『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『 盆明けの噴き上げ!!! 』

2009-08-20 20:16:11 | Weblog
             


五月蠅くもあり、可愛くもあり、老い耄れ爺を癒してくれた孫娘達が婆に連れられて帰ってしまった。  
シ~~~ン!!!
まるで火が消えたみたいだ!!!    
昨年は上の小学生だけだったのでそれ程にも感じなかったが、今年は3歳児も加わり大変さは二乗か三乗状態だった。 それ程賑やかさが違う!!!
今日、駅まで送り、握手をして別れた・・・ また、何時でもオイデヨ!!!と・・・   

さて、孫娘が居なくなると、また、刈込を少々しなくてはならない。2日もあれば終わるだろう?
午後から時間がタップリ採れた。 地元の高校がベスト8を掛けて戦うのでTVに齧り付いた。 何となく頼りない! もう初回にエラーがらみで5点も取られてしまった。 その後、押しに押し!、同点、もしや?と思った途端にまたまた、腰砕け! 見ていて、守りが正直過ぎる。 若かりし頃、野球は相当やったので、相手の心理状態を掴むのが巧くなった。 寧ろ、心理作戦と考えた方がいい!!!
要は相手の嫌がる事を仕組めば流れは自ずと此方のペースとなる・・・
スポーツは大体そのようになっている。 要は頭を使うと言う事だ。
どうも地元高校は、これが出来ていなかった? で、正直、惜しいと思った・・・

最近は家にいる時間が多いので、“ヘボ”ちゃんに遣る餌は午前と午後にしている。 若干面倒臭いが、この方が新鮮な餌を与える事が出来る。
押し並べて日中30℃近くになるので、この時間帯は通いがガタ落ちになる。 そして、餌が乾いてしまい、腐敗、匂い出す!!!
このような餌は幾らあっても喰ってくれない!!! 出来たら、少量づつ与えるのが理想だが、そうもいかない!!! で、2回としている。
4時を回ると、どのコロニーも物凄い通いになる。 中にはカウント不能!、噴き上がっているコロニーがある。 山の飼育蜂は別にして、10/15巣になった。
残り5/15も悪い訳ではないが噴き上がりが若干少ない気がする。 夕方、実に凄かった!!!!!
与えた鶏肝がアッと言う間に無くなった。   砂糖水も、毎日、2リットルも飲んでいる。 思うに、砂糖水の効用は大きい!!! 野外で、昆虫酒場やアブラムシのケツに集まる訳が判る。
この時期にしては奴豪い通いとなっているが、これから急激に大きくなるだろう?・・・ 
これ等噴き上がりのコロ二ーは、日増しに多くなっている・・・

     『 商魂逞しい農園? 』

2009-08-20 01:01:23 | Weblog
              


長い事老い耄れ爺と遊んでくれた孫娘達は、明日、婆に連れられて東京へ帰ってしまう!  田舎での夏休みは最後の日となってしまった。
前々から昨年同様ブルベリー・ピッキングに連れて行ってやろうと思っていた。 そして、本人達も希望していた!   
そこで、最後に日となってしまったが、出掛ける事にした。 昨年、出向いた近くの農園である。
道を間違えながら、漸く、辿り着いた。 
「あの~~~、ブルベリー・ピッキングをしたのですが?・・・・」、「ブルーベリーは、シーズが終りもう終わりです。 それでも入りたいなら入園料を払えば入れます!!!」と来た。 
お上なのか?アルバイトなのか?オバさんだった!!!    
?????
素っ気のない応対である? ピッキングが出来ないのに入園料を取るとはどういう事なんだろう???
「ブルーベリーが無いのに入園料を取るんですか?」
「だから言ったでしょう! ブルーベリーは終わりで、殆ど採れないが、それでもいいなら入場料を払って貰えればどうぞ!・・・」
何たる魂胆の農園なんだろう?  頭にカチンと来た!!!!!      
昨年は、園主が居て、終焉を迎えていたブルーベリー、それでもズラズラ成りに成っていた。 取り過ぎて、金を払う段階になり10000数千円を払う羽目になった!
でも、終わりだからといい入園料はタダだった。
それがどうだろう? 今年は、木に殆ど何も付いていない状態でも入園料を取っての商売とは!!!!! 幾ら厳しい農園経営と雖も?
呆れ返った!!!!!      こんな農園に2度と来るもんか!!!

