『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 寒い朝が・・・ 』

2009-11-20 22:59:54 | Weblog
              


この数日寒い日が続く・・・
女王蜂回収には持って来いの陽気になった。   
老い耄れの朝は7時と遅い。 と、言っても、今頃の6時は薄暗い!!! その上、凍てつくように寒い。 だから、ついつい寝床へ・・・

万端の支度を整え、第2サテアンに入る。 このサテアンの蜂数、尋常ではない!!!
もう、役目を果たした雄蜂や働き蜂が床に累々と転がっている。 この数を見ただけでも巨大巣の凄さが判る。
先ず、砂糖水をくれる。 今日から、働き蜂の効率を上げるため濃度を上げてやった。 少ない量でも貰う側の女王蜂や雄蜂は、エネルギー効率を高めるだろう?

そして、昨日の残りを回収する。。。 
昨日の残り、と、言っても、1日も経っていると、多分、取り終えた所と平準化されてしまっているだろうけど? 要は、気分の問題である。
一番の日向側だけあって蜂数が多い!!!  特に、雄蜂がザラザラだ!
南側の一面だったが、700匹捕まえた所で、陽が昇り出し、ハチンブクが騒ぎ出したので、また、止めた。
予想通り、昨日と併せ、2200匹捕獲した事になる。 ザックリの捕獲なので、まだまだ、仰山居るが、掻き集める事でもない!
今日の捕獲で8000匹になった。

沢山捕まえる事も結構だが、コイツ等を入れる管理容器も大変だ!!! 昨夜は、貰って来てあったゴルフ・ボール箱に網を貼ったが、2時間も掛った。 その数、30個。 大体100匹/箱を目処にしているので、3000匹分という事になる。
まだまだ、足りない。 昨年使った箱に手を加え、再使用しなければ20000匹を納める事も出来ない。

可愛い孫娘がこれからやって来る。     連休中は、彼女等に遊んで貰う事になっている。 人懐こい孫娘たちなので、居る間、中爺、婆に纏わり付いて居る。。。
この孫娘達との遊びが一番の癒しの時間帯かも知れない?
さてさて、どれほど成長しているだろう? 明日から大変だゾ~~~   

     『 一体、どういうコッチャい??? 』

2009-11-20 00:27:35 | Weblog
              


大分冷え込んできた。 連日0℃近くまで・・・
本格的な冬将軍の到来だ! 昨日等日中でも寒かった。
こういう日が続くと、女王蜂の回収は順調に進む!!! 今朝等頗る快調に飛ばせた。 100匹単位で捕まえるが、これを籠、ゴルフ・ボール箱にあけるのにジャスト・イン・タイムで出来るから作業は捗る。 それでも1500匹捕まえるのに4時間も掛った。 寒いから鼻水が垂れる。 この位の冷え込みでないと最適な捕獲作業とはいえない。し、捕まえた女王蜂にストレスを与え過ぎる事になる・・・
暖かいと、ペットボトルの中でバァ~バァ~やっているだけでかなりの体脂肪を使う事になる。 お互い傷も付く! yは、この適温を鼻水の垂れる日と想定している。
それでもサテアンないが騒々しくなり出し、「拙いかな?」と、止め、支度を解くと12時だった。 矢張り・・・

第2サテアン内のクシャクシャ新聞紙を3/4開いた所で今日の分を断念した。
昨日遣り掛け分と合わせ、ジャスト、1800匹の捕獲だった。
今日の日のような捕獲!、面白い事に、寒くてヨタヨタ!でも広げた新聞紙の上で交尾状態になる。巣立ちブンブン丸状態の時は、絶対に、交尾しない!!! 決まって、巣立ち後、暫く、飛行し、疲れ気味状態になると交尾になるから不思議だ!!! そして、朝方、まだ、日も出ない寒い中でも朦朧雄蜂は、果敢に寝惚け眼の女王蜂に挑む! これが、直ぐに、番になるから不思議だ! どう見ても弱り目状態の時の方が交尾適期と言わざるを得ない!!!!!
この所、毎朝、こんなのを手元で見ながらの作業が続く・・・
稀な事だが、死んだ女王蜂に挑みバタバタしている御仁も居る・・・ これが不思議でならない?
誘因は、性フェロモン!!!!! 同じフィメール(雌)でも、罷り間違っても働き蜂に挑むような事はない!
この辺は“ヘボ”ちゃんの本性を知る上で興味ある事項なので、追々、解き解すこととしたい。

