古代日本史への情熱

記・紀・源氏は魏志倭人伝の奇跡的で運命的な間違い方(逆)の構造どおりに記述されている。倭人伝にあるのは現代史と未来史

御神島でなければならないもう一つの理由

2011年04月28日 10時53分01秒 | Weblog
御神島-伊弉諾神宮-伊勢神宮・内宮の三角形の御神島での角度は、簡便な方法でしかやっていませんが、66.547度でした。(前回参照)
この角度は、おそらく、67.5度を狙ったものと思われます。
頂角45度、底角67.5度の二等辺三角形、例の天香具山・耳成山・畝傍山がつくるとされるあの二等辺三角形の底角の67.5度を頂角に持ってこようとしたものと考えました。
今までに、この形の三角形はよく目にしています。
正三角形でもなく、辺の比が5:4:3にもならない二等辺三角形でした。
ところで、御神島の位置を標高195mとされる地点にしていました。
この地点は御神島でも北のほうでした。

南の地点にすれば66.5度以上の角度になるはずです。
そこで、もっと南の標高141mの地点にしてみると
http://watchizu.gsi.go.jp/watchizu.aspx?b=353754&l=1354817
(グーグルアースでは確認できませんが)
御神島・141m地点→伊勢神宮・内宮
 ①147.078度 ②327.607度 ③155.3161km
御神島・141m地点→伊弉諾神宮
 ①213.912度 ②33.3657度 ③156.3971km
伊勢神宮・内宮→伊弉諾神宮
 ①270.715度 ②89.6554度 ③171.6599km

御神島での角度
 213.972-147.078=66.894度
伊勢神宮・内宮での角度
 327.607-270.715=56.892度
伊弉諾神宮での角度
 89.6554-33.3657=56.2897度

少しは67.5度に近づきますが、67度を超えることはありません。
そこで、御神島でなく、陸地まで南下してみますと、69度を越えるほか、
実は、諏訪大社上社本宮-伊勢神宮・内宮-御神島の三角形が二等辺三角形だったのですが、それも崩れます。


諏訪大社上社本宮-伊勢神宮・内宮-御神島
御神島・141m地点→伊勢神宮・内宮
 ①147.078度 ②327.607度 ③155.3161km
御神島・141m地点→諏訪大社上社本宮
 ①78.2755度 ②259.629度 ③212.458km
伊勢神宮・内宮→諏訪大社上社本宮
 ①36.0026度 ②216.806度 ③213.0518km

御神島・141m地点での角度
 147.078-78.2755=68.8025度
伊勢神宮・内宮での角度
 360-327.607+36.0026=68.3956度
諏訪大社上社本宮での角度
 259.629-216.806=42.823度

諏訪大社上社本宮での角度は45度に届きません。
191m(195mでした)地点でやっても43度です。
要するに、完全とはいいがたいのですが、御神島以外では、もっとうまくいきません。

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