近くには、多くのブルーベリー農園があったが、何処も閉園していた。
仕方なく、脚を伸ばし、西瓜を買う事にした。 孫娘達が大好きな西瓜!!!
JAハイランド直系の販売所である。 此処の西瓜は高いが、日本一美味いと言われる名産品である。 明日帰るので、帰った頃着くように手配した。
試食の西瓜があり、子供達は幾つも頬ばっていた・・・   

今日は行き成り胸糞悪い農園に当たり、憤慨し、腹が減った。 お昼近くになったので、珈琲哲学に立ち寄り、孫娘達が大好きなピザを食べさせた。 大喜びである・・・ 
家に帰ると、庭に仕掛けて置いたミニ・プールが丁度いい水温になっていた。
子供達は、此処に飛び込み、またまた、大喜び!!!
その後、疲れたのか?寝込んでしまった・・・

夏休み中、お風呂やシャワーを浴びせるのは老い耄れ爺の役目!、シャワーを浴びながら、上の孫娘「 お爺ちゃん、今日の農園は酷かったね!」と、ポツンと言った。 子供にも酷い商売をする農園と採れたようだ? この言葉に救われた思いがした・・・
世の中には常識と言うものがある。 常識を逸脱した商いは、何をさておいても長続きしない! 悪徳商法紛いの商い?早く気が付けばいいのだが・・・
yは、戦中派の人間で、厳しい躾の両親に育てられた。 戦中派の人間の多くは皆そうだろう?と、想像する。 だから性格も潔癖無垢?ルールに厳しい? 現役時代も厳格で通した固物! 言うなれば融通が効かない? だが、今、考えて見ると、これは、企業に多くの利益を齎していたように思える? 要領良く立ち回るのが嫌いで、悪徳上司には幾度となく喰いついたものだ! 今日の多くの高級官僚や役人、企業の出鱈目重役?の悪行にもに通じる所がある。最近、マスコミを賑しているが、何れもチャランプラン人間の成せる技と見ている・・・ こういうのを見ると無性に腹立つ!!!
大体、スタート時点から空噛み合いになっているケースが多い!!! 誤魔化し通せる訳がないのである。。。 嫌な世の中だなァ~~~

ア~~~ア、嫌な事を書いてしまった。。。         

     『 完全嵌合体(かんぜんかんごうたい)?・・・ 』

2009-08-18 22:12:42 | Weblog
              


孫娘達は婆に曳かれて皮膚科のお医者さんに連れて行かれた。 蚊や蚋に刺され、痒いので掻く! 其処が化膿したり、腫れたりしている。
最近、藪蚊が爆発的に増え、手に負えない!!! 「蚊に喰われるから外に出るな!」と、言っても聞き分けられるような娘達ではない!!! 喰われても喰われても外に出たがる・・・ 滅法ガッタ娘である!!!!!   
医者通いとなるとカキコの題材がガタ減りとなってしまう。   

飼い蜂は、日増しに噴き上がり、豪い剣幕であるが、これは梅雨が長かったので、何処の蜂狂の家でも同じだろう? 但し、餌をフンダンに与えているという条件が付く?
噴き上がっている飼い蜂の事を書いてもそれ程の興味も湧かない? のでは?・・・


先日、安曇野アルプス公園へ行った折、昆虫展を見て来た。 そして、そこで、大勉強をした。 今まで聞いた事もなかった「完全嵌合体」と言う稀に見られる「オオクワガタ」の雌雄同体の標本だった。    
知っていると幾らか利口になった気分になるので解説しておこう…

< 完全嵌合体(かんぜんかんごうたい) : モザイク >
昆虫、クモ、雲丹等で受精期の段階で異常な細胞分裂をして、極々稀に、雌雄同体の個体が生まれる事がある・・・ 完全に、体の半分が雄で、半分が雌である!!!!!   
昆虫展には、「オオクワガタ」と「蝶」の標本が飾られていたが、始めて見る驚きの絶品だった。  
解説に依ると、1/200,000体に一体出るか?否か?の世界。。。。。 標本収集家は宝物扱いしている。
添付写真で判読出来るだろうが?奇異と言う他はない!
付き添いの芸術員曰く「 この個体は、完全に雄と雌の性器が確認されていると!!!!!」と・・・ 外見は完全に体の半分から雌雄が分かれ何とも言えない容態だった。

標本収集家は、これを求めて飛び歩いている・・・と、言うが、頷ける気がした!!!