今日の昼、サテアン内は、平準化したであろうが、明朝も捕獲作業を予定している。。。

    『 アワワ…、交尾蜂捕獲作業… 』

2009-11-18 21:43:14 | Weblog
               


午後から所要がある為、午前中、交尾蜂を捕獲しよう…と、第2サテアンに入った。 このサテアンには巨大巣が5つも入れてあるので、今時点で、推定3000匹は居ると踏んでいた。
予測通り、クシャクシャ新聞紙を幾らも開けない内に300匹になった。が、困った事にこに時点で陽が射し込んできた。 するとどうだろう? 俄にガラ温内は騒々しくなった。 と、同時に、クシャクシャ新聞紙を開けると雄蜂、女王蜂それに外泊中の働き蜂がワッと動き出す。 外は寒いのだが、ガラ温内はそれほどでもない!!! 遣って遣れない事はないが、女王蜂に与えるダメージが大きいので、急遽、中止した。 
この館のハチンブクは桁外れに多い! だから、僅かなハチンブクちゃんが騒ぎ出すと、連れションで、我も我も!と、動き出してしまう・・・
クシャクシャ新聞紙、各々が、いやに重い!!! ズシリと手応えがある。。。

仕方なく、松の手入れ:剪定を…
脚立に登り、東山を見ると、中腹から上は真っ白!!! 昨日、昨夜、かなりの積雪があったようだ!!!
作業を始めたものの、外は、実に、寒い!  瞬く間に手が悴んでしまった。 痛い!!! そんなに慌てて遣る作業でもない。 少々、剪定した所で、これも中断。 時計を見ると、もう、11時半。 少し早かったが、早昼を… そして、12時半、家を出た。

・・・・・・

2時からの会議。 過っての友人が、退任の挨拶に・・・ 積もる話や業界の厳しさを拝聴した。 経済は、幾分、回復基調にあるとはいうものの、噴き戻し状態になるとの見方もあり、予断を許さない。 足を引っ張っているのが、円高!!!!!
輸出産業にとって、厳しい綱渡り、手腕の見せ所が続く・・・
現役を引退した老い耄れ、強い刺激を受けながら拝聴した。 日本中見渡しても経済を引っ張るような目新しい商品創出も見られず、日本の屋台骨を担っている製造業が、中国に押されぱなし!に、なっている。 

自分だったらどうするか?自問しながら拝聴したが、こう言う時こそ知恵を絞らねば!と・・・
経営陣の多く、今日明日の事ばかり考えず、長期ビジョン、戦略を打ち立て、企業各々のアイデンティティーを打ち出す絶好な機会ではないだろうか?
こういう時代、「ヒット商品!!!」、と、言われるものが救世主として表れるものだが、現時点で、余り感じ取れない! 若い優秀な人達に頑張って貰いたいものである。
労務費の安い東南アジア諸国と対抗しても彼等の出来る分野で生き残る道はない。 先端技術、ハイテク、エコー分野等で、差別化するものを見付け出さないと日本国が沈没する!!!
新政権の国家戦略室のポリシー、何時、出て来るのだろう? 各企業に於いても戦略ポリシー不可欠の時代を迎えた。

     『 女王蜂捕獲日和・・・ 』

2009-11-17 14:24:22 | Weblog
              


朝から冷たい雨が降っている・・・ 時々、霙交じりの雨だ。
朝、7時から交尾蜂捕獲の為第一サテアンに入った。 先に1300匹捕まえたガラ温。
冷たい雨が降っているので、ガラ温内と雖も4~5℃だ。 捕獲にはこの上ない絶好の温度条件。 でも、コチトラは鼻水を垂らしながらの捕獲となる。

