『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

    『 「準ヘボ・サミット」の開催について!!! 』

2009-11-10 21:31:16 | Weblog
              


来る日も来る日も松の剪定・・・ 芽が積んでいるので、幾らやっても捗らない!
それでも、後少しで夫婦松1本だけが終わる!   

今日は友人のMiyazawaさんを案内して諏訪まで行って来た。 「魚露眼レンズ」を買いに・・・ yの「蟲の眼レンズ」に痛く感激し、挑戦するというのだ! 友人が、関心を持ってくれたので此方もノウハウを可能な限り提供したいと思っている・・・
帰って来たら、もう、12時近かった。
早昼を食べ、脚立に登る!!!
例に依ってラジオを聞きながらの気儘な植木職人に・・・ そして、時々、サテアンを覗く・・・ サテアンは、相変わらずの大騒動! テンワヤンワ! それに交尾ラッシュ!!!
この所、朝が暖か過ぎ、交尾蜂捕獲には向かない日が続く為、まだ、捕獲出来なんでいる・・・ クシャクシャ新聞紙からは、休眠態勢に入った交尾蜂がチラホラ覗ける・・・ もう、相当量の休眠女王蜂が休んでいる筈だ!
夕方から雨になったので、明朝、女王蜂の回収を試みて見たい。 豪い騒ぎになると思う?

さて、11/15(日)、愛知県豊田市足助町で「準ヘボ・サミット」が、開催されるという案内を会長の安藤さんから頂いた。
「ヘボ・サミット」は、数年に1回、開催されるが、「準ヘボ・サミット」は、加入団体が持ち回りで、非開催年に開催されるという事らしい・・・
午前9時開催挨拶、即、重量コンテストに入る。 お馴染の蜂狂自慢のコンクールである。 ヘボ・コンテストは、各地で行われて来たが、足助が最後という事になるだろう?
午後、記念講演がある!!!
スピーカーは、yの友人:美濃屋さんだ!!! 
美濃屋さんは知る人ぞ知る!狩りバチ研究の第一人者である。 研究への入れ込みは並の蜂狂とは懸け離れたレベルで、最近では、大型スズメバチの生態研究へ・・・と、域を広げている程だ。
今回の演題は、「“ヘボ”ちゃんの初期営巣段階に於ける諸習性と活用・・・」と、言う趣旨で、多くの蜂狂が、未だ、知られざる習性を逆利用しての飼育と今後の強制営巣への道付け(方向付け?)! について話される・・・と、いう。
yもお手伝いをする事になっているが、面白いテーマだと思うので、近隣の蜂狂さん、興味深々の蜂狂さんには、是が非でも聞いて欲しいテーマだと思う・・・
時間の許される方は、是非、足助町まで足を伸ばし、お出掛け頂けると嬉しい。

足助町には沢山の蜂狂友人が居る。 過って、ドクちゃんの誘いで出掛け、ヘボ談義をした事があるが、大勢の蜂狂さんが集まってくれた。 久し振りの再会と「へボ談義」で、再び、盛り上がる事になるでしょう? そして、あの人懐こいドクちゃんも出て来るだろう? 
  どんな「準ヘボ・サミット」になるだろう?     

     『 新兵器?紙縒り糸!!! 』

2009-11-09 20:17:40 | Weblog
              


昨日の事である・・・
極楽蜻蛉の大ファンである辰野のIchiseさんから小荷物が届いた。 何だろうと思い開けてみるとミシン糸が2巻も入っていた!
Ichiseさんからは、以前、極細のミシン糸を送ってもらった事があった。   慌ててお礼の電話を入れると、本人が出て色々な情報交換が出来た。  
「ヒラヒラ紙縒り」の糸について、数年前、ポリエステル#100糸を紹介してやった事がある。 そして、今年、この「ヘボのアルバム」で#100糸より細い糸を見付けて居る旨のカキコをした。 すると、数日して、#120糸のサンプルが送られて来た。  有難い事である。
そして、今年、この#120糸を使ってみたが、何となく毛羽立っていて、持ち込み:「尺取り虫方式」時に1~2回喰い切られた報告をした。 多分、この情報が気になっていたのだろう? 更なるアプローチをしてくれ、今回は別のメーカーの#100&#120糸、2巻を送ってくれた。
有難い事に「付け文」が入っていた。 解説を読みながら、自分なりに「キズミ」(拡大鏡)で見ると間違いなく「付け文」通りの内容だった。
何れも、撚り(撚り数)が、強く、毛羽立ちは見られなかった。  
糸を引っ張り出して見たがなかなかの出来栄え!!! 何となくいけそうな気がした。

