厚生年金基金の解散の後、基金の独自給付はどうするか?
相談が寄せられていますが、事業主からのご相談は、実はないのです。
お話は、企業の総務担当者、社会保険労務士、保険代理店の方々からです。
事業主のお考え、判断が重要だと思っています。
厚生年金基金制度ができたのは、昭和41年で、約50年以上前です。
その後、日本経済は、ほぼ右肩上がりで成長してきました。
厚生年金基金が作られていったのは、そういう時代です。
今は、当時とは状況が大分違います。
企業側も、基金に加入した時と現在では、かなり違うはずです。
基金に加入当時その後しばらくの間の企業の人事制度・財務状況と現時点の
それは、かなり違うのではないでしょうか。
今後の業績の見通し、そのための人事制度は、事業主でないと的確に判断
できないと思います。
企業の経営戦略を考えるのは、事業主なのですから。
基金制度も含めて人事制度は、経営戦略の一環なのですから。
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