無言で、唯、只管(ひたすら)カウントしながらの捕獲作業。
北側半分が終わった所で1200匹を越えた! 面白い事に、どういう訳か?北側の窓辺に集結し、休眠態勢を採る! まだ、解明されていないが、北側の隅に集結する傾向がある・・・
クシャクシャ新聞紙1枚に200匹位入っている事がある! 新聞紙をホルダーのワイヤーから外した時ズシリと手応えがある! ハハン!!!、よく入っているなァ~~~
思わず遣り甲斐感を覚える!
矢張り外は冷え込んでいるのだろう? 自然に鼻水が垂れてくる。 防護服を被っているので、どうする事も出来ない!!! 
この位冷え込んでいると、回収は頗る楽チンだ! 100匹ペットボトルに入れ、小屋に持ち込み、管理箱にあけるだけで済む。 冷やす必要が無いのだ!
それでも捕獲しながら、18回も出入りした。 
今日の捕獲は、1850匹だった!!! 奴豪い数だ!

第1サテアンを終え、休憩で家に入る、もう、12時半を回っていた。 午後も第2サテアンを遣ろうか?と、思ったが、老い耄れ、疲れ果て、一杯飲んだら気力が薄れた。 明朝にしよう!!! この作業、結構、疲れる・・・
此方の方が巨大巣揃い。 多分、軽く2000匹を越えるだろう・・・

これで、早くも5500匹捕獲した事になる・・・

日頃の横着が祟り、管理保管箱の整備も儘ならない! 春先保管したままで、中には不十分の箱も出てくる有様だ!      情けない?

思うに、今、第1ピークを迎えているのだと思う? 夥しい数になっているが、飼育箱を開けてみると、まだまだ、ワヤに沢山の交尾蜂が付いているので、再度、山が来る事だろう?と、想像する。。。
この時期、砂糖水に群がる働き蜂が多いので、巣箱の下は、ションベンでビタビタだ!!! そして、閉鎖空間内は、相変わらず攻撃を仕掛けてくる働き蜂が居る・・・ 作業性は悪いが、防護服体制で挑もう・・・ 閉鎖空間とは、彼女等にとって侵されたくない第2の巣内の一部としている・・・ 攻撃を掛けて来るの、無理もない!!!

     『 New bisiness ? 』

2009-11-16 19:52:30 | Weblog
              


ヘボ・コンテスト、講演会と続いた後、ドクちゃんは、特別にヘボ談議会を設定してくれた。 会場は、「コバクロ研究会」メンバーの一員である峠道のレストラン。 言うなれば、「コバクロ研究会」の成果物を買い取ってくれる主である。
ドクちゃんらしい緻密なメンバー構成だ。
ドクちゃん節を要約すると、理論武装、蜂追ひと飼育の指南は、ドクちゃん、骨箱・飼育箱の政策は製材業の工場長:今回に優勝者、「スガレ追ひ」の山主許可取得と餌になる名古屋コウチンの鶏肝確保の担当者という風にそれぞれ役割分担を決めこの目処が付いたらしい! だから他の仲間と山で「スガレ追ひ」でガッチンコする事もない。 このプロジェクト、仕組が完全に閉じていて、村興し、町興しにには満向きの零細企業型産業となる。 昨日も触れたが、yが、県企業局に提案しつつあった構想そのものだ! 年末予算策定期で、聴いて貰えなかったが、先を越された形となった。 
詳細は判らないが、東白川の「ヤンチャ婆」のお店もこの手のビジネスだろうと推測している。 昆虫食産業頑張れ!      野中先生も褒めていた!

飼育箱は、既に、50数個確保出来ていて、これを別けてくれるという・・・これも産業になる?
「見たいなぁ~~~」と、言ったら、早速、この場に持って来て見せてくれた。
それが、今日の画像だ!
フム~~~~、中々の出来栄え!!!!!    
間伐材を捨てることなく製材し、これを飼育箱等に利用するというのだ! 林業にも役立つ!!! 近年、望まれているエコー・ビジネスそのもの!
近寄って、内部と造りを見た! yの好みだった。 そして、その場で「サンプルに持って行け!」と、言い出し、車に入れてくれた。
  こうなるとどうしても宣伝しない訳にはいかない!!!   

山の飼育箱が朽ちかけているので、来年、何個か更新しなければならない! 今冬、作ろうか?と思っていた矢先だ、これに切り替えようか?と、思い付いた。
yは、メンクイ? 飼育箱とて格好が良くないと気に入らない!し、使う気にならない! これだと合格点だ!!!
杉皮か?桧皮を貼ってどの位になるか? 見積もって貰おうか?と、思っている。これをオプションとして加えるのもいいだろう? 謂わば、俗に言う高級機種だ!

