goo blog サービス終了のお知らせ 
goo

企業用地の開発

昨日の議会会派代表質問で、千里丘にある毎日放送千里丘放送センターの敷地が毎日放送の事情により売却の意向とのことでした。また、聞くところによると、敷地内にある「千里の湯」も含めて売却したいとのことでした。
千里丘には、企業グラウンドや社宅など広大な敷地を持つ企業施設があり、緑豊かな見晴らしの良い丘陵地でした。しかしここ数年、順次企業用地が売却され、大型マンションや戸建て群に建て代わり、緑豊かな斜面やオープンスペースがずいぶん減ってきました。
つい最近も野生のキツネが住んでいるという日本生命社宅用地も売却されました。

こんなふうに企業用地が売却されていくのは世の流れなのかもしれませんが、今まで千里丘の景観を下支えしてきたこれらの緑多い用地が一気に無くなり、効率優先の建物群に変わっていくのは、やはり受け入れる気持ちになりません。
これまでのものがすっかり取り壊され、全く別のものができるのではなく、せめて、それまでの風景、自然、緑地、景観をできるかぎり受け継ぐようにしてほしいと思います。

千里山駅周辺のまちづくりも同様です。千里山に住んでいる人たち、少なくとも私が知っている人たちは、まるっきり新しい千里山のまちの姿を望んでいるのではなく、これまで受け継がれてきた千里山らしさ、千里山のまちの良さを生かしたまちになってほしいと思っています。

まちを良くするのも悪くするのも、住んでいる人たちの心構え一つであり、まちへの思いの強さがあるかどうかだと思います。
これからも、いろんな場所で、古いものが新しいものに替わっていくことでしょう。でも、変えてはいけないものがあると思います。変えてはいけないもののあるまち、それが住む人、訪れる人から愛される、親しまれるまちだと思います。
これからも、よいまちづくりを目指して、頑張っていきたいと思います。
コメント(4)|Trackback()
     
?
?