元外務省官僚「尖閣めぐって衝突すれば日本は必ず負ける」
東アジア問題を長く研究してきた孫崎享氏は先日、『朝日新聞』で「日本人にとって受け入れがたい事実だが、尖閣諸島は日本固有の領土ではない」とする文章を発表し、日本と中国、さらにはアジアで大きな注目を集め、日本のネットユーザーからは非難が殺到した。
よく日本人は「固有の領土」という言い方をするが、私はその様なモノは無いと思う。
飽くまで実効支配しているのはどちらであるかで決まる。
勿論、国境線が確定している場合は別です。
尖閣諸島は遥か昔に「日本領」と確定しているのですから、今更問題になる筈がないのです。
ただ、日本と支那が戦争になり、講和の条件として尖角を差し出した場合は支那領になります。
だから固有の領土という言い方は変だと思います。
孫崎が馬鹿なのは、尖閣だけを固有の領土で無いと言っている事です。
環球時報: 石原慎太郎氏の尖閣諸島購入計画をどのように考えているか。
孫崎享氏: あまりにも貧弱な発想だと思う。その理由は2つある。1つは、石原氏は尖閣諸島を 手に入れるために、何らかの行動をとり続けるだろう。そうなれば、中国が外交面や軍事面においてそれなりの反応を示すことは間違いない。これに対し、石原 氏が何の措置も採らないはずないが、彼は外交官でもなければ戦闘機も持っていない。このような人が尖閣諸島問題に火をつけても何の意味もない。
火を付けたのは石原都知事では無い。
火を付けたのは孫崎の大好きな支那である。
石原都知事は「支那に侵略されないように」と国の尻を叩いて来たが、国があまりにも何もしないので業を煮やして尖角を買うと決めただけ。
1980年代まで尖角の領有問題など皆無だったのだが、東シナ海に油田があるんじゃないか?と言われ始めるに至って支那が「俺の物だ」と主張し始めたのが発端である事は、今どきの日本国民なら子供でも知っている。
知らぬは外務官僚だけだったのか?
領土が今まさに掠め取られようとしている時に、黙っているのは政府と外務省だけだ。
もう1つは、争いのある地域についてどのように対処するかである。原則は双方とも緊張を高める行 動をしないことだろう。ところが石原氏の行動はまったく逆だ。領土争いが存在する両国にとって、争いを回避することこそがもっとも賢明な行動である。この 2点から見て、石原氏のやり方は間違っている。
支那人は争いを回避しようとする努力を弱さの表れと取る。
「日本は弱いから我々の機嫌を取ろうとするのだ。弱いヤツに遠慮する事は無い」というのが支那人だ。
支那人は水に落ちた犬は叩けという。それもまともな判断が出来る日本人なら子供でも知っている。
知らないのは外務官僚だけだ。
「武力を用いることを余儀なくされるような事態になることは自分としては不愉快だし気乗りもしないが、しかし中国人は武力に対しては常に屈するが理屈には決して従わない国民だ」
と言ったのはイギリスの外交官エルギン卿です。
この言葉は今でも有効なのです。
その証拠に、支那は南シナ海では軍艦を派遣し実弾をブッ放し、ベトナム兵を殺傷してフィリピンの警備隊に圧力を掛けています。
弱い者にはトコトン強いのが支那なんです。
支那に対しては弱くなったり情を掛けたりしてはならないのです。
環球時報:尖閣諸島問題をめぐって、日中間で軍事衝突が発生する可能性はあると思うか。
孫崎享氏:あると思う。日中両国ともに争いを回避する意識がなければ、衝突は発生する。そのため、両国の指導者は、大局からすれば小さな出来事にすぎず、争いを避け、さらにそのための努力をしなければならないという一種の認識を持つ必要がある
戦争というものは互いに相撲のように見合って見合って、八卦良い残った!と始まるものではない。