思わぬ助っ人が現れ、またまた、ヘボ談議は弾む。。。ドクちゃんの新弟子さんもコンテストを総なめし御満悦!!! その上、望外のヘボ談議にも加り、刺激を受けた事だろう・・・ 皆さん、満面、笑みだった。
1時間半ばかりのヘボ談議だったが、盛り上がった。 ドクちゃん、有難う!!!  
久し振りにドクちゃん節が聴けた。 名残惜しかったが、信州まで帰らねばならない! またの、ヘボ談議を約束してお暇する事にした。   

怱々、近々、ドクちゃんが著書を出すらしい? 5000ページからなる本らしい? その場で、予約を入れた。
どんな内容の本だろう? “ヘボ”に関する事は間違いない? 仲間が書く本、何であれ、興味が湧く? 
今から待ち望んでいる。 その時は多くの蜂狂さんにご協力をお願いしたいと思っている。  
何せ、蜂博士の著書!!! 世の中に余り存在しない。 それだけで商品価値がある・・・
yは、こういう男に弱いなぁ~~~ ついつい、惚れこんでしまう!      

     『 足助の準ヘボ・サミット・・・ 』

2009-11-15 21:30:24 | Weblog
              


足助の準ヘボ・サミットに行ってきた。
老い耄れ爺の早起きは辛い!!! 辛いが、遠隔地に出掛けるには早起きせざるをえない。 暗い内からサテアンの“ヘボ”ちゃん達に砂糖水を与える。
7時、美濃屋さん、Chiakiさん親子、Amemiyaさんが迎えに来てくれた。 「和尚は?」と聞くと、『風邪を拗らせたらしく、寝ている!』と、言う・・・
yを含め5人で高速で、一路、足助町に向かう。 今日は天気がいいと言われていたが、朝の内だけで、薄ら寒い日になってしまった。

滔々と流れる阿智川の岸辺で『透かし(通し)』をしながら朝飯をホホバる…
清々しい朝! 朝飯は美味かった。
道中は、駄洒落を入れながらのヘボ談義が続く・・・ 和尚さんが居ればもっと湧いただろう! 和尚が仮面ライダーに追いかけられ、面目を潰した蜂談義が話題になった。 ハハハッ・・・  猿も木から落ちる!!!と、言う訳!

久し振りに走る三州街道!!! 自然の豊かな山脈を信州から遠州に抜ける峠である。
足助詣でを5~6回してきた。 この街道は蛍のケツだ! 9時半、一発で目的地に着いた。 其処には、夥しい数の車が田舎道を塞いでいた。 推定400人は集まっていただろうか?
会場にはおでん、ヘボ・五平餅、酒・ビール、ヘボの本、オオスズメバチの焼酎、ヘボ煎餅等々が並び、オジちゃんオバちゃんが声高らかに売り捲り、大勢の行列が出来ていた…
お寺の本堂の横では、役員の皆さんが、煙幕を使い75巣を次々と燻していた。。。
75巣の出展!凄い数である!!!
足助の旧知の皆さんに挨拶をする。 連合会の今井会長、足助町の安藤会長、野中教授、久し振りに再開したドクちゃん事、安藤博士、近ちゃん、付知の高橋会長夫妻、小川会長、それにこのブログでお馴染みとなったBunさんともお会い出来た。 そして、ツノル話を…  皆さん元気だ!    
“ヘボ”コンテストは、お馴染みの風景だが、お寺の境内でやるというのが奥ゆかしい!!! 境内には樹齢数百年の杉があり、会場を一層引き立てていた。
こんな事を書いては申し訳ないが、yは、ヘボ・コンテスト其の物には余り興味がない! 巨大巣が、次々、燻され、殺虫煙幕で死んでいく“ヘボ”ちゃんが、モゴクてならないからである… この何分の一かでも野山に放してやれば!!!!!、と、ついつい、“ヘボ”ちゃんの味方をしてしまう。
詳細結果は、足助ヘボ愛好会側に譲るとして、蜂飼い一年生が、6.2㎏、5.3㎏という巣を叩き出した所に脅威を覚えた。 スゲ~~~!
?????
何故だろう?
答えた瞬時に分かった!!! ドクちゃんの弟子達で、上位3人が、総て、独占した事だ。 ドクちゃんの知恵の塊そのものだ!

