『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

     『“ヘボ”の気門 』

2007-02-19 22:34:52 | Weblog
         

昨日、書きそびれてしまったが、“ヘボ”ちゃんの気門は、外部からは見えないが、腹部の各節に存在している・・・蝶や蛾のような昆虫は見易いが、蜂族は見えない・・・外骨格の下にあるのだろう? 模式図にするとこんなで、この気門から体の各部に連結されている。
気門は、ペアーで複数個存在しているので、かなりの数に及ぶ・・・
先にも書いたように、昆虫にはヘモグロビンが存在しないので、ヘモグロビンによる酸素運搬がない!!!
従って、体の伸縮運動により気門から空気(酸素)をポンプのように入れ体の隅々まで入れるようになっている。
が、効率は、極めて、悪い・・・   
それでも立派な呼吸が出来るのだ。

この気門からの呼吸器官は、昆虫を代表する器官の一つでもある。
蜂取りに使う煙幕は、硫黄・硝石の燃焼ガスで酸素をシャットアウトし、“ヘボ”ちゃんを酸欠状態にさせると言う事なのである・・・そして、麻痺させているのだ・・・