『 ヘボのアルバム 』

“ヘボ”ちゃんをこよなく愛する蜂狂さんとのコミュウニケーションの場です・・・

   『 呼吸器官:気門 』

2007-02-17 23:11:42 | Weblog
         


この世の中、珍事が、度々起る・・・
yの蜂仲間にFさんと言う老人がいた。
この老人は、過って信州大学の事務長まで勤め上げてきた方で、退官後、町の町会長を長年されていた著名人である。その頃、yも近くの神社の宮総代を3年間勤めた。
このような出会いで知り合いになり、町の会合がある度、Fさんは、『“蜂追い”に連れて行ってくれ・・・』と、懇願していた・・・
そして、翌年からyの弟子格になったのは言うまでもない・・・
Fさんとは、彼是、4~5年遊んだであろうか? まだ、お若いのだが、体調を崩され、遠出が無理になってしまった。
それでも、飼い蜂を採って来ては、飼育箱にセットしてやっていた・・・
ドクちゃんの足助町へFさんと出掛けた事もあり、それが縁で、ドクちゃんが造った『安藤式入母屋造り飼育箱』をプレゼントして貰った。
この飼育箱は、中々、合理的に出来ていて、飼育成績が良かった・・・
昨年、何と、この飼育箱に“ニホンミツバチ”が居着いてしまった!!!
見ると、中々の通い!!!
だが、体調が悪く、飼育箱を処分して欲しいと依頼された。

昨年暮れ、今井さんの弟分、諏訪の金やんが同僚の蜂狂を連れて遊びにきた・・・
この蜂狂さんは、Uさんと言い、どうやら、“ヘボ”ちゃんに凝っているらしい?
そして、その後、数回遊びにやってきた。
ある時、この“ニホンミツバチ”の話をすると、『欲しい・・・』と言う・・・
と、言う事で、Fさんの所に自然営巣した“ニホンミツバチ”は、Uさんの所へムカサって行く事になった。
年を越し、大分時間が経ったが、この移動を、昨晩、実行した。
強引に蓋を抉じ開けて見ると、蜜が、タラタラと滴り落ち出し、ハチンブクが飛び出してきた。これは、ヤバイと!!!慌てて蓋をした・・・

アッ・・・、『チェオクの剣』が始まる・・・御免!!!続きはもう少し後で…
・・・・
・・・・
と、言う訳で、韓流に嵌り込んでいる爺、時間が空いた!
何処まで書いちゃったか???

そうそう・・・、出入り口と底に蓋をし、軽トラに担ぎ上げた。
いいお土産になった事は言うまでもない・・・
そして、今朝、Uさんが、オドケタ物を持ってきてくれた。鹿の肉だと言う!!! 2~3kgはあったであろうか?
ドヒャァーーー 大分、向こうの話だが、『これを飼い蜂の餌にしてくれ・・・』と、言うのだ!!!
“ヘボ”ちゃんに鹿の肉なんて聞いた事もないし、試した事もない??????
結構、齧るんだそうな!!!
肉や魚を捌くのは、極めて苦手!!!、炊事用の手袋を嵌め、出刃包丁を片手に、50個ほどの細切れを作り、冷凍保存した・・・ 
こういう作業は、実に、心臓に悪い!!!       
果たして、齧ってくれるだろうか?


“ヘボ”の呼吸器官:気門の事を書こうと思ったが、飛び入りが長くなってしまったので、明日と言う事にしよう・・・
今日は、昆虫は、哺乳類や魚類とは違い、大まか、腹部の脇についている気孔:気門で空気(酸素:O)を自然の形で取り入れ、体の各所に送り込み呼吸している。昆虫には、ヘモグロビンがないので、Oの取り込み効率は極めて悪い!!!
と、言う事だけ書いておこう・・・    





 『 “ヘボ”の脚:腿節についている鉤爪・・・ 』

2007-02-17 17:59:33 | Weblog
         

“ヘボ”ちゃんを含め、“スズメバチ”類の脚の腿節の際にこんな鉤爪が付いている・・・
何の為、こんな物が付いているのだろう????? サンザ、考えてみた!!!
が、どうしても判らなかった・・・

しかし、
♂は、交尾時、女王蜂を羽交い締めにする時役立てているように思えるのだが、♀の働き蜂や女王蜂にも付いている所を見ると、この役目ばかりでもあるまい?
yの女王蜂の画像を見るとお判りの事と思うが、“ヘボ”ちゃんの体には、結構、塵やホコリが付いている。
そして、”ヘボ”ちゃんを観察していると、ショッチュウ〔年中〕、脚で、体をクリーニングしている・・・
特に目立つのは、前脚で、触覚、複眼、顔全体、それに口を拭っている・・・ それと、トバシ時、よくよく見ていると、肉団子を真ん丸く整えた後、後脚で翅、背中を擦り、そして、可愛げに後脚同士をチョコチョコッと擦り合わせ、体を仰け反るようにしてから飛び立つ光景を何度となく見てきた。
これは、“ヘボ”ちゃんの最も可愛らしい仕種の一つである!!!      
この一連の作業の際、この鉤爪が役立っているように思えて仕方ない・・・
詰り、塵や埃を掻き落す働きをしてるのでは??? と・・・推測してみた・・・

蜜蜂には、前脚の腿節の箇所に、触覚を研ぎ澄ます鎌状の窪みが付いていて、これで、触覚の塵や誇りを掻き落す仕組みになっている・・・
近々、両者を較べながら観察する心積もりでいる・・・