西村眞悟氏の時事通信からの転載です。
いよいよ今日、都議会で、石原慎太郎都知事と土屋たかゆき議員による質疑応答が行われます。これが歴史的な出来事となり、都議会での現憲法無効確認の決議が行われるきっかけとなるように祈ります。
北条泰時
石原都知事
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西村眞悟氏の時事通信からの転載です。
いよいよ今日、都議会で、石原慎太郎都知事と土屋たかゆき議員による質疑応答が行われます。これが歴史的な出来事となり、都議会での現憲法無効確認の決議が行われるきっかけとなるように祈ります。
北条泰時
石原都知事
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かつて日本は美しかったからの転載です。
日本国憲法の成立過程がおかしかったことは、皆暗黙のうちに知っていることではありました。しかし今更65年も経って、この憲法のもとで、長年下位の法律が作られ、国会議員が選ばれ、首相が選ばれて、国家の運営がなされてきたのですから、もうどうしようもない、このまま行くしかないと、そういう考え方が大半でした。
日本国憲法は本当は無効だけれども、無効宣言したら、現在の秩序が崩壊して、大混乱になるから、有効だということにして、現憲法を改正することで、もっと良い憲法を作るしかない。そういうことで、多くの保守政治家も自主憲法制定を主張してきました。
しかし、最近南出弁護士という方が、実はこの憲法は、憲法の役割はしているものの、本当は憲法ではなく、占領軍との講和条約に当たるという主張が行いました。そして、今も大日本帝国憲法は存続しており、講和条約としての現憲法の上位に位置しているとおっしゃっているのです。
この現日本国憲法がもし憲法であるならば、9条で戦争放棄という条項があるので、日本が占領状態から独立することになったフランシスコ講和条約の締結は行えないのだそうです。講和条約と言うのは、戦争をする権利を有する国同士が結ぶものであり、戦争放棄をして、戦争をする権利のない国は、条約締結が不可能であるため、このサンフランシスコ講和条約はこの時、大日本帝国憲法のもとで、締結されたということになるそうです。
南出弁護士の説は、非常に論理的に筋が通っていて、かなり支持が広がっているそうです。
実際に、日本国家として、正統な憲法は、明治時代に数年をかけて慎重に大切に、思いを込めて作られた自主憲法である、大日本帝国憲法です。これがほんの数日間で、憲法に素人の占領軍兵士によって作られたという憲法を正統とするのは、明らかにおかしなことで、国家の誇りをこれ程傷つけるものはないと思います。正統なものを正統とすることが出来る、この南出弁護士の憲法論は、非常に素晴らしいと考えます。
日本国憲法は憲法ではなかった。
現在の「日本国憲法」と呼ばれるものはGHQが作ったものです。1990年以降にワシントンの国立公文書館で、OSSの機密文書が再調査されたことによ り、戦後の日本の政策はOSSというCIAの前身にあたるアメリカ戦略情報局による「日本計画」の流れの延長上にあります。このOSSの実体は共産主義者 の巣窟で、第一条や第九条をはじめとするGHQ憲法の内容を含め、占領政策に多大な影響を及ぼしています。
法律家、弁護士である南出喜久治氏は占領憲法(現、日本国憲法 GHQ憲法)は「憲法」としては「無効」である、と述べ、法的階説で言えば一番上位に帝国憲法が存在しており、次に占領憲法があり、そして一般の条約と法律があると論じています。つまり「占領憲法」=「GHQとの講和条約」であり占領を容易にするための中間的講和条約という実質を備えており、サンフランシスコ条約で占領が解かれたのだから復元しなければならないものの、全面否定はしない、としています。
従来、占領憲法はハーグ陸戦条約の条約附属書第43条[占領地の法律の尊重]に抵触するので無効と言われてきました。
「国の権力が事実上占領者の手に移りたる上は、占領者は、絶対的の支障なき限、占領地の現行法律を尊重して、成るべく公共の秩序及生活を回復確保する為、施し得べき一切の手段を尽すべし」