この件(くだり)が興味深い!!!
近々、「コバクロ研究会』を発足させ、更なる目標を掲げ、コナシテ行くという・・・ この仲間のユニークさは、指導者も然る事ながら、巣箱調達係、新鮮な地鶏肝調達係、持ち主山との蜂追い交渉係、蜂の子買い取り係、等々、ビジネスとしてサイクルが閉じた集団を結成し、村興し、町興しを考えている所に興味を覚えた。 10年程前、yも考え、県の企業局に提案した事があったが、体良くアシラワレ、不問に付した事があった企画と同じだったからである。
ここに焦点を当てた事に、共感を覚えた。    

そして、午後、美濃屋さんの「営巣初期に於ける“ヘボ”ちゃんの習性と強制営巣への道』という趣旨の講演であった。
自前のオーバーヘッド・プロジェクターを使って、手際よく纏められた資料を判り易く話されていた… その内に、この内容は、美濃屋さんのHPで公開されるかも知れない? 是非、紹介して欲しいものである。 それだけ価値ある講演だった!!!       それにしても美濃屋のパソコン操作術には驚かされた。 流石、エンジニーヤー!!!、総てにその片鱗が垣間見られた! 

講演終了後、ドクちゃんの計らいで、蜂の子買い取り屋のお店に行き、飼育状況視察、蜂の子丼を囲んで、“ヘボ談義”が行われた。 野中教授も加わり、ドクちゃん節を聞きながら、蜂の子丼を頬ばった。 中々の味だ!
一貫した『蜂の子ビジネス』には、恐れ入った。 流石、ドクちゃん。 この流れは、村興し、町興しにピタリの商いで、成功を祈らざるにはいられなかった。
注目すべき点は、町の間伐材を使って飼育箱を格安に作り、広く販売も予定されているという・・・ 中々の出来栄えで、一票を投じたい。 今、手元に画像が無いので、近日中に紹介したいと思っている。 これ、yのお気に入りの仕様である。
先日も書いたが、貴重な税金を湯水の如く使う何処かの国の役人達と違い、   ここには生きた、頭を使った創造の世界が垣間見えた!   

今回の足助詣で、多くの人と行き合え、語り会え、衝撃的なヒントを貰えた旅だった。
ややもすると、何だ、蜂狂野郎!碌な事もしねぇ~~~癖に!と、揶揄されがちだが、ドッコイ、そこには、村興しの原点が芽生えていた!!!
頑張れ「コバクロ研究会」!!!   
  こういう、発想好きだだなァ~~~     

     『 敵(ヘボ)も遣りおるワイ。。。。。 』

2009-11-14 12:15:38 | Weblog
              


早朝から奴豪い雨降りだ。 轟々と音をたてて降り続いている・・・
合羽に防護服、+ 長靴スタイルで第1サテアンに入る・・・ 気温は高いが交尾蜂捕獲作業が残っていたのでやる事にした。
今年の暖冬は異常だ!!! サテアンの中はホカホカである・・・
回収を始めると、もう、“ヘボ”ちゃん達が騒ぎ出した。 中に好戦的な働き蜂が居て、yに襲い掛かる。 防護服や合羽ズボンを履いているからいいものの、さもないと、もう、数10か所は刺されている筈だ。 兎に角、マスクや手にバシバシ当ってくる。 
気温が高いので、ペット・ボトルの中の捕獲蜂も大騒ぎである! 仕方ないから、100匹毎に冷蔵庫で冷やし、管理箱に入れるという、手の混んだ遣り方・・・
悪戦苦闘で1300匹捕まえた。
まだまだ、遣りたかったが、余りに物騒ぎで、またまた、中断!

蜂野郎:コイツ等、蘭舎:サテアンを汚しまくっている・・・ 雄蜂の死骸も目立ってきたが、何より困るのは、捨て児の蜂の子だ!!! 戸の上の梁には層をなして捨てられている・・・ これが腐り出すと悪臭を放つだろう?