参考までに、雉(きじ)にも、時々、このモザイクが現れるらしい?    

     『 時計組み立て体験・・・ 』

2009-08-18 00:18:45 | Weblog
             


諏訪地方は、一頃、東洋のスイスと言われた事があったが、その謂われの通り「物造り」に関する関心度としては世界一だろう・・・
一頃よりは、大分、知名度は落ちた?かも知れないが、その片鱗は今現在でも健在である。 中山道の宿場町で有名な下諏訪町に「儀象堂」というお店があり、変わった時計の販売と併せて時計組み立て体験コースがあり、非常に好評を博している。 時計組立は、ウォッチとクロック、両方が出来る・・・
これは、先に体験した「オルゴール」と併せ、精密機器物造り体験コースとして双璧をなしており一見に値する!!!!!

yは、幼い頃より物造りに興味があり、家にある置き時計や玩具、バリカン等機械物と名付けられるものは片っ端から分解、挙句の果てに壊してきた・・・ だから、機械物(メカ)は好きだ!
デカイ事を言うようだが、日本国は、物造り立国として経済発展を遂げ、その名を世界中に知らしめ、今でも君臨している。 物造りなくして今日の繁栄は考えられなかった。 そして、これからも物造りに傾注せざるを得ないだろうと考える・・・ 物造りは、日本の経済の基本的生命線を担っていると考えている。 だから、国策としても、もっと重点的にこれからどうあるべきか?模索しなければならない?と、思っている一人である。

講釈は兎も角として、孫娘達に時計組み立て体験コースをさせてやろう?・・・  、と、前々から考えていた。 切り出して見ると、「行きたい!」  と、言う・・・
早速、儀象堂に電話を入れ、その詳細把握と予約を入れた。 一日延びてしまったが、その日が今日・・・
孫娘達を車に乗せ、高速を飛ばした。 30分程で儀象堂に着く。
儀象堂の宣伝を少々・・・   
クラシックな建物にかなり大勢のスタッフが居て、受付から指導まで完璧にこなしていた。 時計組み立ては「クロック」の部と「ウォッチ」の部があり、何れでも希望通りチョイス出来る・・・ 展示されている時計も品数が多く、色々な物を買う事も出来る。 そして、今日は、3歳のチビちゃんが居たので拝見しなかったが、時計博物館も備えている。
孫娘達の希望は、「クロック」の組み立てだった。 
靴をスリッパ、防塵着と帽子を着け、作業台に座る。孫娘達は何が起こるのか?と、神妙な顔をしている。   昔懐かしい時計組み立て作業ベンチである。 専任の先生が何人も居て、個人レッスン見たい! 
若かりし頃、或る会社に勤めていたが、その頃居た懐かしい人達が先生で指導に当たっていた!!! ほんの一瞬だったが、握手、昔話を交わし、時計全盛時代を懐かしむ・・・
オバちゃん先生、手際良く3歳と小学2年生に組み立てを手解きしてくれる・・・   
3歳の子には少々キツカッタようだが、小学生はスイスとこなしていた!!!!!    
クォーツ・クロックだったが、合理化設計されていて、組み立ても単純明快だった!
45分程で出来上がる・・・  先生に「有難う!」のお礼を言う・・・
それから、文字盤に、思い思いのデザインを付けて行く!!! 書き込みOK、ビーズや小間物の貼り付けを・・・ これからは先生なし!!!  独創性発揮の場である!
二人共、かなり気に入ったようだ!!! 2時間程で、お気に入りのオリジナル・クロックになった。     
二人共大事そうに抱え、車に乗り込む・・・
家に帰ってからも、お婆ちゃんに見せた後、大事そうに持ち歩いてた。 今は、床の間に鎮座している・・・ 数日後には、自分の勉強机に鎮座する事でしょう・・・ @2000円そこそこの体験コースだったが、子供達に物造りの大切さを教え込むには満向きの勉強の場! 安い上に物造りに接する大切さを知る貴重なコースだ!と・・・
是非、お勧めしたい!!! 奏鳴館のオルゴール体験コースも良かった。 物造り体験の双璧だろう・・・
近々、ウォッチのコースも体験させてやりたい!!!      

