昨夜は冷え込んだ!!! 今秋、一番だったと思う!!! 風呂上がり後時間がかなり経っていたという事もあり、体が冷え込んでいて、寝付けなかった!!!
布団を引っ張り出し、3枚も重ねて暖を逃がさないようにし、漸く、眠れた!
「スガレ追ひ」をした人なら誰しもが経験している事だろう・・・
ヘボちゃんを始め、多くのスズメバチは、餌取りをすると100パーセント餌の場所を覚える為に擂り粉木運動:記憶飛行を10回近く旋回運動を繰り返し飛行に入る!!! 先ず、100パーセント行われる。 餌の場所近傍は小さく旋回を繰り返し、徐々に大きく半円を描くように旋回、巣の在り処を方向付けし、飛行に入る!!!
1回行われると、餌の在り処、飛行ルートはこれに依って記憶されるので、次回からはこの旋回飛行はしない。
大型スズメバチとて同じだ!
ニホンミツバチについても調べた事がある。 寸分の狂いも無く、同じだった!
巣盤から羽化した働き蜂は、暫くの間、巣内に留まり、体の熟成を待つ。 4~5日だろう・・・
そして、始めて外役に出る時、巣の在り処を覚える為に巣穴から出ると体を180度回転、巣穴に頭を向け、弧を描くように最初は小さく、徐々に弧を大きくしながら半円を描きながら擂り粉木運動:記憶飛行をし、上空に舞い上がり巣の在り処をメモる!!! 半円旋回運動、凡そ、10回!!! 何回も数えた事があるが、大体この程度だ!!!
不思議な事に、たったこれ丈の旋回で巣の在り処や餌の在り処を覚えてしまうのだから超能力を持ち合わせていると言っても過言ではない!!!
こんな超能力をどのヘボちゃんも持ち合わせている!
誰が教えるという訳でもないが、新兵ヘボちゃん、間違いなく、100パーセントするから驚きと言わざるを得ない。
習性本能と言ってしまえばそうかも知れないが、この超能力どうして培われているのだろう?
老い耄れ爺の「スガレ追ひ」筆下しは、国民学校1年生の夏だった。
八ヶ岳山麓、小六の畑へジャガイモ掘りに出掛け、昼休み、親父さんに教えて貰った。
この頃、まだまだ、技術は未熟で、紙縒り作りは真綿を捩って作るのだが、鼻糞を穿ったり、ジャガイモ掘りをした汚れた手で捩るので、糸道は真っ黒化!、そして、太い不器用な紙縒りだった!
それでもヨタヨタと飛んでくれ、1巣見付けた時は、飛び上がって喜んだ!!!
観察力に秀でていた老い耄れ爺、この時、この擂り粉木運動:旋回記憶飛行に何故?何故?…何故???疑問を持ち、何十年と持ち合わせた儘時は過ぎて行った。
その間、かなり優れた蜂狂に聞いても明快に答えられる蜂狂は居なかった。
そして、ヘボちゃんの行動を良くよく観察していると、まだまだ、判らない事だらけで、実に、興味深い昆虫である事に気付いて行く・・・
そして、ついつい、最近になって、老い耄れの観察感と昆虫の生体解剖の学者先生の学識が結び付けられるようになる・・・
東北大学の水波先生や川崎医療短期大学副学長、山口先生等による「昆虫の微小脳」の書物だった。 これ等は、ヘボちゃんという特定昆虫についての書物では無いが、「ゴキブリ」や「ショウジョウバエ」「ミツバチ」等の微小脳の研究成果から得られた学術知識から等価的に類推、老い耄れの実践観察との融合からの成果物に・・・
これ等の書物は、実に、興味深く、特別、興味を抱いている。。。
参考までに
これ等の文献は、「昆虫――驚異の微小脳」、「昆虫はスーパー脳」等である・・・・・・
では、
既述の記憶システムがどうして成就されているのか? その一端に触れて見たい・・・
そこには、
何人と雖も想像すら出来なかった神秘の世界が潜んでいた!!!