時既に遅し、シーズン・オフに入り、実演は出来ないで居るが、理想とする「紙縒り糸」と判断した。
これから冬場、紙縒り造りをするが、来年は、①今迄通りのポリエステル#100、②ニュウ・フェイス#100糸、③ニュウ・フェイス#120糸、3種類で紙縒りを作り、齧りに対するる耐久度を比べて見たいと思っている。

経験的に、細い糸ほど効率良く飛ばす事が出来るので、#120糸は、大いに戦力になるだろう!と、確信している。 ただ、気になるのは、②、③の糸の材料がポリエステルなのか?どうか?と、いう事である。 表示を見るとライバル・メーカーなので、多分、同じだろうと推測するが、楽しみである。  

老い耄れが思うに、シーズン(“ヘボ”ちゃんの働き具合)に応じて、これ等を使い分けると「飛ばし」時、非常に効率のいい「スガレ追ひ」が出来るだろ
う!!!!! 即ち、営巣間もない頃の「スガレ追ひ」には、#120糸が満向きだ!!! 仮に、巣に持ち込んでも、直ぐに食い切り、早く戻って来てくれるからである。 更に付け加えるなら、営巣初期の頃の子蜂は、非常に働き者で、せっせ、セッセと餌運びをするので、効率の良い「スガレ追ひ」が出来る。

Ichiseさんの探究心と親切心に頭が下がる!!!  有難うさん!!!!!     来年になるが、結果は、報告しますネ・・・

     『 今年の“スガレ追ひ”・・・ 』

2009-11-08 22:16:24 | Weblog
              


あれほど啼いていた庭の「蟋蟀」、全く、啼かなくなってしまった。軒下には「蟋蟀」の死骸が横たわっている・・・
そして、先日、強風の中の透かしを最後に「スガレ追ひ」から足を洗った。
昨今は、サテアンの“ヘボ”ちゃんの餌やりと交尾の観察、赤松の剪定作業に専念している。
それでも、サテアンの交尾蜂と付き合えるだけ幸せというものだろう?

晩秋ともなると、「スガレ追ひ」の総括をしておかねばならない? まだ、早いような気もするが、先日の約束もあるので、ここいらで、少々、束ねて見たい。

先ず言える事は、今年は、蜂の巣が少なかった。 女王蜂を撒いた所には、パラパラ巣があったが、その他の所は、極めて、薄かった。
yは、年間通して遊び捲るので、行き場所は広い方だと思っている。 南は、八ヶ岳山麓、西は、広い北アルプス山系、北は、白馬・小谷辺りまで足を延ばす事がある・・・
だが、昨今、巣が激減した事もあり、高いガソリンを使って遠出する事は止めにした。 無駄使いも甚だしいからだ・・・
春先から何処に行っても巣が少なかった今年、増して、然りそのものと言えよう?

初夏、Oさんの城に招待されたが、此処は濃かった。 
飼い蜂の多くは、此処からの嫁入りで、「コバクロ」が、半分を占めていた。
それが、夏以降、多くの蜂狂が入り込み、また、「ハチクマ」が、荒らし捲り、Oさんの話だと、壊滅状態になったという・・・オマケに自然淘汰されたものもあり、「惨憺たるもんだ!」と、言っていた・・・
この濃さは、書いておかねばならないが、Oさんが山で飼育箱で飼っている賜物のだろう・・・と、考えられる。 その範囲が広すぎる感もあるが、風向きに依っては、この位の飛行も考えられる・・・

その他の所は、極めて薄く、閑古鳥が啼く始末だった! 餌に何も付かない所が多かった!!! それでも、秋になってポツポツと“ヘボ”の付く場所:新天地が、パラパラあり、自然界の広さを再認識した。

yの場合、「スガレ追ひ」は、年間通して遣るが、根こそぎ燻す事は、絶対、しない!!!
これは!!!と、言う所には残すように努めている!!!
その数をカウントして見た。 何と20巣を越える数だった。
中には、廃屋の屋根裏や壁、石垣の中、木の洞等も含まれるが、ポイント、ポイントには、残して来た。
昨今どうなっているか?確認はしていないが、多分、残ってるだろう?と、思われる。 来年の種蜂にだ!