孫娘達、色々な体験を通し、成長して欲しいものである。。。    

     『 安曇野アルプス公園 』

2009-08-16 22:11:42 | Weblog
             


当分の間、孫娘のお守が続く・・・ いや、お守をされているのかも知れない?    
今日は、諏訪の儀鐘堂で時計作り体験コースに行く予定で居た・・・が、市民タイムスに毎日曜日毎に安曇野アルプス公園で、鱒掴み~塩焼きコースがあると言うので、急遽予定を変更した。
11時から100名限定というので、早めの出立にした。
途中で握り飯を買う! そして、10時半に安曇野アルプス公園に着いた。 急いで、入場券を買い、鱒掴みの会場に急ぐ… 其処には、両親に連れられたチビッコがワンサカ居た・・・ 豪い数だ!   
入場開始までに30分ほど時間があるので、日陰の休み場を確保すると同時に、皆でアイスクリームを突く・・・
ここからの眺めは最高で、目の前に常念岳、蝶ヶ岳、燕が、クッキリと見え、遥か彼方には、美ヶ原、尻出し山が浮き出るように見えた。尻出し山は、来る車中婆から教わったお尻のようなポッコリが2つある山で、見るからにソックリだった。 これを聞いていた孫娘達は可笑しい!!!と、言って笑いこけていた・・・

程なくして、鱒掴みイベントが始める。 一寸した油断で、番手は72、3番だった。 子供達はキャァ~キャァ~言って、網桶で追い回し出した。
待つ事30分!!!
我孫娘達に順番が回って来た。 小学校2年生の子は兎も角として、3歳の娘は、最初から無理だと思っていたが、チャレンジさせた。 見ていると、岸に寄ったのを囲い込んだ! Nanaseヤルナぁ~~~~   
そして、網桶に追い込み出した。が、引っ込み思案の孫娘、上手く追い込めない!!! 「爺掴んで~~~」と、言い出す。 もう捕まえたのも同然!!! 一寸手を添えながらサポートしてやると網桶に入り込んだ! 嬉しそうな顔だった!!!
時同じくして、姉娘も網桶に入れて来た。 簡単過ぎだったようで、二人共、物足りないらしい? 「もう一回やらせて~~~」と来た。だが、規則が一人1匹と相なっているので、これを制し、料理場へ・・・ 其処には、ハラバタを外してくれるオジサン達が居て、炭火まで用意されていた・・・
10分と経たない内にコンガリと美味しそうに焼けた。

日陰で食べる事にしたが、孫娘達は箸を付けようとしない!!! 少しテイストさせたが、粗方は爺婆で御馳走になった。 子供達は、専ら、ソフト・ドリンク専門!!!

この公園は実に広い!!! 国交省が主管して作った国立の公園で、人気も高く、何時行っても超満員だ!!! 最近、大町・松川地区に同様アルプス公園が出来たと聞いているが、此方は、更に、広いらしい!!!    
県外車が多いのには驚いた。 

今日は色々な催し物が開催されていたが、「大昆虫展」「理科教室」の観察会は圧巻だった。
ここで孫娘達は、色々な体験をした。 暑い日だったので、疲れただろう・・・ それに託けて、甘い婆にオネダリばかり・・・ 色々なお土産を手にして御満悦だった!!!
此方の方は兎も角として、子連れでなくても、大分楽しめる大公園である。 機会があったら入園される事をお勧めする・・・ 何か感じる所があるだろう・・・

帰ると同時に、“ヘボ”ちゃんに新しい餌を与えたが、新鮮なものをチョクチョク与えれば、非常によく齧るようになってきた。。。 砂糖水も2リッター近く飲み干している・・・ 併せて、アカンバチやコガタスズメが飛来するようになってきた・・・

     『 自然界の営み・・・④ 』

2009-08-15 22:56:47 | Weblog
               


8/15は、終戦記念日であると同時に、yの生まれ故郷では、昔から湖上祭:諏訪湖花火大会が行われている・・・
今年の湖上祭は、不景気風をブッ飛ばすようにと!、企業献金が7000万円にもなり、盛大な花火大会になったようだ? 
これまで、気が向いた時、時折、出掛ける事があったが、人込みは好みではない!

