『殺戮スコープ 凄絶!!眼球貫通男』
VAI GORILLA(1976年イタリア)
監督 トニーノ・ヴァレリ
脚本 マッシモ・デ・リータ、アルデゥイーノ・メウリ
出演 ファビオ・テスティ、レンゾ・パルマ、クラウディア・マルサーニ、サルベリオ・マルコニ
■ストーリー■
建設会社を営む実業家のサンチピーニは、何者かに脅迫されていた。そんなとき、暴漢に襲われるが、偶然通りかかったマルコに助けられるのだった。サンピオーニはマルコを護衛として雇うのだった。そんなとき、サンピーニの娘ベラが帰国してくるのだった。実はマルコは、仲間のシロとグルでサンピオーニを脅迫し、護衛として雇われるために芝居をしていたのだった。ベラと関係を持ったマルコは、彼女に真実を話すのだった。しかし、その脅迫とは別に、本当にサンピオーニを脅迫している者がいたのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
トニーノ・ヴァレリ監督、ファビオ・テスティ主演のアクション映画。
日本では、なぜか、原題“HIRED GUN”、エリオット・ラッキー監督、フランク・テスティ主演の1981年の作品ということでリリースされました。販売元はHRSフナイ株式会社です。こんな作品までリリースされてました。
ファビオ・テスティの顔がわからなかったら、まったく調べようが無かったです!
いや、ホントは、ビデオパッケージに『家族の肖像』(74年)のサンドラ・ローリー共演ってあったから、調べようはあったんですけどね!でも、出演してるのはサンドラ・ローリーじゃなくて、クラウディオ・マルサーニです!ビデオのパッケージに“『家族の肖像』のサンドラ・ローリー”とまで書いてあって、あえて、サンドラ・ローリーのまま載せておくなんて!!
クイズのつもり??だったら、難しすぎです!かつてのフジTV系のクイズ番組「カルトQ」じゃないんだから!
ちなみに、名前以外に、ランニングタイムも違います!ビデオパッケージでは93分ですけど、実際は97分です。(ちなみに今作のオリジナルのランニングタイムは100分です。エンドクレジットが無いので、その分なのかな??)
「アクション映画ファンを混乱させるためにやってるの??」
原題が違う(映画そのものに出てくるクレジットも“HIRED GUN”なんですけどね)!監督名が違う!主演者の名前が違う!ランニングタイムが違う!細かいことですけど、脅される建設会社社長の名前が、言語(英語ですけど)では「サンピオーニ」って言ってるのに、字幕では「サンチオーニ」になってます!(まぁ、それくらい良いですけど)
イタリアの映画監督は、色んな変名を使うことが多いから、別にビックリはしませんけど、今作ほどわからない作品って、今では珍しいでしょ!
でも、まぁ、ビデオのパッケージに、イタリア映画って書いてあったんで、まだ親切ですけどね!
ところで、ボディガードのことを“ゴリラ”って言ってるんですけど、70年代中盤は、ボディガードのことを“ゴリラ”って、一般的に言ってたんですかね??日本のTVシリーズでもコメディ調のボディガード物「ザ・ゴリラ7」っていう作品がありましたね!どうやら、フランスの大統領警備の名前から転じて、ボディガードのことを「ゴリラ」っていったみたいなんですけどね。
ところで、70年代のイタリアンアクション映画だけあって、アクションシーンに抜かり無し!犯人側も、主人公も、好き勝手やり放題!暴力!銃撃!特にクライマックスの列車とパトカーでの銃撃戦を交えてのカーチェイスシーン!すごすぎ!
列車に人が乗ってるのに、パトカーに乗ってる主人公がマシンガンを撃ちまくり!ライフルでの狙撃でなく、マシンガンです!マシンガン!犯人側もマシンガン撃ちまくりの大銃撃戦!
これだから、70~80年代のイタリア映画は止められないです!香港映画でも、もう少しリアリティを考えてクライマックスを持ってくるのに、西部劇や戦争映画でも無いのに、白昼堂々、一般の乗客の乗った列車と、それを追うパトカーでの銃撃戦!途中、無関係の通過駅にいる一般人にマシンガン撃ちまくり!何人か死んでるでしょ!
シュワルツェネッガーの映画も真っ青の力技!パトカーから、暴走する列車に飛び乗る主人公もスゴスギ!最後も、主人公とライフル男との一騎打ち!現代を舞台にしてますけど、時代設定を変えれば、完全にマカロニウエスタンです!もはや現実的なリアリティ無視のような、盛り上げるためにあるようなクライマックス!
