「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

大雪山・お鉢平めぐり(1999・9・18)

2017年06月02日 | 思い出
 北海道・道北も初夏の季節となりました。アイヌ語で「カムイミンタラ」と呼ばれる大雪山も、今年は6月18日が山開き、夏山シーズンの正式な幕開けです。

 それで、季節は違いますが大雪山の中の名所の一つ、「お鉢平めぐり」を一人で歩いた思い出を振り返ろうかと思います。すでに約18年前の事なので、自分の歳も50過ぎでまだ足には自信があった頃でした。

 まずは、昭文社の案内図から。「お鉢平」へは幾つかのアクセスの仕方があります。ただ、やはり層雲峡ロープウェイとリフトを乗り継いで、黒岳7合目登山口から行くのが一番楽だと思います。ちなみに、案内図の黒岳山小屋の先からお鉢平を一周する距離は約10kmです。(大雪山の主峰旭岳ロープウェイを使って裾合平を歩いて行くコースもいいのですが、時間ははるかにかかります。)



 そして、これは私が作ったコース予想時間と実際の所要時間の記録です。



 さて、黒岳山小屋の先(北鎮・北海分岐)を歩き始めからの眺めです。これは、多分、凌雲岳?(2,125m)だったように思います。9月中旬なので、紅葉もピークを過ぎかかっています。





 ここは北鎮・中岳分岐の辺りだったと思います。(コースタイムでは北鎮岳のところに標識に霜柱」と記載していますが、後の北鎮岳の写真には写っていないので、記載違いかもしれません。) 大雪山の9月中旬は、いつ初冠雪を迎えてもおかしくない時期です。それを感じさせるように降雪?が強い風で標識の柱に凍り付いたようです。



 コースの周りの山肌には、小規模ながらいわゆる万年雪と思われる雪渓が見られます。



 まずは北鎮岳頂上に登りました。



 間宮岳に向かって歩き出したとき、遠目にやや大きい黒い塊が見えました。まさかクマ?と一瞬思ったかは忘れましたが、動かないので動物ではないだろうと近寄ってみたら、やはり岩の塊が風化したものでした。何となく針ネズミのようにも思えました。



 さてこれは、間宮岳です。(標識が逆光のため文字が読めませんが、画像を拡大して確認できました。)



 そして、北海岳の頂上です。




 この日は、歩きの方は約7時間半をかけています。さすがに9月の下旬に入るころなのか、それぞれのポイントで、人と会うことはなかったように記憶しています。いずれにしても、晴れの天気の中で、「黒岳」「北鎮岳」「間宮岳」「北海岳」とまとめて頂上に立つことが出来て、満足感一杯の山歩きとなり、良い思い出です。








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