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ゴエモンのつぶやき

日頃思ったこと、世の中の矛盾を語ろう(*^_^*)

障害者雇用、法定率超え常勤増へ 水増し問題で厚労省

2018年11月14日 14時38分17秒 | 障害者の自立

 中央省庁が障害者の雇用数を水増ししていた問題を受けて、厚生労働省は12日、省内の障害者雇用を進めるための推進本部の初会合を開いた。厚労省は障害者の雇用数の再点検後も法定雇用率は満たしており、今後は常勤雇用を増やしていくことを決めた。省独自の採用を今年度中に実施する。非常勤で働いている障害者に常勤に移ってもらうことも進めるという。

 また、障害者の上司となる人には、障害者の特性などを学ぶeラーニングによる研修を必修とするほか、部局ごとに職員の中から「障害者雇用推進支援員」を任命し、相談体制も整える。厚労省はこれらの取り組みについて、ほかの省庁にも情報提供していくとしている。

2018年11月12日   朝日新聞


障害者雇用水増し処分せず 厚労省方針「違法行為なし」

2018年11月14日 14時24分40秒 | 障害者の自立

 中央省庁の障害者雇用水増し問題を巡り、厚生労働省は十二日、同省職員の処分を見送る方針を固めた。制度を担当する官庁として他省庁に対する実態把握が行き届いていなかったことや、厚労省自体の不適切計上いずれの面でも、同省は「道義的な責任はあるが、処分に値する違法な行為はなかった」としている。

 厚労省以外で不適切計上があった二十七の行政機関で、十二日までに関係者の処分を公表している機関はなく、今後、厚労省に追随して処分しない可能性もある。長年にわたりずさんな運用が行われたことへの責任が一切不問にされれば、野党や障害者団体からの批判は必至だ。

 水増し問題に関する政府の検証委員会は、先月まとめた報告書で、制度を所管する厚労省職業安定局の対応について「障害者雇用の実情への関心が低く、他省庁の実態を把握する努力をしなかった」と指摘。問題の横行を許した要因の一つとしていた。

 厚労省自体の不適切計上では、障害者手帳の期限が切れた人や退職者など計十五人を二〇一七年度に算入。ただ、所管官庁としての不備、不適切計上いずれでも職員個人の悪質な行為や明確な違法性は確認できず長年にわたる組織上の問題であることから、個々の職員の処分に踏み込むのは難しいと判断したという。

 一連の問題を巡っては、根本匠厚労相も十月の記者会見で「二度と同じ事態が起きないよう幹部にしっかり注意し、雇用推進に向け指導を徹底したい」と述べるにとどめ、処分に否定的な考えを示していた。

 地方自治体では、愛媛県が副知事ら五十八人を厳重注意や訓告としたほか、三重県の鈴木英敬知事が自身を減給処分にする方針を表明するなどのケースがある。

 水増し問題は今年八月に報道で発覚し、政府の検証委が国の三十三行政機関のうち八割を超える二十八機関で計三千七百人の不適切計上があった、との報告書を十月二十二日に公表。

 各省庁で死亡退職者を算入したり、近視の職員を含めたりするなど、ずさんな実態が明らかになったが、故意性は認定しなかった。

2018年11月13日   中日新聞


不妊手術、聴覚障害者128人に

2018年11月14日 14時17分06秒 | 障害者の自立

連盟の全国調査

 全日本ろうあ連盟(東京)は12日、旧優生保護法(1948~96年)下で不妊手術や人工妊娠中絶手術を施された可能性がある聴覚障害者は、22道府県の男女128人とする10月末時点の調査結果を発表した。連盟は来月、不妊手術問題に関する対策チームの初会合を開催。弁護士や有識者ら7人のメンバーで、既に国家賠償請求訴訟を起こしている聴覚障害者への支援策などを協議する。

 現在、与野党の国会議員が不妊手術の被害者に対する救済法案の取りまとめを進めているが、12日に厚生労働省で記者会見した石野富志三郎理事長は「連盟としてどのような形がいいのか検討する」と述べた。


アンプティサッカー選手が講演

2018年11月14日 14時03分32秒 | 障害者の自立

 講演会は「ガチパラ」のプレイベントとして、壮瞥町滝之町の保健センターで10日夜にあった。足に障害のある選手がつえを使いプレーする「アンプティサッカー」の選手で、壮瞥小学校出身の笹山哲さん(42)=埼玉県、会社員=が講師を務めた。

 笹山さんは根室管内別海町出身。壮瞥小、登別市内の中学校を卒業。進学した室蘭大谷(現北海道大谷室蘭)高校では駅伝競技に打ち込んだ。関東の大学に進み、箱根駅伝出場を目指していた3年時にバイク事故で左足を失った。

 失意の中、友人に「片足でもできるでしょう」とスノーボードに誘われことが「障害者スポーツを始める一歩だった」と振り返った。その後、アンプティサッカーと出合い、埼玉県のチームに所属し練習に励む。

 講演では映像なども使い同サッカーの魅力を紹介。「やり方次第では皆さんも一緒にできる。一緒にプレーすることがスポーツの発展につながる」と呼び掛けた。また「障害を持つ私を息子は恥ずかしく思っていたが、プレーする私を見て、息子の考え方が変わったんですよ」とうれしそうに話した。

アンプティサッカーを紹介する笹山さん

2018年11月13日     47NEWS


壮瞥・車いすラグビーで障害者スポーツの魅力伝える

2018年11月14日 13時14分03秒 | 障害者の自立

 2020年の東京パラリンピックに向けて障害者スポーツの真剣(ガチンコ)勝負を見てもらい、魅力を伝えるイベント「ガチパラ!」と、同スポーツ選手による講演会が壮瞥町であった。参加者が観戦、体験、講演を楽しんだ。

 

 「ガチパラ」は同実行委が主催。障害者スポーツを見て、体験してもらうことで、競技の普及と選手の発掘、観戦文化の定着などを狙い全道各地で実施している。壮瞥中学校体育館で11日に開かれ、車いす体験や大迫力の車いすラグビーのプレーに見入った。

 車いすラグビーの試合では、激しいタックルの応酬が観衆を魅了。ボールを持たない選手同士が進行を防ぐコンタクトや素早い車いすコントロールなど、車いす同士の激しい衝突音が会場内に響いていた。

 腕に装着するつえ・ロフストランドクラッチを使う、アンプティサッカーのチャレンジゲームも行われ、来場者らを大いに楽しませた。

 床に座ってプレーするシッティングバレーや車いすテニス、ボッチャなどの体験もあり、来場者は障害者スポーツに理解を深めていた。

2018年11月13日      47NEWS