午前中、反対方向に孫娘達を連れ立ち、穂高陶芸教室へ行って来た。    
昨年も出向いたが、y自身、陶芸は初めてで大変いい経験をした。 小学2年生になる孫娘は、矢張り、良い記憶を残していて、陶芸教室をセガンだ。   
陶芸指導と500grの粘土を貰い、焼き上げまで付いての体験教室、@1800円は今時にしては大変魅力あるものだと感心している。
挑戦者は、小学2年生と3歳になる孫娘・・・ 爺婆は、傍らで見ていた。
両者共、昨年よりは格段の知恵が付き、コーヒー・カップやお皿、亀や猫の皿、烏賊や金魚の箸置き等々13点も作り、御満悦だった。   
先生も非常に教え方が上手で、褒めてばかりいる。 生徒は乗せられてツイツイその気になる・・・ 今回は、サポート、オンリーだったが、機会を作り単独行動を起こして見たい・・・と、思った。 1ヵ月後に焼き上がった作品が届けられる・・・    

帰り道、美味しいラーメンを食べさせて貰い、孫娘達は、御満悦だった。

さて、本論に入りたいが、今日のカキコは、「ベッコウハナアブ」である。
コイツは、明らかに寄生昆虫だが、コロニーに勢力がある内は、際立った弊害を感じない?不思議な存在の寄生昆虫である。    
何故そうなのか?

今年は、ベッコウハナアブの当たり年だった。 掘り上げるどの巣からもワヤの上層部に卵の存在を確認した。 そして、掘り上げようとすると、巣穴の近傍にコイツがウロツイテいた。。。
取り分け、Oさんの城にはコイツが多く、中にはコビリ付くような大量の産卵を見た。このような場合、骨箱に収容後、取れるもは、総て、外して来たが、家の周りでも、時折、観察している・・・
晩秋、飼い蜂に着いたベッコウハナアブは、総て、薬で殺害しているので、家の周りでの発生は考え難いが?、毎年、存在を確認している。
確認した訳ではないが、話に依ると、餌取りや巣材取りの働き蜂を見付け、別格、感度良く発達させた嗅覚で働き蜂を追跡、巣の在処を見付けるのだと言う・・・
不思議でならないのは、コイツと“ヘボ”の因果関係? コイツ、ノソノソと巣穴に近付き、惚けた振りをしてスルスルと巣穴に入り込んで行く・・・
コロニーは、別段、パニックになる訳でもなく、コイツの侵入を容認しているかに見える? 思うに、初期の段階、“ヘボ”ちゃんが出す老廃物の掃除屋としてのメリットを上手く利用しているかのようにさえ見える? 事実、老廃物は邪魔の物で、掃除屋が処理してくれると有難いようにも感じられる・・・
こんな状態が晩秋まで続くと、ベッコウハナアブは、不気味な形相を呈し、ゾロゾロとコロニーの底辺部で成長を続ける。
そして、コロニーが終焉を迎え出すと、巣内に入り込み残存した幼虫や蛹を食し出す。      勿論、不幸にも半ばにして挫折したコロ二ーは、コイツの餌となる・・・
これを見て、ベッコウアナアブは害虫寄生虫だと言う人が居るが、プロセスが、若干、違っているようだ?
何れにしても、終焉時はコイツの餌食になるので、嫌う人は多い!!!!! 嫌われる一番の原因は、あの汚らしい、イカガワシイ形相かも知れない? 
yも嫌いだ!!!    

だが、吾木香等秋の草花の蜜を吸っているベッコウハナアブは、何となく長閑でいいもんだ! 
寧ろ、“ヘボ”ちゃん等居なく、コロニーに肖れ無かったベッコウハナアブの一生は、どんな生活形態を辿っているのだろう? 気になる所である・・・

     『 自然界の営み・・・③ 』

2009-08-14 22:33:09 | Weblog
             


孫娘達の両親は、二人の孫娘を爺婆に託し帰って行った・・・   
別段寂しがる訳でもなく、二人共元気でいる。 見送りと同時に、孫娘2人を近くの里山へ蜻蛉取りに連れ出した。 里山は2か所を渡り歩いた。
最初の場所は、アキアカネやシオカラトンボ、それに赤トンボ、オニヤンマが沢山居た。 捕虫網は、Oさんが見付け出した網で、頗る快適な網である。    網袋が深いので、昆虫を捕まえるには好都合だ。 網首の強度も高い。 この網を1本づつ持たせた。
姉の方は昨年の経験があるので、快適に飛ばす。 捕獲のノウハウを教えるとビシバシ捕まえられるようになった。 妹は、上手く捕まえられないといい、メソメソし出す・・・   見ていると、同じ釜の飯を食っている筈の姉妹でも性格が、全然、違う。  
姉は、非常に積極的、心配するほど何処へでもドンドン入り込む。 サンダルは泥だらけに、そして、蜻蛉や蛙を手掴みに出来る。 が、妹は、マルッキリの昆虫嫌い!!! 蜻蛉を掴む事が出来ない! 蚋が目に入ったといい泣き出す。 その上、マルッキリ消極的!     
ラムネを飲みながらムスビを齧る。 そして、K師匠が送ってくれた「鈴焼」を頬ばる・・・  紀州の銘菓!!! 鈴の形をしたカステラ! 婆が入れてくれたものであるが、お腹が空いていたと見え、その内に奪い合いで頬ばり出した。   
蜻蛉取りも面白いが、この児達の行動を見ているのも面白い!!!