加わうるに、今年も女王蜂を捕獲し、撒く事を予定しているので、種絶滅の安全度は幾分高まるだろう?
自然潰れは除き、飼育した24巣は、総て、種蜂の対象としている事になる・・・
サテアンの11巣は、今、豪い騒ぎになっているが、多くの子孫を輩出してくれるだろう?
こんな事を言っては娑婆の多くの蜂狂に叱られるが、yは、どうも、「ヘボ・コンテスト」なるイベントが好かない!!! 心ある蜂狂なら、多くの子孫を残すであろう巣を種蜂として残し、自然界に還元するだろうに!と、思うのだが、ドッコイ、世の中は、そう簡単の物でもない!
4㎏になった、6㎏になったと自慢話に花が咲き、“ヘボ”ちゃんへの思い遣り等微塵も感じられない? こんなイベントを繰り返し続けていると、近い将来、いや数年後、蜂狂達に竹箆(しっぺ)返しが降り掛かるだろう?
唯でさえ温暖化?が、進行する中、自然界のバランスが崩れかけ、色々な所で、unbalance が、出始めている。 絶滅危惧種の動植物の話を耳にする機会が多くなった。 偶々、であろうか? 今年、「キイジス」が、壊滅状態なのには驚いた。
気候?病気?説も考えられるが、頭の黒い天敵の乱獲の方が効いているように思えたならない? 里山の「ピンちゃん」も激減した!!! 
最近では、「仮面ライダー」まで標的になっている・・・ TV放映の為か?我も我もと言わんばかりに蜂狂が増え、取り捲り、喰い捲りし、数を減らしつつある事は、悲しい限り。。。

果たして、来年はどんな年になるだろう? “ヘボ”ちゃんには、翅があるからとはいえ、種の無い所に巣がある訳はないだろう?

今年の総括ともなると、ついつい、苦言を言いたくなる老い耄れ爺である!!!   

     『 坑道:ションベン穴について考える・・・ 』

2009-11-07 21:36:19 | Weblog
              


山の飼育巣3巣、家の飼育巣8巣、計11巣、ガラ温:Myサテアンに入れた。
今の所どれも順調に通い、多くの交尾蜂を搬出し始めた・・・ で、サテアンは、大騒ぎである。
此処までは計画通りなのであるが、元場所に行くと、巨大巣に限って残党兵:働き蜂が居る・・・
残党兵、巣箱を持ち上げる際、①.土に付いて残ったもの、②.坑道つまり蜂狂がよく言うションベン穴?に潜んで居たもの、③.朝帰りのツワモノ等が考えられる。
山の巣は、隣に1巣残して来たので、残党兵は、皆、此処へ潜り込んで居た! 家のは、総ての飼育箱を移動したので、行き場所が無い! この数には驚かされた。 で、掬う事に・・・ これを掬うのに大変だった! 掬う? 第一、宿無しでは可哀そう!!! 兵隊が多いとはいえ、貴重な戦力でもある! 幾らかでも役に立つだろうとの親心? タモで掬って飼育箱に入れてやる。 突然、宿無しになった兵隊共は必至だ! 掬っている間中yに絡んで来る・・・ 防護服に臭いがある為なのか? 異変を感じてyの周りに絡んで来るのである! 見方を変えれば、「どうしてくれたんだ! 俺も連れて行ってくれ!」と、言わんばかりに絡んで来る・・・面白い事に、yがシャガムと寄り添ってくる・・・
移動後、翌日、300~400匹近く掬ったであろうか?  実に、多いのに吃驚した。
移動時、どの巣箱も土に付いている御仁は5~10匹程度だった。 それが、この数に!!!
そして、多くの飼育箱の後には、坑道、つまり、蜂狂が俗に言う「ションベン穴」が、あった。

これ等残党兵の多くは、土に付いて居たというより、ションベン穴に入り込んで居た御仁、朝帰りの御仁と推定される?
翌日覗きに行くと、ブンブン羽ばたいている御仁、ションベン穴からゾロゾロと出入りしている御仁でごった返していた。
タモで面白いように掬える・・・ アッという間にペットボトルが一杯になる!
数回に分けて掬った。
そして、1日休み、今日、また、50匹程掬った。 今日のは、完全に、ションベン穴から出入りしていた。