もう、アクション映画好きなら、必見!(っていっても、レンタルビデオ屋にあんまり無いかも)78点
VAI GORILLA(1976年イタリア)
監督 トニーノ・ヴァレリ
脚本 マッシモ・デ・リータ、アルデゥイーノ・メウリ
出演 ファビオ・テスティ、レンゾ・パルマ、クラウディア・マルサーニ、サルベリオ・マルコニ
■ストーリー■
建設会社を営む実業家のサンチピーニは、何者かに脅迫されていた。そんなとき、暴漢に襲われるが、偶然通りかかったマルコに助けられるのだった。サンピオーニはマルコを護衛として雇うのだった。そんなとき、サンピーニの娘ベラが帰国してくるのだった。実はマルコは、仲間のシロとグルでサンピオーニを脅迫し、護衛として雇われるために芝居をしていたのだった。ベラと関係を持ったマルコは、彼女に真実を話すのだった。しかし、その脅迫とは別に、本当にサンピオーニを脅迫している者がいたのだった。
□■□ネタバレあり!□■□
■感想■
トニーノ・ヴァレリ監督、ファビオ・テスティ主演のアクション映画。
日本では、なぜか、原題“HIRED GUN”、エリオット・ラッキー監督、フランク・テスティ主演の1981年の作品ということでリリースされました。販売元はHRSフナイ株式会社です。こんな作品までリリースされてました。
ファビオ・テスティの顔がわからなかったら、まったく調べようが無かったです!
いや、ホントは、ビデオパッケージに『家族の肖像』(74年)のサンドラ・ローリー共演ってあったから、調べようはあったんですけどね!でも、出演してるのはサンドラ・ローリーじゃなくて、クラウディオ・マルサーニです!ビデオのパッケージに“『家族の肖像』のサンドラ・ローリー”とまで書いてあって、あえて、サンドラ・ローリーのまま載せておくなんて!!
クイズのつもり??だったら、難しすぎです!かつてのフジTV系のクイズ番組「カルトQ」じゃないんだから!
ちなみに、名前以外に、ランニングタイムも違います!ビデオパッケージでは93分ですけど、実際は97分です。(ちなみに今作のオリジナルのランニングタイムは100分です。エンドクレジットが無いので、その分なのかな??)
「アクション映画ファンを混乱させるためにやってるの??」
原題が違う(映画そのものに出てくるクレジットも“HIRED GUN”なんですけどね)!監督名が違う!主演者の名前が違う!ランニングタイムが違う!細かいことですけど、脅される建設会社社長の名前が、言語(英語ですけど)では「サンピオーニ」って言ってるのに、字幕では「サンチオーニ」になってます!(まぁ、それくらい良いですけど)
イタリアの映画監督は、色んな変名を使うことが多いから、別にビックリはしませんけど、今作ほどわからない作品って、今では珍しいでしょ!
でも、まぁ、ビデオのパッケージに、イタリア映画って書いてあったんで、まだ親切ですけどね!
ところで、ボディガードのことを“ゴリラ”って言ってるんですけど、70年代中盤は、ボディガードのことを“ゴリラ”って、一般的に言ってたんですかね??日本のTVシリーズでもコメディ調のボディガード物「ザ・ゴリラ7」っていう作品がありましたね!どうやら、フランスの大統領警備の名前から転じて、ボディガードのことを「ゴリラ」っていったみたいなんですけどね。
ところで、70年代のイタリアンアクション映画だけあって、アクションシーンに抜かり無し!犯人側も、主人公も、好き勝手やり放題!暴力!銃撃!特にクライマックスの列車とパトカーでの銃撃戦を交えてのカーチェイスシーン!すごすぎ!
列車に人が乗ってるのに、パトカーに乗ってる主人公がマシンガンを撃ちまくり!ライフルでの狙撃でなく、マシンガンです!マシンガン!犯人側もマシンガン撃ちまくりの大銃撃戦!
これだから、70~80年代のイタリア映画は止められないです!香港映画でも、もう少しリアリティを考えてクライマックスを持ってくるのに、西部劇や戦争映画でも無いのに、白昼堂々、一般の乗客の乗った列車と、それを追うパトカーでの銃撃戦!途中、無関係の通過駅にいる一般人にマシンガン撃ちまくり!何人か死んでるでしょ!
シュワルツェネッガーの映画も真っ青の力技!パトカーから、暴走する列車に飛び乗る主人公もスゴスギ!最後も、主人公とライフル男との一騎打ち!現代を舞台にしてますけど、時代設定を変えれば、完全にマカロニウエスタンです!もはや現実的なリアリティ無視のような、盛り上げるためにあるようなクライマックス!
もう、アクション映画好きなら、必見!(っていっても、レンタルビデオ屋にあんまり無いかも)78点
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