今なら勝てると一方が思えば始まるのです。つまり日本が望まなくても支那が望めば始まります。
油断している時に後ろから斬りつけるのです。
争いを避けようと努力するのは良いですが、間違ったメッセージを発しないようにしなければなりません。
在中米国高等弁務官ハンフリー・マーシャルは「中国政府は武力及びそれを行使しようとする意志の存在する場合に限ってのみ正義を認める」とも発言しています。
彼の後任のロバート。マクリーンも「中国との外交交渉はカノン砲を突きつけた時のみ行う事が出来る」と述べています。
支那がアメリカに一目も二目も置くのは、強大な軍事力を持っているからです。
この先支那の経済が左舞いになり、国民の不満が高まれば、その吐け口を外国へ向けようとする事は別に珍しくありませんね。
一方がその気になれば戦争は始まってしまいます。
1937年8月13日には、上海近郊で支那軍による日本への侵略が始まりました。
蒋介石は西安事件での第二次国共合作以来対日戦を画策してきました。
半年前から第一次上海事変での停戦協定を破って、30000か所以上のトーチカ(コンクリートで覆われた機関銃陣地)と3線からなる塹壕を、第一次上海事変の停戦条件として両国で合意した非武装地帯に作り始めます。
支那の目的は、上海警備に当たっている5000人の海軍陸戦隊を攻撃すれば、日本から陸軍主力が救援に来るので、それを塹壕陣地へ誘い込み殲滅してしまおうというものでした。
日本さえ上海から居なくなれば蒋介石は関税収入を独占できるといった読みもあったのですs。
日本の歴史教育はサヨクによって捻じ曲げられているので、7月7日の盧溝橋事件が飛び火したなんて書かれていますが、火事じゃあるまいし飛び火なんかしないのです。
それとも飛び火で70万人の支那軍が攻めてくるとでも言うのでしょうか?
70万人の軍を動かすという事は事前に計画されていなければ出来ません。
蒋介石は最初から日本に戦争を仕掛ける気でいたのです。
共産支那も同様です。
共産支那成立以来、支那は周辺諸国と紛争を起こしてきました。それらはいつも支那から仕掛けているのです。
チベット侵略。ウイグル侵略。内モンゴル侵略。カシミール介入。ダマンスキー島事件。中越戦争。全て支那から仕掛けました。
外務官僚はこんな事すら知らないのでしょうか?
恐るべき馬鹿としか言いようがありません。
もしも1937年8月13日以前に、日本が停戦条件違反を言いたてて、武力を用いてでも約束を守らせるという決断をしていれば、日華事変は避けられたかも知れませんね。
実はこの時、対支融和外交を押し進めたのが外務省出身の政治家幣原喜重郎です。
幣原は日本は弱いという間違ったメッセージを支那に送ってしまったのです。
幣原は北伐に伴う第3次南京事件で、日本人居留民が支那兵の略奪暴行に遭っているのに、軍の出兵に反対した人間です。
その動機は、米英との共同出兵に反対して支那に恩を売り、出し抜く事を考えていたのです。
それより以前には、租界の廃止を訴えています。租界とは外国が作ったのではなく、外国人封じ込めのために支那が作ったのです。
租界の回収とは聞こえは良いのですが、外国から見ると資産の放棄、支那から見ると略奪勝手放題を意味しています。それが解らないのですね、幣原には。
結局、自分の事しか考えず、国全体が見えていないのです。
外務官僚は今も幣原をマンセーしていますから、「支那に尽くすだけ尽くせば何時かは振り向いてくれる」という幣原の間違った考えを疑っていないのでしょう。
幣原の過ちを繰り返せと孫崎のドアホはヌカしているのです。
環球時報:日中間で尖閣諸島をめぐる衝突が発生した場合、どのような結果になるか。