坑道、つまり、ションベン穴? 何の為に開けて居るのだろう?
多くの蜂狂は逃げ道だと言うが、まさか? これは、コロニーを拡張する為の試掘道と考えられる。 自然界のコロニーや土を入れた飼育箱では、成程!と、肯けられるが、今回移動した飼育箱は、総て、空洞! それでも7~8割のコロニーがションベン穴を開けて居た! 飼育箱の空間は、まだまだ、十分あるというのに・・・
そして、毎年、不思議に思っているのだが、何処からともなく、沢山の土が飼育箱の底に存在している。 そして、出入り口や蓋等灯が毀れる隙間には、土で塗り固められている・・・ 飼育室内の明りを嫌う訳がこれで判る!!!
それにしてもコンモリ盛られた大量の土!、ションベン穴から持ち出されたものである。 夜間と雖もこのションベン穴には、沢山の働き蜂が稼いでいる事がよく解る!

思うに、土目の悪い場所にあるコロニーは、餌が十分あってもコロニーを大きく出来ない! まして、石間や木の根等あると、巣を拡大したり、餌取りをするよりションベン穴試掘に労力を使い果たして、本来の拡張工事、育児作業がとどこうる・・・ 今年は、こんな巣に、多く、出会った。

土を入れない飼育箱でも地面置きの飼育箱では、長い長いションベン穴:坑道が掘られている!!!
これには驚かされる!!!    

 


     『 飼育の効用? 』

2009-11-06 21:05:02 | Weblog
              


約束の総括も書かなければならないが、次々とハプニングが起きるので、どうしても此方が優先してしまう?

今夜は、給餌飼育と給餌無し自然飼育?の差を書いてみたい。 

給餌飼育  給餌無し自然飼育? 一体どういう事だ? それは読んで字の如くである!!!
・給餌飼育 : 移植後、家で毎日、鶏肝、烏賊、赤魚、砂糖水等フンダンに与え、人工餌主体の飼育をする。
・給餌無し自然飼育 : 飼育箱では飼うが、餌は、自然界から取らせる。
後者が飼育と言えるか?どうか、議論の分かれる所ではあるが、飼育箱で飼うので、此処では、一応、飼育として扱う。
言うまでもなく、後者は、飼育箱に黒土を入れ、山の涼しい森に放置する。 森は、針葉樹もあるが大半は闊葉樹で覆われた深い森である。

先日、山から下ろし、ガラ温:myサテアンに入れた。 サテアンは、イワチドリや長生蘭等を栽培しているガラス温室。
やや長距離輸送も手伝ったが、サテアンに入れると振動等で、大分、興奮していた。 底板を縛るロープが不十分という事もあり、サテアンに入れると底板の隙間から逃げ出した働き蜂が居た。 一瞬、ヤバイ!と、思ったが、後の祭り!!!
翌朝、閉鎖空間、ガラ温に出た働き蜂は右往左往して大騒ぎだった。 勿論、餌は前の晩から鶏肝、赤魚、烏賊、それに砂糖水を与えておいた。
餌には、眼もくれず、ガラ温内を右往左往するのみ・・・ 徐々にではあるが、砂糖水に付き出した…が、yのイメージする喰い付きでは無かった。  
右往左往する働き蜂は、その内に死ぬものも出始めた!
ヤバイ!やばい!!・・・ヤバイ!!!        交尾蜂捕獲20000匹プロジェクトが崩れるではないか? 正直、青くなった。
燻そうか?迷いも生じた位である。 働き手が居なく、幼虫や蛹が腐ると異様な臭いを発する! これを嫌ったからである。
でも、駄目元で我慢した。 その内にポツリポツリ、通い出し、鶏肝や赤魚、烏賊等も齧るし、砂糖水の味を覚え、アッという間に飲み干すようになった!
ここまで来るのに3~4日掛ってしまった。
ウウ~~~ン?    予想外の出来事である。 この移動作業が10/31。。。

11/4、4日遅れで、家の「コバクロ」を8巣、第1、2サテアンに、夫々、3巣、5巣入れる。 第1サテアンには、山の「コバクロ」がすでに3巣入れてある・・・

近い事もあり、底板を止めるロープを二重にした事も手伝い、完璧な移動が出来たが、巣箱内はパニクッテいた!!! 聞こえてくる轟音で判る。
パニクリが収まるまで、出入り口の栓:ボッチや上蓋のテープを外すのを遅らせた。

翌朝どうだろう?
ガラ温内で右往左往する働き蜂もかなり居たが、多くは、鶏肝、赤魚・烏賊等齧り捲り、砂糖水には黒山の鉢団子が出来て居た!!! 驚く事に、昨日、今日、砂糖水を5リットルも飲んでいる・・・ 中々、逞しい!  