場所を替えて見た。
今度は泥濘が無いので、安心してホッテおける。 妹娘が蜻蛉捕獲に成功した。 この喜びようときたら・・・ カメラに収めたかったが、ウッカリ忘れてきた。。。 自分で拍手をしての喜びようだった!!!     5~6回、この拍手を見た。
奏功している内に、姉娘が、おツルミさんを捕まえたといい、頓狂な声を張り上げ、大喜び!!! それが、何と、あのスバシコイ、シオカラトンボだった。
こんな蜻蛉取り光景が4時まで続いた。。。
(画像は、孫娘が撮ったオニヤンマ。写真まで自分でやりたがる!超積極派レディーである?)

家に帰り、婆に見せ、庭に放す・・・ 一時的の捕獲にせよ、トンボのダメージは大きかった。 
そして、シャワーは爺の役目。 何時も御指名の御風呂係だ!!!     

さて、寄生昆虫の第3話は、「蟻ゴ」である。
今年も生掘りを30数回行ったが、例年に洩れず、“ヘボ”ちゃんの営巣場所の直ぐ上に巣食っているミズアリを見続けてきた・・・     何故なのか?営巣場所の真上に位置して居やがる? ミズアリは赤い場合もあるが黒い場合もある。 が、小蟻である事には違いない。
多くの蜂狂さん、この現実を観察しているに違いない!
これまで、彼等と“ヘボ”ちゃんとの因果関係を気にして来たが、どうやら廃巣を迎えた時期、御馳走に肖るが為の戦略ではないか?と思うようになった。
その証拠が、今年、Just in time で把握出来た。   
Oさんと蜂追いを始めた7月初旬。
Oさんの城での出来事だった。 一週間前、小川の川淵で見付けたと言う“ヘボ”の巣、yに呉れると言う・・・ 指定場所をいくら見ていても通いを確認出来ない。 昼、ムスビを齧りながら、二人で覗き込んでいた。
????? オカシイ?    
Oさんが手掘りを敢行! 中々、巣に出会えない? その内に、蟻ゴに集られた巣盤が出て来た。      ほんの数日前潰れ、蟻ゴに独占されたのだろう? 小さな赤蟻だった。 
蟻ゴは地上の掃除屋!!! 敵なしと見るや?、何でも漁る!!! 実に、ガッツイ逞しい群団である。
生掘り時、砂糖水のくれ過ぎ?、滴る程に遣ると、コイツに、直ぐ、狙われる。 yの庭は、どういう訳か?蟻ゴが、実に、多い! 昨年は、この被害に遭って往生した。 過保護? 時と場合で憂き目にあう事が屡・・・
今年は、超ダメージを与えた巣以外は、自重の連続だった。    

     『 自然界の営み・・・② 』

2009-08-13 21:48:48 | Weblog
            


今日から盆の入り!!! 盆休みにバリカンをガリガリ回している訳にもいかない! 近所迷惑というものだ!
近くの他愛もない場所へ蜂追いに出掛けた。 単なるゲームである。 今日の盆の入りは何処も風が強かった。 それこそ他愛もない場所で“ヘボ”ちゃんが付いた。 得てしてこんなものである。 3回目で、略、ゲットしたかに見えたが、其処を高速の車が横切った!!!
瞬間的に、アワワ・・・わ~~~、紙縒りは、車に巻き込まれた。 万事休す!!!!! この“ヘボ”は、帰らざる御仁となった。 “ヘボ”ちゃん思いのy、一寸、クスンと来た。   
幸いにも違う餌につていた“ヘボ”ちゃんで飛ばすと、思惑通り同じ所に飛んだ。
道の脇、石垣の中だった! 大体予測していたのでショックはそれ程なかったが、他愛も愛場所でやると、大体、こんなものである・・・   

