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議会の意見書決議

今日は議会運営委員会がありました。その中では、明日の議会最終日に討論採決する議会意見書案について意見をまとめたり、人事案件(今回はもう一人の副市長の人事と固定資産評価委員の人事)そして先日来、公式・非公式に議論してきた委員会条例(常任委員会の審査対象所管について)について協議しました。

意見書は14件あり、そのうち数件は大阪府に出そうとするものでした。
また後期高齢者医療保険制度の撤回を求める意見書があり、あくまでも撤回を求める決議で行きたいという提案会派と撤回ではなく制度の内容の見直しでいいではないか?という会派とに大きく二つに分かれ、意見書採択に賛成と反対がほぼ同数になっています。

また、副市長人事については、前々から「もしもう一人の副市こ長を選任するとなれば、たぶんあの人だろう」と思われていた人が提案されていましたので、各会派とも反対はないようでした。(少なくとも私の耳には聞えてきていません)

ただ、固定資産評価委員の人事については、その方が固定資産の評価に関する専門知識を持っているかどうか?ということや、この委員の任期はないとのことなので、その方が高齢であることもあり、いつまでも委員をされるというのはどうなのかなぁ?という意見が出ています。

議会運営委員会は、予定では10時に拓かれるはずでしたが、意見書の調整が会派間でつかず、結局、11時過ぎに始まり、お昼休憩をはさんでまた午後から始めるといった、変則的な開催となりました。

私は後期高齢者医療制度の撤回を求める意見書については、「制度撤回」という言葉ではなく、制度の内容を見直すまで凍結ということであれば賛成できると考えていましたが、提案会派があくまでもこの「撤回」という言葉を消すことはできないと言うことでしたので、やむなく反対することにしました。
しかし、今、国が進めようとしている都道府県単位での後期高齢者医療制度について、そのままの状態で賛成ということではないので、苦渋の選択になりました。

議員として賛成、反対、どちらにも決めがたいときには採決のときに退席するということもありえますが、私は議員としてできるかぎり退席という手段はとるべきでないと思っています。

今回の議会条例については、どうしても改正案に賛成できず、本当は反対したいところですが、「議会提案の条例改正案なので、全会一致で通したい、あくまでも反対と言うことであれば退席してもらってもよい」との意見もでてきたため、このことについては退席することにしました。
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