この差は一体何だろう?
長い事飼い慣らされた給餌と自然界から厳しい餌取りを余儀なくされ、人工餌に不慣れの差と見た?
交尾蜂捕獲の為、このようにガラ温内に入れるにしてもこの落差は大きい!!!!!なぜ、大きいか? 一時でも餌不足を来すと、交尾蜂:女王蜂と雄蜂の栄養不足に影響を及ぼすからである。 これは、女王蜂の休眠期間中の栄養分不足による翌春先の死を意味している!!!

山の飼育場から入れ込んだ3巣、今では、応援部隊の3巣の餌取り合戦という影響と餌慣れで何とか回復したが、一時は、ドキドキものだった。

この分析は、「何だ!」と、思われる節もあるだろうが、閉鎖空間:ガラ温への移送という手法を採る限り、極めて重要なキーポイントで、多くの蜂狂にとって参考になるだろう?
其処で思った!!!!!
来年は、山から移す場合、家の庭先で、1~2週間、餌に慣れさせ、ガラ温に入れよう!と・・・
yの場合、「キイジス」の交尾蜂捕獲手法を完成させたいという夢があるので、このプロセスは、避けて通れない術(すべ)である!!!
   付け加えるなら、今日等、両サテアンは結婚ラッシュ!、  常時、10数組のカップルを見た。    数百のカップルが誕生した事だろう・・・ 今、クシャクシャ新聞紙の中で昏々と眠っている   

     『 ルンルン気分・・・ 』

2009-11-05 23:15:37 | Weblog
              


夕方、飼育蜂のサテアンへの移動準備をしようとしていたらMさんがヒョッコリ訪れて来た。 OB会でMさんと近況話をした所である。 その中で、カメラの話になり、NHKの写真休室に通っていると・・・ カメラは、Canonの5D-Mark Ⅱ を使い出したという・・・ そして、5Dを見せてくれるという事になった。  
Canon系レンズを何本も持っている。 これ等を 5D で試して見たいと前から思っていた。 こんなチャンスは滅多にない!!!    
予想通り、最高の画質が得られる事が判った!!!      Mさん、有難う!     そして、色々、オセ~テね・・・   
これで「蟲の眼レンズ」が構成出来れば最高なのだが?、と・・・
今年は色々買い込み過ぎたので、実現は無理だが、来年こそは????    

カメラの検討を始めると時間の経つのが早い・・・ 
外は帳が下り出した。 慌てて、飼育巣の移動に掛かる・・・
山から移動した飼育箱の移動用敷板を外そうとしたが、中々、外れない! 無理な事をすれば、折角のハチンブクちゃんを、またまた、怒らせる事になる。
仕方なくベニヤ板を切る事にした。 蛍光灯を点け、鋸を曳くものの、暗くてよく見えない。それでも5枚切り落とした。
先の山からの移動不備を反省し、ロープの掛け方、移動時の振動、出入り口の栓:濡れタオルのボッチ等々更なる工夫を凝らせ、作業に入る・・・
2つのサテアンへ3巣、5巣の運び込みだ!
板厚5㎜の合掌造りの飼育箱は重い! これに中身が加わるから、尚更、重くなる!!! 中に、メッポウ思いのが5つあった!!! 中身が3~5㎏になっている事が感じ取れた。
結局、8巣運び込むのに4時間も掛ってしまった。 時計を見ると9時半を回っていた。
ボッチの栓を開けようとしたが、巣箱はゴーゴーの響き!!!!!
今、開けると、山の巣の二の舞になる? 鎮まるまで待つ事にした。

