諏訪地方は、一頃、東洋のスイスと言われた事があったが、その謂われの通り「物造り」に関する関心度としては世界一だろう・・・
一頃よりは、大分、知名度は落ちた?かも知れないが、その片鱗は今現在でも健在である。 中山道の宿場町で有名な下諏訪町に「儀象堂」というお店があり、変わった時計の販売と併せて時計組み立て体験コースがあり、非常に好評を博している。 時計組立は、ウォッチとクロック、両方が出来る・・・
これは、先に体験した「オルゴール」と併せ、精密機器物造り体験コースとして双璧をなしており一見に値する!!!!!
yは、幼い頃より物造りに興味があり、家にある置き時計や玩具、バリカン等機械物と名付けられるものは片っ端から分解、挙句の果てに壊してきた・・・ だから、機械物(メカ)は好きだ!
デカイ事を言うようだが、日本国は、物造り立国として経済発展を遂げ、その名を世界中に知らしめ、今でも君臨している。 物造りなくして今日の繁栄は考えられなかった。 そして、これからも物造りに傾注せざるを得ないだろうと考える・・・ 物造りは、日本の経済の基本的生命線を担っていると考えている。 だから、国策としても、もっと重点的にこれからどうあるべきか?模索しなければならない?と、思っている一人である。
講釈は兎も角として、孫娘達に時計組み立て体験コースをさせてやろう?・・・ 、と、前々から考えていた。 切り出して見ると、「行きたい!」 と、言う・・・
早速、儀象堂に電話を入れ、その詳細把握と予約を入れた。 一日延びてしまったが、その日が今日・・・
孫娘達を車に乗せ、高速を飛ばした。 30分程で儀象堂に着く。
儀象堂の宣伝を少々・・・
クラシックな建物にかなり大勢のスタッフが居て、受付から指導まで完璧にこなしていた。 時計組み立ては「クロック」の部と「ウォッチ」の部があり、何れでも希望通りチョイス出来る・・・ 展示されている時計も品数が多く、色々な物を買う事も出来る。 そして、今日は、3歳のチビちゃんが居たので拝見しなかったが、時計博物館も備えている。
孫娘達の希望は、「クロック」の組み立てだった。
靴をスリッパ、防塵着と帽子を着け、作業台に座る。孫娘達は何が起こるのか?と、神妙な顔をしている。 昔懐かしい時計組み立て作業ベンチである。 専任の先生が何人も居て、個人レッスン見たい!
若かりし頃、或る会社に勤めていたが、その頃居た懐かしい人達が先生で指導に当たっていた!!! ほんの一瞬だったが、握手、昔話を交わし、時計全盛時代を懐かしむ・・・
オバちゃん先生、手際良く3歳と小学2年生に組み立てを手解きしてくれる・・・
3歳の子には少々キツカッタようだが、小学生はスイスとこなしていた!!!!!
クォーツ・クロックだったが、合理化設計されていて、組み立ても単純明快だった!
45分程で出来上がる・・・ 先生に「有難う!」のお礼を言う・・・
それから、文字盤に、思い思いのデザインを付けて行く!!! 書き込みOK、ビーズや小間物の貼り付けを・・・ これからは先生なし!!! 独創性発揮の場である!
二人共、かなり気に入ったようだ!!! 2時間程で、お気に入りのオリジナル・クロックになった。
二人共大事そうに抱え、車に乗り込む・・・
家に帰ってからも、お婆ちゃんに見せた後、大事そうに持ち歩いてた。 今は、床の間に鎮座している・・・ 数日後には、自分の勉強机に鎮座する事でしょう・・・ @2000円そこそこの体験コースだったが、子供達に物造りの大切さを教え込むには満向きの勉強の場! 安い上に物造りに接する大切さを知る貴重なコースだ!と・・・
是非、お勧めしたい!!! 奏鳴館のオルゴール体験コースも良かった。 物造り体験の双璧だろう・・・
近々、ウォッチのコースも体験させてやりたい!!!
孫娘達、色々な体験を通し、成長して欲しいものである。。。