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地域安全青少年育成吹田市民大会

毎年行われているこの市民大会では、青少年育成に関わっている方の講演があり、いつも楽しみに聴かせていただいています。

今年は池田市の委託を受けて池田市山の家を拠点に、不登校、いじめ、ひきこもりなど様々な問題を抱えた子どものための「がっこう」である「スマイルファクトリー」を運営されている白井智子さんの講演でした。

白井さんは4歳から8歳までオーストラリア・シドニーで過ごされたときの経験が今の活動のおおもとになっていると私はお話から感じました。

その経験とは、次のようなことでした。
普通、日本の学校で遅刻をしてきた子どもは、小さくなって、恥ずかしそうに教室に入ってきます。けれど、シドニーでは遅刻をした子どもはクラスのみんなから拍手で迎えられるそうです。なぜなら遅刻をして恥ずかしいだろうに、めげずに学校に来たからです。
つまり、子どもたちの気持ちに立って考えているということですよね。

白井さんは東京大学法学部卒業後、松下生計塾で教育問題をテーマに国内外の学校を調査し、子どもたちのためのフリースクールを作ろうと思ったそうです。そして、沖縄でフリースクールを作ろうとしていたアクターズ・スクールの社長に出会い、25歳の若さで2年半校長を務めたとのこと。

不登校、いじめ、ひきこもり。

たとえば不登校の始まりは、ある一つの理由があっただろう。けれど、その後は「学校に行かなかった」ことが大きな理由になる。
学校に行ったとき「なぜ、ずっと休んでいたの?」とクラスメイトから聞かれる。
「休めるなんて、いいなぁ」と言われる。
だから、不登校の子どもが再び学校に行き始めるときには、必ず学校に行かずにいた理由を、もっともな理由を考えてあげる、とのことでした。

また、沖縄の学校では、日本各地から子どもたちがやってきて、タバコを吸う子ども、乱暴をはたらく子ども、いろんな子どもがいたけれど、子どもたちの話をじっくり聞いて、とにかく子どもたちのことを信じて、子どもたちのいいところを見つけて伸ばすためのサポートをし続けたとのこと。

子どもたちといろんなトラブルもあったけれど、最後は、子どもたちがここ以外に居場所がなかったこと、子どもたち自身が変わらなければと思ってくれたこと、そういうことが集まって、頑張ることができたそうです。

今の池田市は、倉田市長さんが「池田市は財政が苦しいけれど、子どもたちのために」ということで委託金を出して、市の施設である山の学校を使わせてもらっているとのことでした。

吹田市の場合は教育センターの直営ですが、北千里にある青少年野外活動センターの施設を利用して、不登校の子どもたちが通う「光の森」活動をしています。

とにかく、35歳の若さあふれる白井さんが、エネルギッシュに子どもたちへの思いを話してくれたこと、とっても強く私の心に届きました。ありがとうございました。

*写真は、大会の中で行われた大阪府警本部の生活安全指導班による防犯教室の様子です。

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