最後の詰めの作業は11時から始める・・・ 懐中電灯を使っての作業は、大変だ!
夜鍋作業、倅に笑われた!!!       アハハ・・・

今朝見ると、2つのサテアンは、ゴーゴーの爆音で唸ったいた。 働き蜂、雄蜂、女王蜂が入り乱れ、両サテアン共数万匹のハチンブクちゃんで豪い騒ぎになっていた。 9時半には、交尾番(つがい)がチラホラ見られた!
そしてそして、一番心配した餌の摂取!、今回は抜群に上手くいっている!!!
?????
老い耄れ爺、山の巣の移動と比較しての大きな差に疑問を持つ!!!!!
何故だろう?
松の手入れをしながら考え続けた。。。 そして、一つの推論を建てた。     
この件(くだり)は、明日、種明かししたいと思っている・・・
何れにして、上出来!!!、朝から鶏肝は齧るは!、砂糖水は、5リッターも飲んだ!        
昨夜の移動で怒り捲っていたので、相当量のエネルギーを費やしたのだろう・・・ その上、蓋を開けて見ると、新婚旅行組予備軍が、箱の内側やワヤにビッシリ付いていた!!! 近々、出立の旅に出るのだろう? 夥しい数だ!!!
例年、第一の山は、11/15頃来るが、この時、サテアン内は奴豪い数になるだろう・・・
1年で、一番、興奮する時期を迎える。。。 そして、蜂狂冥利に尽きる時でもある。。。    


     『 チャンチャカチャァ~~~ん! 交尾ショー始まる!!! 』

2009-11-05 00:54:01 | Weblog
              


此処2日続きの冷気がトリガーとなってハンを押したように交尾が始まった!!!       バタバタである!!! そして、この日は、決まって、11/4~5頃に当たるから不思議だ!!!
何故、このようにジャスト・イン・タイムで交尾期が始まるのか?不思議でならないが、これにはある法則があるように思える?
  法則?  
その法則とは、先にも書いたように冷気という刺激材が必要なのだ。 yの観測だと、毎年、文化の日頃強い寒気が遣って来る。 “ヘボ”ちゃんの交尾期も然る事ながら、yの家には子供が小学校卒業記念に植えた柿木がある。 これが巨木になり、毎年、実をタワワニ付ける。 この柿捥ぎ作業をやらされている。 偶々、“ヘボ”ちゃんの交尾開始期と重なりオロオロさせられている・・・     実は、柿捥ぎ、大変な作業だ! ご存知だろうが?、柿捥ぎは、強霜が来て葉が落ちないと苦戦する。 唯でさえ大変な作業、葉が付いていると悪戦苦闘する。 オマケに、霜が降りる時点にならないと赤く熟さない。
昨日、一昨日の強霜で、柿の葉が一気に落ちた。
柿の葉が落ちる! “ヘボ”ちゃんの交尾が始まる! 今日は、丁度その日だった。

OB会から朝帰り・・・ “ヘボ”ちゃんに餌をやると同時にサテアンを覗いた。
オ~~お~~、寒気の後の小春日和、サテアンの中は暖かい! 山から降ろして以来、通いが、若干、鈍くなり、正直、ガックリ来ていた矢先の交尾、元気を与えてくれた。
スケベ爺、毎度の事ながら、サテアンに入り、天井を見渡す・・・ アッチでも、コッチでも!!! “ヘボ”ちゃんと雖も神秘の世界に曝される・・・
今日は、何組のカップルが結ばれたか?知る由もないが、大満足である!!!
“ヘボ”飼育、1年の報いを感じた。    
庭の飼育箱を見ると、今日は、雄蜂が離巣し出していた。 飼育巣も、略、交尾期がリンクしているようだ?
雄蜂の離巣を見て、飼育巣をサテアンに入れる時期が来た!と、判断!!!
赤松の剪定をしながら作戦を考える・・・  さてさて、どのようなドラマが展開されたであろうか? 8巣、総て、入れるとなると、これまた、大変な作業である。 

奮闘作業振りは、明日、詳細に書く事にしよう・・・    夜遅くまで掛かったので疲れたァ~~~  で、カキコもこんな時間帯になる!