  今日の捕獲で、累計3,600匹になった。  
本番はこれから・・・、この数、何処まで行き着くか?判らない!!!
外は土砂降りにも拘らず、眠たそうの女王蜂に仕掛ける紳士が居る!!! 面白いように、直ぐ、交尾状態になる・・・ コイツ等、中々、ヒツコイぞ!!!
何回目の交尾か?は、判らないが、眠たそうながらに交尾をするから驚きである。
10組近いカプルを目の前で見た。

昼前後、東の空が明るくなって来た。。。 天気は上がるだろうか?


案の定、雨は上がった。 そして、陽が射してきた。
当然の事ながら脚立に上る! SBCラジオを聴きながらの剪定作業である。
1時、両サテアンを覗いた。
ギョエ~~~ !!!!!!!     豪い剣幕である。 この所天気が悪く、満を持した交尾蜂が噴出していた!!! 奴豪い騒ぎである。        観察の為、完全武装でサテアンに入る。 当に、交尾ラッシュ!!!!!      今年一番の交尾ショーだった。
観察は瞬間だったが、何れのサテアンも20組以上のカップルが天井ガラスにブラ下がっていた! 
今年の交尾ショー、これを見たので思い残す事はない。     写真撮影は、働き蜂の攻撃が強いので、もう少し弱まってからにしたいと思っている・・・

さてさて、勃々、「 shy・・・、 the Vespula 」(続編)に取り掛からなければならない時期を迎えたが、執筆企画をどうするか? そして、数々の文献を見直し出した。 松の剪定が終わったら書き出そう?   
書きたい事がワンサカあるゾエ!!!     
   明日は、美濃屋の講演が午後から足助町である。    聴いてやってね・・・       朝7時、足助へ出掛ける事になっている・・・

     『 異常気象が続く・・・ 』

2009-11-13 23:33:18 | Weblog
              


ヤットコサ1000匹捕まえた。     これで、2300匹になった! 
朝から曇天。 今にも降り出しそうな空模様だった。
7時から第1サテアンに入る。 居るわ居るわ!!!!! このサテアンのクシャクシャ新聞紙を1/5程広げた所で、もう900匹になってしまった。 そして、温度上昇の為、働き蜂、雄蜂が騒ぎ出す。 働き蜂が絡み付いて来るのには参る! 女王蜂もペット・ボトルの中で大騒ぎ!
これ以上の作業は女王蜂のダメージが大きいと諦める!!! (ペット・ボトルの中で騒ぎが大きいと相当のダメ-ジを与えることになるので、無理しない方がいい。)
騒ぎを収めるのに冷蔵庫、氷を入れたグリーン・ボックスの中で鎮める・・・ そして、騒ぎが収まった所で、落葉の入った管理箱に入れ休眠態勢を採らせる。

作業を中断したのが9時半。 遅い朝御飯を食べる。
少々、肌寒いが、厚着をして、脚立に立つ。 赤松の選定作業だ。 ラジオを聴きながらのナガラ族… 剪定は、4時まで続く。

4時から、また、第一サテアンに入り、朝の続きをするものの、暖か過ぎ、全然、話にならなかった。 朝方以上に女王蜂は暴れ回る・・・ そして、クシャクシャ新聞紙を広げる先から“ヘボ”ちゃん共は舞い立つ始末!!!  アカ~~~ン!!!!!   
300匹で打ち止めた。 
寒波の訪れを待つしかない! 一体どういう気候なんだろう? 暖冬????? これも異常気象の表れだろう? 又の日を待つしかない!   