孫崎享氏:軍事衝突が発生すれば日本は必ず負ける。尖閣諸島は台湾の近くにあり、台湾問題は中国にとってもっとも重要な問題であるため、中国の防衛の最前線でもある。軍事紛争が発生すれば、中国が尖閣諸島を獲得する可能性が高い。
核を持ち出された時点で日本の負けが決まる。
通常戦力では勝ち目がないのだから、支那は核を持ち出してくることは充分に考えられる。
そして、持ち出すか持ち出さないかを決めるのは我々ではなく支那である。
我々が我々の論理や感情で判断しても仕方がない。
しかし、中国は非常に強い軍事力を備えていても、尖閣諸島を獲得する積極的な行動はしないだろ う。中国にとってもっとも重要なことは国民の生活を保障することだからだ。国民の生活を保障するには国際市場が必要で、中国と世界の人々がうまく付き合 い、中国に必要な市場を確保しなければならない。このような状況は今後20年変わることはない。
世界にとって尖閣諸島という小島がどちらに帰属しようと大した問題では無い。
尖角で武力行使をしても、世界はそれほど気にとめない。所詮極東の小さな出来事で対岸の火事だからだ。
核を持ち出すか持ち出さないかを決めるのは我々ではなく支那であると述べた様に、やるかやらないかを決めるのは支那であって我々では無い。
ヘッポコ外務官僚が何を言っても、何の保障にもならないのだ。
環球時報:尖閣諸島問題を今後どのように対処すれば日中両国にプラスになるか。
重要なのは、両国国民も密接な日中関係と経済成長の相互促進こそが両国民にすばらしい生活をもたらすという同様の意識を持つことである。この点から言っ て、尖閣諸島問題を解決する最善策が見つからなければ、周恩来総理とトウ小平氏のやり方に沿って争いを棚上げすることが最善の手段かもしれない。
結局、そこで我田引水になる訳だ。
支那と付き合うには自分達外務省チャイナスクールが必要ですよ。もっと重用したまえ。とでも言いたいのだろう。
支那と付き合い始めて30年以上経つ。我々の生活が素晴らしくなっただろうか?
むしろ支那人犯罪者が増えて物騒になったというのが真相だろう。
生活保護が増えて財政を圧迫し始めたのが真相だろう。
支那人の脅威に怯えて暮らさなければならなくなったが、政府はさらに支那人を呼ぼうとしている。
支那人に生活保護を与えて養う言われは日本国民には無い。
支那と付き合い続けている限り、日本にはデフレ圧力が掛かり続ける。
日本の歴史は面白いもので、日本が支那と付き合うと停滞し、日本が支那と切れると発展する。
支那と付き合った平家は滅び、疎遠になった鎌倉幕府は130年続いた。鎌倉幕府 晩年には元が攻めてきて対支警戒せざるを得なくなって鎌倉幕府は滅んだ。足利幕府は支那と付き合ったので弱体だった。江戸時代に鎖国で疎遠になると270 年のミラクルピースが始まった。明治維新から支那と付き合わざるを得なくなって1945年大日本帝国は滅んだ。戦後支那と疎遠になって高度経済成長を達成 した。1980年から支那と付き合い始めバブルを最後に停滞している。
支那と政治的に疎遠になった小泉内閣時代には株高で一息ついた。
支那と付き合うと日本には碌な事がない。
支那と疎遠になると日本は発展する。
日本の神様は支那が嫌いなんだ。
そもそも外務官僚が日本の国益を増進させた事があっただろうか?
小村寿太郎を最後にしてそんな例は無い。
外務省チャイナスクールは、支那に赴任すると手厚い歓迎をされて舞い上がり、そのうち抱かされてハニートラップに嵌り、金も握らされて言いなりになる。
支那人の昔からの手口であるが、外務官僚なんて所詮はひ弱な受験秀才でしかないから良い様に操られるのだろうな。
孫崎なんてその良い例で、上記の記事は一言で要約すると、「支那には逆らうな」って事だ。
コイツは誰に養われてきたのだ?