今夜は、「ハチクマ」の話を書いて見たい。
(一寸、休憩! 孫娘がお呼びだ!!! 就寝時間? 声を掛けてくれるだけ有難い!!!!! 御免ゼ~~~  )
寝床に入り今日の出来事を聞いている内に日頃の疲れが溜まっている所為か、寝込んでしまう!       御免ぜ~~~・・・  
先に、Oさんと蜂追いをしていて、今、当に「ハチクマ」が掘り掛けた掘り立ての巣に出会った事があった。 天空では、ピ~~~ヒャララ、ピ~~~ヒャララと、「ハチクマ」が旋回していた。 
別の日だったが、「この地は嫌に「ハチクマ」が多いネ!!!」と、Oさんと話していたのを記憶している。

後日になるが、Oさんからメールが入った。 そこには、「Oさんの城は、頭の黒い天敵とハチクマに逢い、ペンペン草間生えない城と化してしまった!!!!!」と・・・記されていた。
二人で、かなりの巣を見付けて山に残して置いたのだが、これが、この両者に悉く遣られてしまったのだ。 Oさんは、際立った健脚の持ち主!、蜂追いをする傍ら、残した巣がどのように変化しているか覗き込んでいる・・・ だから、判るのである。    
一寸、変な話だが、過って蜂追いを頻繁にした事があるMomoseさんから、「ハチクマはおもしれ~(面白い)ゼ!、我々の蜂追い姿を上空で見ていて、見付けると、悉く掘り上げてしまう!」と・・・   マサカ?と、思ったが、どうやら本当らしい! 4/7巣も掘り上げられていたと言う・・・
Oさんの城のあの数の「ハチクマ」を見ると、このマサカ?が当て嵌まって居るのでは?と・・・、メールを見ながら思い浮かべた。
蜂博士で著名なドクちゃんは、烏賊を飛ばしに使っただけで、掘り上げられる!!!と、言う説を持っている。 烏賊の匂いが強烈に残存するからだ!
「ハチクマ」の多い所は、見付けたら直ちに掘り上げないと、遣られる確率が高い!と、話していた。。。
「ハチクマ」に関しては諸説あるものの、この何れの説も当っているように思われる・・・ その上、「ハチクマ」には、鋭い眼と特別に発達した嗅覚が備わっているからだ。 
この嗅覚は、上昇気流に乗って湧き上がる“ヘボ”の匂いを嗅ぎ取ってしまうからである。 恐ろしい天敵が居るもんだ!

先に放映されたダーウィンが来た!の「スズメバチとハチクマ」の画像は、鮮明に残像として頭に残っている。
Oさんの城でも、然るべき画像撮影装置を設置すれば、そう難しくなく「ハチクマ」が、生掘りし、食している場面に出会えるのでは?と、思った。 
それ程居たのである。    
或る場所は、綺麗に間伐され、天空から異とも簡単に見通せる好条件?、此処に「ハチクマ」が、ピ~~~ヒャララ、ピ~~~ヒャララと・・・、高笑いしていた・・・  我々は、「ハチクマ」の飛び抜けた探巣術を知らないだけであるのでは?・・・
 

     『 自然界の営み・・・① 』

2009-08-13 00:29:48 | Weblog
            


今日の「一位」の刈込は捗った。 捗ったと言っても垣根の刈り込みだからバリカン:トリマーをバリバリ回すだけ! 
メインの垣根が、略、終わった。   
明日から孫娘に遊んで貰わなくては?ならないので、御留守の間、懸命に刈り込んだ。 夕方7時頃までやった。 刈込を箒で掃いていると孫娘一行が帰って来た。そして、「お爺チャ~~~ン、何処~~~」と・・・      実に、可愛い!!!   
居場所を教えると、手伝いをしたいと言い出す。 小さな箒で「一位」の刈り葉を掃いてくれた。 嬉しいじゃァ~アリマヘンか!!! 藪蚊に刺されながら懸命に手伝ってくれた。 「ミコーやん、サンキュウ!!!」と・・・    
滔々、後1日半の射程距離に入った。