話を、一寸、振ってみよう… 気になる事があった。

昨日から「国家予算の仕分け作業」が始まった。
ホンの部分的な放映だが、官僚と仕分け人のデスカス、かなり激しい遣り取りが続く・・・ 国家予算の何たるかが見えてきて非常に良い事だと思った!
昨日から今日にかけて放映を見ていると、ついつい、現役時代を思い出した。
①.事業部を背負わされた時代、赤字は、事業部長首を意味していた。 詰り、お払い箱!
何年も続くと事業継続不可となる…  この間、周りからは白い目でイビラレ、嫌味を言われ生きた心地がしない! だから、勢い、懸命にならざるを得ない!!!
加うるに持病の胆嚢が、時々、痛み(激痛)、青息吐息となる。 晩年、不採算事業部ばかりを背負わされ惨憺たるものだった。。。 
②.本社業務を担当した事もあった。 此処は採算責任がないから、皆、ボケっとしていた。と言うより、切り粉を出さない、稼がない、銭に疎い集団だった。
銭は天から降ってくるモノ位の感覚!!! まるで緊迫感がない!
更に更に、人間がいるから、組織があるから仕事を作る! その仕事たるや付加価値を感じ取れない座間… こんな所へメスを入れない訳がない! 事業の付加価値化! 組織のスリム化! 小さな政府?を力説した事はいうまでもない…
  仕分け人の作業、本当に、ご苦労様である!!!
聴いていて、官僚のしてきた事、全部とは言わないが、当に、本社業務そのものだった。 不幸な事に、多くの優秀なる官僚、組織があり、人間がいるので価値観のない仕事考え出し、それに奴デカイ予算を付けている感をイガメなかった。
自分が見えなくなっているのだ。 そこを仕分け人にグイグイ遣られるから会議は白熱する!!! 見ていて、甘~~~い!発想だ!と、思った。 この程度の事、仕分け人から指摘されなくとも判るようでなくては?…、お先真っ暗ダイ!!!
思わず、政権が代わって良かった!、と… 数年もすると、見違えるような日本国になるだろう? 
高級官僚を半分に減らし、仕事がドドコウル位にすると、予算は自ずと激減するだろう? そして、定年60歳まで働く。 落ち零れは、民間同様、減給、天下りや渡りは自ずと無くなる… これが世の中の常識というものだ!!!
知らず知らずの間に水膨れのダメの国家にしてしまった。 政治家や官僚ばかりも責められないだろう? こういう政治家を長期に亘り選らん来た無頓着なな国民にも責任がある。
世直しをする絶好の機会だ・・・
厳しい事にはヘコタレナイ老い耄れである。 目標は、大きく持ちたいものである。 多くの国民もそうだろう? 

老い耄れ爺の戯言でした。  チャンチャン!!!!!    

     『 取敢えず、1200匹捕獲・・・ 』

2009-11-12 20:22:53 | Weblog
               


秋雨は丸一日降り続いた。 これはこれでいいお湿りになった。
今日は一転して天気になるという・・・ じゃが、分厚い雲が立ち込め、朝から薄暗い!
6時から交尾蜂捕獲を考えていたが、今日のような日は、6時でも薄暗い! またまた、布団に潜り込み、6時半起床。
1時間遅れの女王蜂回収となった。

山の巣を4日ほど早く入れた関係で、第1サテアンから始める事にする。
作業開始をするものの、気温は、まだ、十分に下がっていない。 ペットボトルに100匹を単位に入れる事にしているが、20~30匹も入れると騒ぎ出す。 そして、100匹入れては冷蔵庫に・・・ 此処で冷やして管理箱に収めるのである。
こんな往復を6回した所で、薄日が射し出し、サテアンは俄に騒々しくなる。 働き蜂が、yに矢鱈と絡み付く。 攻撃を加えているのである。 こんな事は判り切っているので防護服を付けている。 安全度は高まるものの、自由度が低く、作業がし難い。 でも、刺されるよりは益しだ。
サテンの半分を終えた所で、騒ぎが激しくなったので、中断した。          結局、600匹の捕獲に終わる。

それから、赤松の剪定に入る。 2年前、本職に剪定して貰ったが、今年、長雨と日照りが続き、樹が惚け、素晴らしい樹勢になった。 またまた、数年前と同じ惚け方である。 このように惚けると、剪定時間が数倍掛り、大変な作業となる。
結局、5~6時間労働で、7日も掛ってしまった!!!
そして、夫婦松が、漸く、終わる・・・