     『 準備万端!!! 』

2009-11-04 09:20:03 | Weblog
              


昨日は、年一回のOB会があった。
昨年、公民館長を仰せつかり町の仕事:文化祭、敬老祝賀会等で重なり出席出来なかった。 「今年は!」と、出る事にした。
時間的に中途半端だったので、ガラ温に入り込み交尾蜂捕獲の準備をした。 準備? クシャクシャ新聞紙のセットである。 画像で、四隅に吊るしたクシャクシャ新聞紙が確認出来るだろうか?
一見簡単のようであるが、新聞紙にして、凡そ、100枚!、これを吊るしたり、セットするのに4時間近くも掛ってしまった。
近日中に、家の飼い巣8巣も入れようと思っている・・・

昨日の朝、此処、松本平も零下1℃まで下がった。 そして、1日中寒かった。 朝の内、ヘボちゃんの通いは鈍く、その内に砂糖水に群がった。
肉系の食事、かなりトーンダウンした。 
長年の経験で、暖かい晩秋が続き、一気に寒気が訪れると、主食概念が変わる。 即ち、炭水化物系統が主体になるのである。
御存知だろうが、山中では、松の葉から出る密、栗や楢等に着くアブラムシの甘露に集まる!!! アブラムシの甘露?言うなればアブラムシのオシッコ:排泄物である。 これが、実に、甘い!!! これには砂糖水以上に魅力を感ずるようだ! 濃縮凝縮されているのだ!
この現象を、中々、捉えられないので、多くの蜂狂は知らないだけである。
こんな状況を横目で見ながらの作業だった。

OB会には24~5人集まった。
平平凡凡の集いで、マンネリ化しつつある? 旧知が年1回集まり健康を確認し合うのも結構だが、これでは費用多くして実入りが少ない?
比較しては何だが、先日の悪餓鬼の同級会の方が、遥かに収穫があった。 収穫というより、アイツに?、○○ちゃんに?こんな隠れた裏技が?等々知られざる秘密兵器にハートを打たれ刺激・鼓舞するものが多かった。
昨夜は、何となくワイワイガヤガヤ?錚々たるあれだけの知識集団がこれでは? と、一寸、寂しかった。 否?、この程度の仲間だったのか?と・・・ガッカリもした。      

周りから多くを期待しても仕方ない! yは、わが道を行くゾ~~~    

今朝の冷え込みは、今晩秋一番だった。 帰って来て“ヘボ”ちゃんの出入り口を覗き込んだが、通いが無かった。その位冷え込んだ! -3~4℃になっただろう?
この冷気に刺激されて、「軍」:シダクロは、最後の活躍時期を迎える。 交尾ショーである!!!!!交尾ショーは、急激な寒気がトリガーとなっているようだ!
さてさて、幾らか暖かくなって来た。 仕事に掛かろうか? 赤松の剪定だ・・・   

     『 強風が、吹き荒れた!!! 』

2009-11-02 21:54:33 | Weblog
              


滔々、11月になった。    
9~10月、懲りもせず山遊びをした。 今年の信州は、“ヘボ”ちゃんが不作で、何処に行っても遊べる雰囲気ではなかった。     而して、勢い、新天地を開拓するしか道が無かった。 将来、有望な山系を幾つか見い出したのが財産だろうか?  女王蜂蜂放の候補地!!!

この2~3日遊んだ場所もその一つである。
今日は、午後から雨という天気予報。 朝からノンビリ、国会中継を聞き出した。
が、何となく迫力に欠ける! そして、落ち着かない?    
雨も来ない? 早昼を食べ、山に出掛ける事にした。 健康維持と○○病?だから致し方ない!      
山に着くなり「こりゃァ~、駄目だ!」と、思った。     物凄い強風が吹き荒れていた。 この強風に木の葉や唐松の葉が吹っ飛ばされ、歩くのも辛い。 一旦、餌を付け掛けたが、余りの強風、一旦は断念した。 しかし、折角、来たのだから・・・と。 思い直して引き返す。 
点々と餌を撒きながら一昨日の続きを・・・
物凄い強風だったが、透かしは怠らない? 山中を歩き出して2~3分、木の葉や唐松の葉と飛ぶ物体を見た? 所謂「通し」である。
何が何だか正体は判らないが、物体は“ヘボ”ちゃんと見た?   20~30歩歩いて覗き込むと、バンバンの出入り!!! この時期、この天候にしては上々の通い!「コバクロ」だ。 こんな天候でこうも巧く見付ける事も珍しい! 滅多にある事ではない? 

