ゴエモンのつぶやき

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浦和区のペットショップ、飼料の製造委託で障害者の就労支援

2015年04月25日 01時23分00秒 | 障害者の自立

 買い物を通じて障害者の就労支援を―。さいたま市浦和区内のペットショップがペット飼料の製造を通じて、新たな取り組みを始めた。

 取り組みを行っているのは、同区のフェレットとウサギ専門のペットショップ「フェレット・リンク&ラビット・リンク」(橋爪宏幸代表)と同区の多機能型事業所「あした」(河西伸子代表)。

 同店が独自の配合などをしたフェレット用飼料とウサギ用飼料4種、牧草4種の計9品目の製造を同事業所に一部委託している。

 同事業所で行っているのは、袋のラベル貼りや飼料の計量、袋詰めなど。3月下旬から作業を始め、約10人の利用者が数人ずつ作業を行い、500袋程度生産したという。

 これまでにボールペンの組み立てなどを行ってきた同事業所だが、今回は商品によって作業手順や内容量が異なるなどの難しさがあった。「作業台に内容量を書いたメモを置いたり、この一カ月、試行錯誤しながら手順を決めてきた」と職業指導員の星宏枝さん(43)。

 一方、利用者の提案で変更された手順もあるという。近藤英喜さん(62)は「内容量や品質など、シビアにやらなければいけない。少しでも向上していけたら」と意気込んだ。

 同店では、就労支援について大きなアピールはしていない。橋爪代表は「お客さんが商品を購入することで、自然に支援の接点が増えればいい」と活動の広がりを見据えた。

 商品はフェレットリンク&ラビットリンクの実店舗の他、同店ホームページ(https://www.ferret-link.com/ )で購入可能。

 問い合わせは、同店(048・799・2145)へ。

 

ペット飼料などの製造を行っている多機能型事業所「あした」の利用者たち=さいたま市浦和区針ケ谷

2015年4月24日(金)  埼玉新聞


障害者施設に助成金 筑波銀、留学生に奨学金贈呈も

2015年04月25日 01時16分08秒 | 障害者の自立

 筑波銀行(本店土浦市)は23日、つくば市竹園の同行本部ビルで県内の民間障害者施設に贈る「筑波銀行愛の社会福祉基金」助成金と、県内の大学で学ぶアジアからの留学生に贈る「筑波銀行記念奨学基金」奨学金の贈呈式を行った。

 助成金対象の4施設の代表者と奨学生3人は、同行の生田雅彦営業本部長から目録を受け取った。あいさつで、助成金を受けた障害者施設「はまぎくの会」(ひたちなか市)の有阪加奈子施設長は「クッキーやジャムなどを作り、その売り上げを障害者への賃金に支払いに充てている。この基金で新しい工具が買える」と感謝した。

 奨学生で筑波大学生命環境学群3年のウタミ・ナディア・プトリさん(19)=インドネシア出身=は「筑波銀行さんありがとうございました」と感謝した。流通経済大学社会学部3年のレ・ティ・ハーさん(26)=ベトナム出身=は「現在ベトナムでは日本の会社が増えているので、仕事が増えると思って日本に来た。ベトナムの役に立ちたいという気持ちでいっぱい」と述べた。

 同行の基金は、企業の社会的責任(CSR)への取り組みの一環。社会福祉基金(1施設当たり30万円)は1994年に設立、今回を含め延べ57施設59件に贈呈された。記念奨学金(1人当たり60万円)は92年に設立し、延べ89人の奨学生に贈られた。

筑波銀行社会福祉基金・奨学金贈呈式

筑波銀行愛の社会福祉基金と筑波銀行記念奨学基金の目録を手にする出席者たち=つくば市竹園の同行本部ビル

2015年04月24日    常陽新聞


BSスカパー!:障害者スポーツ放送に力 東京パラリンピックへ、関心高めることが課題

2015年04月25日 01時10分30秒 | 障害者の自立

 ◇27日〜来月4日、アイススレッジホッケー世界選手権

  BSスカパー!が障害者スポーツの放送に力を入れている。今年も今月27日〜5月4日にはアイススレッジホッケー世界選手権の日本代表戦と決勝戦を、5月6日には日本車椅子バスケットボール選手権大会決勝戦を生中継。7月以降も水泳や陸上の世界選手権などを放送する。

 スカパー!が障害者スポーツの放送を始めたのは2008年5月の車椅子バスケットボール日本選手権(男子)の生中継が初めて。当時、編成部長として放送に携わった国武慎也・IPプラットフォーム事業部長(47)は、初めて車椅子バスケを生で見た印象をこう語る。「頂上目指して激しく競う。これはまさにスポーツ」。体育館には、車椅子同士がぶつかり合う音が響いていたという。