夕方まで鬱陶しい曇り空。 肌寒いので、ジャンバーに防寒着を付けての作業だった。
4時から、ジャンバーを防護服に変え、サテアンに入る。 朝より酷い状態だったが、第1サテアンの捕獲を終わる。 朝同様、100匹毎に冷蔵庫へ通う効率の悪い捕獲作業だった。
5時を過ぎると、もう帳(とばり)はスッカリ降り、暗闇に・・・ サテアンに電灯を燈す。
個別の管理箱は、氷ペットボトル入りのグリーンボックスへ収め、冬支度にした。
0℃近いので、女王蜂共は、直ちに休眠に入る。
その数、1200匹!!!      いきなりこれだけの数を捕獲したのは初めてだ!    
第2サテアンにも、5巣の巨大巣が入っている。同様、相当数居る事が推定出来、 1500匹は硬いだろう? 
明朝、上手い具合に寒ければ、引き続き、捕獲を考えている・・・

こうして、漸く、苦痛の捕獲作業が始まった。     

 

     『 冷たい雨… 』

2009-11-11 23:20:25 | Weblog
              


朝から冷たい雨が降り続いている・・・
この所、トイレ行きで、5時半に、一旦、眼が醒める。 今時の5時半は真っ暗だ。
天気が良いと冷凍鶏肝を採り出し、解凍させ、また、寝床へ行く。 今朝は土砂降りで、それどころではなかった。 また、寝床へ・・・
7時に起きたが、ドンヨリとして居て、薄暗い嫌な日だ!
合羽を着て、防護服を付け、サテアンに入る。 そして、砂糖水をくれる。
砂糖水はカラカラ!!! もう、鶏肝はほとんど齧らなくなったので、第一サテアンのみに、少し、吊るしている。

今年は面白い事を見出した。 
偶然も重なったが、第2サテアンには「コバクロ」ばかり5巣入れた。 何れも推定3~5kgの巨大巣・・・ 通いが抜群にいい。
サテアンに入れた当初、餌の齧りは奴豪いものだった。 この齧り現象が3日間続いた。 当然、砂糖水の消費量も凄い!
所が、4日目から鶏肝、赤魚等肉食系の食べ物がゼロになった。 これがどの巣も一斉にだったから驚きを隠せない! 繭化が同時進行だったのだろう?
通いは、相変わらずバンバン!!! 上蓋を開けてみると、奴豪い蜂群がワヤや飼育箱のヘバリツイテいる。 働き蜂、女王蜂、雄蜂だ! 女王蜂や雄蜂は、期の熟すのを待っている待機組みだろう・・・ 皆、黒光りしている。 思うに、巣内は、剥けた女王蜂や雄蜂で溢れているのだろう・・・ で、待機組は、ワヤの外に出る・・・
この雨が上がった小春日和の日が見ものだ! 奴豪い騒ぎになる事間違いナシ!!!

一通り砂糖水をくれ終わったが、どちらのサテアンも、勢力が良過ぎ、蜂数が多い為、砂糖水を汚し捲っている・・・ 子捨ての死んだ蜂の子、ワヤの屑等豪い騒ぎである。 閉鎖空間内の為、餌場が近過ぎ、砂糖水置き場まで持ち込んで来ている。 20年近く飼い蜂をしてきたが、こんなに汚す野郎達は初めてだ!!!
それだけ蜂群が大きいのだろう?
1回/2日、容器の洗浄をしてやらねばならない・・・

更に、付け加えるなら、閉鎖空間内に置かれた蜂群は、単独の飼育箱としては勿論の事、サテアン内部が、彼等のコロニーで、攻撃を仕掛けてくる蜂が、実、に多い!!! だから、サテアンに入る場合、防護服を常に着けねばならない!
「タカ研」のHPを見ていて、よく、刺された!刺された!!と、書かれているが、然もあり何と感じている。 閉鎖空間内も仮のコロニー?、窓から出て、初めて、解放される。 詰り、簡単に言えば、個別の飼育箱が2つ続きになっていると考えればいいだろう…
閉鎖空間内に5巣も、10巣も置けば、ヘボハウスそのものが、やや傾向は弱いものの、10巣分の飼育箱と化しているからヘボハウス内でウロチョロするとブスリと遣られる事になる!!!

その昔、寒い朝、女王蜂の回収中に何度も刺された事があり、それ以降、完全武装!防護服を付ける事にしている・・・

明朝は、幾分、寒くなるようだ。 初めての女王蜂回収をしようと思っている・・・
今年はどういう訳か?温暖な陽気続き!、女王蜂回収が出来るような冷え込みにならない!!! 温暖化現象なのだろうか?