  決断は早い! これは燻さない事にした。    今年、こんな巣が、一体、何個あったのだろう?    
明日、この件について総括して見たい!!!
その先、10個程餌を撒いたが、余りの強風!!! 断念した。    “ヘボ”ちゃんが付いたのに惜しまれる・・・

まだまだ、時間は早い! それから車を飛ばし、再度、山の巣の点検に出掛けた。
強風と寒さにも拘らず、いい通いをしていた。    
今日の持ち合わせカメラは、Ricoh GX 100 。 このカメラは、近接撮影に強い! これで、「通い」の一部撮影を試みた。 出入り口にコビリ付いての撮影である。 残念ながら、フォーカスが遅いので、チャンスと思いきや?“ヘボ”ちゃんは、通過後である。 それでも何枚か、ソコソコの写真が撮れた。 つい1~2年前まで想像も出来ない画像である。 この程度の画像を撮るのに、一体、何年掛った事だろう・・・ そして、180㎜マクロ・レンズまで購入して来たのである。 こんな高価なレンズを使ってもこうは、なかなか、撮れない!!!     
カメラ技術の進歩が覗える・・・

今日の強風は、滔々、雨を齎した。 霙交じりの冷たい雨に。
夕方、餌を与え出したが、凍える程の寒さだった。 そして、霙が昏々と降り続いている。

     『 まだ、活躍する“仮面ライダー”・・・ 』

2009-11-01 23:01:32 | Weblog
               


一昨日の事である。
狙いを付けた方角に付けた赤魚にデッカイものが付いている・・・ 何だろう?と、近く寄ってみると、何と何と「仮面ライダー」だった。     「仮面ライダー」が、死に餌:赤魚に付く事は数年前経験していたので、別に驚きもしなかったが、驚いたのは、寧ろ、時期だ!、晩秋のこの時期に・・・・・・
そして、「スガレ追ひ」をしていると真後から、一際、低音の響き?爆撃音、「仮面ライダー」の女王蜂が飛び立って行った。 そして、日向では上空に「仮面ライダー」の雄蜂が数匹旋回していた。 どうやら近くに巣があると見た。
「仮面ライダー」の「蜂追ひ」は、今年、和尚さんに手解きを受け、略、理解出来たが、まだ、一人でやるには腰が引ける!   

同じように、やや離れた別の場所だったが、矢張り、赤魚を齧っていた。
コイツ等、アカンバチ同様、早生種だと踏んでいたが、10月下旬になっても赤魚を齧る所を見ると、まだまだ、幼虫が居る事を示している。
何れも椚・楢林だった。 幹は、何者かに齧られ、最盛期、相当量の樹液を出していた事を物語っている・・・ カミキリムシやカブトムシの仲間だろう?
来年、チャンスがあったら、此処で「仮面ライダー追ひ」を・・・なんてスケベ根性を起こした・・・

「仮面ライダー」!、コイツ等、大食感だろう?と、踏んでいた。何をハントしているのだろう?興味がある!!!  コイツ等をよく見かける場所は、決まって椚・楢林! メインの主食は、どうやら樹液のようだ! 草叢等でハンティングをしている所を見た事が無い! 同じように、「チャイロスズメバチ」も然りだ! アカンバチは雑食性? 何でも喰らい付くが、「仮面ライダー」や「チャイロスズメバチ」は、気位が高いのか?少々、系統の異なる大型スズメバチの気がする。 鷹揚で、物怖じしない? ワヤの底が閉じていない事を見ても「俺らは強いんだ!掛れるものなら掛って来い!」言わんばかりの振る舞い振りである。   

それにしても、一昨日、背中の上で低音の爆音を轟かせて飛び立っていった「仮面ライダー」、瞬間、身を屈めてその場を退いた。。。
そんな訳で、此処にきて、新フィールドを幾つも開拓した・・・   エヘヘ… 
  
こんな遊びが出来るのも残り少なくなって来た。 
「スガレ追ひ」に代わる時間潰しの策として、先日から、来春用に「イワチドリ」のバイオ球根を仕入れている・・・ これは!と、いう種類をオーダーすると、金額が嵩む! 1瓶が10000~20000円のオーダーだから迂闊には動けない・・・ 暇潰しには素晴らしい術と思うが?金食い虫?これには、怱々、付いていけない・・・   
その苗球根が、今日、届いた。。。 メインは、「イワチドリ」の奇形花だが、どんな花が咲くのだろう? 来春~再来春が待ち通しい・・・