しかし、南出氏はハーグ陸戦条約は大日本帝国憲法13条の一般条約大権に基づいて締結されているので、下位の規範にあたるとし、上位の帝国憲法の改正を無効とするのは論理の飛躍と矛盾があると指摘しています。
南出氏の「無効論」は大日本帝国憲法(明治憲法)第七十五条に論拠をおきます。
第75条 憲法及皇室典範ハ摂政ヲ置クノ間之ヲ変更スルコトヲ得ス
これは摂政を置いているときは憲法を改正できない、とするものです。摂政というの天皇陛下に御不例(病気)があったというような場合に置かれるものです。 占領期には摂政はいませんでしたが、この第七十五条は天皇大権を行使し得ない、そのような国家の予期しうる通常の変局時には憲法は改正できないというもの ですから、軍事占領下という天皇大権が行使できない、独立を奪われた異常下において、第七十五条が適用(類推適用)され、憲法改正はできないというわけで す。つまり、憲法改正できないのだから占領憲法は憲法として無効になります。
では占領憲法はどのような位置づけかというと憲法の直系としての法律ではなく「講和条約」の位置づけとしています。講和条約は国家存亡の折、国家を存続さ せるために、ある程度、憲法に抵触したとしても締結すべきもので、マッカーサー草案強要から政府原案の作成、国会審議の具体的経過を見れば、占領憲法とい うのはGHQの占領統治を容易にするための中間的講和条約という実質を備えています。ですから、全面否定しているわけではなく、占領憲法に基づいた法律が すべて無効になるというわけではありません。
南出氏の「無効論」は私の感じる限り、このところ急速に認識され始めています。政治家でもこの無効論を支持する人が何人かいます。「改憲論」「自主憲法 論」もありますが、占領憲法の「改憲」も「自主憲法」も憲法の正統性は保たれません。改正するのであれば明治憲法を改正すればよいのです。明治憲法は自主 憲法であり、自主憲法論もその内容を明治憲法改正に向ければよいわけです。「護憲論」も占領憲法でよい部分があるというのなら、その内容を明治憲法の改正 内容に向ければよいのです。
日本国としての正統性、それを維持するためにまず行うことは明治憲法が「憲法」であり、占領憲法は「憲法」としては無効であり、講和条約あるいは占領基本 法の位置づけであることを認識することでありましょう。急速に認識されだした「無効論」、近いうちに大きなことが起こるかもしれません。
参考文献
ビジネス社「日本国憲法無効宣言」渡部昇一・南出喜久治(共著)
総和社「日本は憲法で滅ぶ」渡部昇一(監修)
展転社「戦後日本を狂わせたOSS日本計画」田中英道(著)
参考サイト
WikiPedia「ハーグ陸戦条約」
国立国会図書館 大日本帝国憲法 http://www.ndl.go.jp/constitution/etc/j02.html
添付写真
ダグラス・マッカーサー(PD)
新無効論 「日本国憲法」は講和条約 (2-1) 南出喜久治 http://www.youtube.com/watch?v=3pc-SCJncLk
新無効論 「日本国憲法」は講和条約 (2-2) 南出喜久治 http://www.youtube.com/watch?v=Qw_ofGRny-Y
先日の記事が画像が出てなかったので、画像の貼り付け直ししました。
美しい国からの転載です。
毎年5月3日の憲法記念日が来るたびに、この憲法記念日という日は、日本の自立を妨げる呪いの枷のような憲法が施行された日として、悔しさを感じながら、片方で連休を喜ぶという矛盾した気持ちになります。でも、日本中が、この憲法記念日という日を連休として喜んでいるのだと思うと、やはり嫌ですね。
この憲法が、日本から、日本人としての歴史的誇りを奪い、日本製ではない平和憲法を金科玉条のように誇る人々を生み出し、日本国民ではなくコスモポリタンばかり増やしてきたと思うと、日本は、日本という個性が失われて行く滅びに至る道を、この憲法とともに歩んできた気がします。
亡国の憲法
亡国の政党
亡国の内閣
この内閣は、日本国民を置き去りにし、ただ破綻寸前の韓国国民の為に国債を買い、シナにも媚びを売り、日本国民には増税を強いる亡国の内閣です。
転載元: 美しい国