本日からG20の道路規制が入るため、心持早く電車に乗ったわけですが、
特に何の障害もなく、ちょっとだけ人が多いかなくらいで
店に着くと既に出汁をひく料理長の姿がありました。
時間によって規制が緩くなったりするようで
料理長は早く出て早く着いたそうです。
しかしながら生憎の雨です。
各地で災害情報など出ておりますので
皆さまどうかお気を付けくださいませ。
G20でも土砂降りでもごえんは営業しております!
本日のオススメは
くじら赤身
赤道付近をのぞく世界中の海に棲息する。
日本では日本海、北海道、三陸には夏に現れる。
日本で捕獲しているクジラ目は歯クジラ類のツチクジラ、ゴンドウクジラ、
そして唯一ヒゲクジラ類の本種である。
ヒゲクジラの仲間は歯はなく、ヒゲ板という特殊なものでオキアミやプランクトン、
またはマイワシなどを海水から濾しとって食べている。
このヒゲクジラの仲間には地球誕生以来最大の生物であるシロナガスクジラが
含まれているがミンククジラはもとも小型で7~10メートルほどにしかならない。
IWC(国際捕鯨委員会)によって商業捕鯨は1987年にモラトリアム(一時中止)となり
それ以後、クジラの仲間は小型鯨類のツチクジラ、ゴンドウクジラ、調査捕鯨でのミンククジラ、
そして、ナガスクジラだけが漁獲されている。
本来、日本において捕鯨対象のほとんどはこのヒゲクジラであり、クジラ産業を支えてきた。
捕鯨にによるクジラ資源の急速な減少を受けて今、商用捕鯨は禁止されている。
その制約を調査のためであると少ないながらも継続しているのが現在の状況である。
このミンククジラや他の鯨類に関しては今、様々な科学的調査が行われている。
そこでミンククジラなどは増えすぎていて、サンマやイワシ、スケトウダラなどを大量に食べており、
漁業への深刻な影響があるとする報告もあるようだ。
名前の由来/本種はもともとは南半球にいるのも北半球にいるのも1種類であるとされてきたが、
近年北半球をミンククジラ、南半球のものをクロミンククジラ(ミナミミンククジラ)と別種に
分類されるようになった。
この「ミンク」は毛皮で有名な食肉目のミンクとはなんら関係が無く明治大正期に
ノルウェーの砲手マインケという人がよくシロナガスクジラとミンククジラを間違えて
銛を打ち込んでいた。
それで「マインケのクジラ」がミンククジラになったという。『クジラと日本人』(大隅清治 岩波新書)
勉強の為に市場魚貝図鑑さんを調べていたら記述が面白かったので抜粋しました。
ごえんではクジラと言えばほぼミンククジラなので
クジラ赤身はミンククジラの赤身でございます。
嫌いな人も多いクジラ肉でございますが低カロリーで
栄養価が芳しいのでございます。
バレニンという栄養素が多く含まれ筋肉に対して抗疲労作用があり
乳酸の分解促進、尿酸量の調節、筋pH低下の緩衝作用を持ち合わせているそうです。
お疲れの方に強くお勧めいたします(*'ω'*)
他にも小鮎やおこぜなど美味しい夏の旬を揃えております、
皆さまのご来店お待ちしております!