 12年にはNHKから放送権の再許諾を受けてロンドン・パラリンピックを放送した。ロンドン入りした国武部長が驚いたのは、観客の数とその熱狂ぶり。日本では、比較的知られた車椅子バスケでも観客はまばらだった。20年の東京パラリンピック開催も決まり、障害者スポーツへの関心をどう高めるか。大きな課題だ。

 スカパー!では、放送する競技を増やし、競技ごとの解説者を探し、スポーツとしての魅力を伝えようと工夫を続けている。昨年(14年)のソチ・パラリンピックの大会では専用チャンネルを開設し、9日間24時間放送した。

 国武部長は「大きな可能性があるジャンル。高収益を得られるとは思っていないし、放送することを社会貢献とは考えない。スポーツとして関心が高まり、選手をアスリートとして認識することができれば、日本の社会が変わるのではと思う」と話している。

 近日の放送予定は次の通り。いずれも日本時間。

 アイススレッジホッケー世界選手権=27日午前1時55分、対カナダ戦▽27日午後10時25分、対チェコ戦▽30日午前9時55分、対ノルウェー戦▽5月4日午前3時25分、決勝。ほかに、日本が勝ち進んだ場合のみ2日の準決勝も放送する。

 日本車椅子バスケットボール選手権大会=6日午後1時10分、決勝戦。

毎日新聞 2015年04月23日 東京夕刊


八王子の沢千代美さん日本協会理事に 障害者競技を支援

2015年04月25日 01時01分35秒 | 障害者の自立

 米国で今月中旬に開かれた世界マスターズベンチプレス選手権大会で、元八王子市職員の沢千代美さんが十四大会連続の優勝を果たした。直前に手首を痛め、目標の世界記録には届かなかったものの、二位に十キロの差をつけて圧勝した。 

 沢さんは二十二日に八王子市役所を訪れて石森孝志市長に優勝を報告。三月末で市を退職しており、今後の活動について「障害者スポーツのサポートをしたい」と語った。

 ベンチプレスは台に横たわり、胸の上のバーベルを垂直に挙げる競技。沢さんは五十歳の時に健康診断で「太りすぎ」と言われ、通い始めたジムで五十キロのバーベルに挑戦すると楽々とあがったという。

 「普通じゃない」と見いだされて本格的に打ち込み始めると、才能はすぐに開花。二〇〇一年には世界マスターズの五十歳以上部門で優勝。それ以来、連続優勝を続けている。

 今年は「減量すると競技に差し障る」と感じたため、昨年までの六十歳以上部門六十三キロ級から同七十二キロ級に変更して出場。一回目で九七・五キロに成功したが、右腕に違和感を感じ、痛み止めの薬を飲んでも回復しなかった。世界記録となる一〇五・五キロに挑んだ二回目と三回目は、ともに失敗に終わった。

 沢さんが「世界記録を取れなかったのがすごく悔しい」と口にすると、石森市長は「あと十年ぐらいはできるでしょう」と笑顔でねぎらった。

 六月には日本パワーリフティング協会の理事に就任し、協会の仕事に携わる。ベンチプレスをする障害者の練習や大会を手伝う活動にも力を入れるという。

 現在は審判の資格を取る勉強をしており「東京で開かれるパラリンピックにもかかわりたい」と五年後に思いをはせた。

優勝のメダルを手に、女子60歳代のベストリフター2位の盾を持つ石森市長(左)と握手する沢さん=八王子市で

2015年4月23日    東京新聞


長野)高齢ファッションショーと障害生きづらさ自慢大会

2015年04月25日 00時54分30秒 | 障害者の自立

長野市のボランティア団体「Happy Spot Club」(ハピスポ)は6月28日、ビッグハットで高齢者ファッションショーと、障害者による「生きづらさ」自慢大会を開く。お年寄りや障害者が社会からはじかれることなく、生き生きと生活できる世の中にしたいという思いが込められたイベントだ。

 ハピスポは5年前に市民の有志で結成。福祉施設でお祭りなどの開催を手伝う傍ら、「ごちゃまぜカフェ」と称して障害者や認知症を患った高齢者、その家族らとの交流会を月1回開いている。障害者や高齢者、その家族の居場所にし、寄り添うための場だ。さらに、福祉に興味がある人を県内外から集め、一緒にできることを考える会もほぼ毎月開催している。

 ビッグハットでの開催は「ハピスポひろば」と題し、昨年秋に続いて2回目。昨年は、障害を持つ子も持たない子も一緒に遊べる「風船ジャングル」や工作教室のほか、車いすダンス講習会、ブラインドサッカーなどを企画し、約2千人の参加者でにぎわった。

「ハピスポひろば」をPRするHappy Spot Clubの高山さや佳代表(左)と亀垣嘉明事務局長=長野市稲里

2015年4月24日   朝日新聞