まっていたラウル、ロナウドの運動量が増えた。 ジダンが怪我で離脱してしまったからこそ、こうした純粋なパサーは今のレアルに必要だろう。グラベセン、パブロ・ガルシアのダブルボランチでは少し攻撃面で物足りない(と言っても、守備面でも機能していると言えないが…)。
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