さてさて、今日は、“ヘボ”ちゃんの広い意味での「奇主と寄生について」考えて見たい。
今日の信州は、カンカン照りの真夏日となった。
3時過ぎ、yの昆虫酒場に行くと何と何と、アカンバチ、コガタスズメバチがワンサカ押し寄せて来ていた。 こんなに大量に来た事は一度もなかった。
梅雨時は、パラパラとコガタが来ている程度だった。 パラパラと言っても、見ていると、時々、砂糖水飲んでいる“ヘボ”や鶏肝、烏賊等を齧っている“ヘボ”を大顎で咥え、木の枝で肉団子にして連れ去るのを見て来た。     広い意味での寄生(本来の意味での寄生とは違うが!)狩り蜂と、敢えて、言わせて貰う! “ヘボ”は、餌に夢中になっているので、悔しいかな?異とも簡単に捕まえられる。 捕まえられた“ヘボ”ちゃんが可哀そうでならない!!!   モゴイ!!!
それが、今日は、瞬間ではあるが、アカンバチ4匹、コガタスズメバチ2匹を見たのである。 慌ててバトミントン・ラケットを持ちに行った。  
何時もは、掌で叩き落とし、フンズけているが、こう多くては小道具を使うしかない! 暫く待ち構えていて、コイツ等、総て、遣っ付けた!!!    
知らなかったが、何匹の“ヘボ”ちゃんが餌食になったんだろう?
今日もアカンバチに捕まったヘボちゃんを見た・・・ 実は、この瞬間を画像に収めたいような?この光景を見たくないような?複雑な気持ちで居る・・・

食物連鎖の上下関係とは言え、蜂狂て取って、この大型狩り蜂は、盗賊的な存在である。 まして、蜂追いをしていて、素姓のいいヘボちゃんが、抓まれ、地団駄を何回となく踏んで来た。 憎らしい寄生(広い意味での)狩蜂である。
アカンバチに構われ、餌に来る“ヘボ”ちゃんは、恐れ慄き、悔しいが、蜂追いの対象にはならない!!!   

     『 庭木の刈り込み・・・ 』

2009-08-11 22:07:00 | Weblog
               


今朝方の地震は強かった!!! そして、長かった。     
最初、ガタガタと揺れ出し、暫くして、ガタンガタンと!!!!! 直観的に何処かで強い地震が?・・・と
案の定、静岡県を中心に震度6.5もの強地震だった。 悪い時には、悪い事が重なる! 駿河湾沖を台風が通過中だった。 津波や高潮を警戒した。が、此方の方はそれ程でもなく、ホッとした。
TVは、一日中、地震の被害状況や交通機関情報を放送していた。
で、この所、自然災害が頻発しているので、悪い崇りでも?・・・等と良からぬ想像を働かす。    

さて、庭木:一位の刈り込みも終焉を迎えつつある・・・ 但し、庭木の部である。
孫娘達が留守の間に?と、懸命に刈り込みをした!!!  夕方、早目に24本の一位の刈込が終わる! 大分、時間を費やした!!! 
床屋に掛ったようにスッキリした。    

まだ、一位の垣根の刈込が残っているので、これを3~4日しなければならない。
垣根は、バリカン:トリマーで流して行けばいいので、気は楽だが、それでも、木丈が高いので、脚立から転げ落ちないように!!!と、気を使う!
でも、庭木に較べれば楽勝そのもの!!! 木の数にして60~70本近くあるので、苦労は絶えない!      老いと共に、負担が重くのしかかる!
序と言っては何だが?刈込と同時に、庭の山野草が生い茂っている。 これも同時に刈り込んでいる。 何となく、庭の空気の流れがス~~~ッと通り抜けるようで、気持ちがいい!!!    
面白い事に、刈り込んだ草木に、“ヘボ”ちゃんが餌取りに来てブンブン遣らかしている。 多分、昆虫を見付けているのだろう?
時々、螳螂等が飛び出して来るので、捕まえて、針金に刺し、吊るしているが、昆虫への集りは、尋常ではない! 狂ったように齧り捲っている。    ランク付けするのも変だが、鶏肝より上位の食材かも知れない? 蝉、螳螂、蜘蛛、キリギリスや蟋蟀、皆、同じだ!!!
山の飼育場で飼育箱の前に起ち、観察していると、黒い物体?緑の物体?を盛んに運び込んでいるが、多分、この手の昆虫だろう? 大凡、半分の働き蜂が運び込んでいる。 その量たるや計り知れない!
後数日で、刈り込みが終わるので、餌の観察しようと思っている・・・