古代日本史への情熱

記・紀・源氏は魏志倭人伝の奇跡的で運命的な間違い方(逆)の構造どおりに記述されている。倭人伝にあるのは現代史と未来史

月読宮-大山守命墓-公山城、武寧王陵

2011年07月26日 12時47分45秒 | Weblog
日本の内部での直線や三角形、また朝鮮と日本の造る三角形を数多くみてきました。
再びやってみてみても、以前やったところばかりになります。
やったことがないと思っても、やったところでした。
物忘れが多く、困ったものです。
しかし、いずれはまとめてみないといけないでしょう。

ですが、まだ、気になっていることがあります。
焼津神社→熱田神宮→皇大神社(元伊勢・内宮)→公山城(コンサンソン)・武寧王陵(ムリョンワンヌン)は一直線といっていい。
また、伊勢神宮・内宮→平城京・朱雀門→出雲大社→公山城(コンサンソン)・武寧王陵(ムリョンワンヌン)も一直線といっていい。
そして、いつも伊勢神宮・外宮(豊受大神宮)をどう考えればいいのか悩んで来ました。
伊勢神宮・外宮(豊受大神宮)→出雲大社には、不比等の墓があるのではないかと考えてもみました。
しかし、そうもいきませんでした。
それは、元明、元正、聖武天皇陵や不比等の陵ではないかと考えました。
しかし、外宮-出雲大社の測地線は、それらの間を通るのですが、ピッタリとはいきません。
ピッタリといかなくてもいいじゃないかとは思えますが、伊勢神宮・内宮-平城京・朱雀門-出雲大社は測地線上ですから、何か腑に落ちません。
一時、黒髪神社がのるのではないかと考えましたが、やっぱりずれているようでした。
伊勢神宮・外宮(豊受大神宮)の傍に何か見えないかと探すと月夜見宮がありました。
すると、伊勢神宮・内宮の傍には月読宮があります。



実は、恥ずかしながら、びっくりしました。
http://blog.goo.ne.jp/go-hot-ai2395/e/11a9ce126585afd6012931cdc6e4110a
月弓尊・月夜見尊・月読尊と保食神 2010年04月11日
《第五段本文》・・・・次生月神。〈一書云。月弓尊。月夜見尊。月読尊。〉
から、〈月弓尊。月夜見尊。月読尊。〉は同一人物だとばかり考えていたからです。

月夜見宮とあっても月読宮と同じなんだろうと思ったわけです。
しかし、同一人物とするには、確かに表記はおかしい。
月読とすると暦をつかさどるイメージですし、弓ですと武力を表わしますし、月夜となると日に対する反対語になりそうです。

すると、『隋書倭国伝』の次の部分を思い出します。
《使者言倭王以天為兄、以日為弟、天未明時出聽政、跏趺坐、日出便停理務、云委我弟。》
倭王は天をもって兄となし、日をもって弟となし、天が明けないうちは聽政し座し、日が出ると理務をやめ弟にゆだねる。

ここの部分も、例によって、中国側は倭国の使者の言葉をどこか間違って理解した、のではないでしょうか。
(または、倭国の使者は間違って受け取られるように表現したかも)

まだまだ、考えてもわかりそうにありません。
で、まず、思い切って、月読宮から公山城(コンサンソン)、武寧王陵(ムリョンワンヌン)に直線を伸ばしてみました。









あれ、月読宮-日御碕神社で、大山守命墓が線上になりそうです。
と、やってみますと、ちょっと北側を通ります。
黄色い線です。




月読宮
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=342825.00&l=1364344.78
大山守命墓
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=344200.26&l=1354856.02
武寧王陵(ムリョンワンヌン)
北緯36度27分38.84秒、東経127度06分45.87秒

月読宮→武寧王陵(ムリョンワンヌン)
 Ⅰ286°56′17.09″  Ⅱ101°20′55.43″ Ⅲ899,814.260(m)
月読宮→大山守命墓
 Ⅰ286°56′40.21″  Ⅱ106°25′33.30″ Ⅲ87,496.471(m)
大山守命墓→武寧王陵(ムリョンワンヌン)
 Ⅰ286°25′07.70″  Ⅱ101°20′52.93″ Ⅲ812,317.790(m)

87,496.471(m)+ 812,317.790(m)=899,814.261(m)・・・・一直線上です

大山守命墓の被葬者が藤原不比等ならば、これには意味があるでしょう。
「弓」でも「夜」でもなく、「月読み」ということ、すなわち、暦をつくるということに結びつく名称となります。
《高市皇子(天皇)の場合にだけ、この「弓」「夜」「読」は一緒にさせられたのでしょう》
再度言いますが、あくまでも、この測地線に意味があるとしたならばですが、・・それにしても、百済の能力は凄い。

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