「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

7月の思い出~ニセコの別荘にお泊り

2012年07月31日 | 思い出

7月も末日です。7月中は結構暑い日が多かったなぁという感じです。

今月中は、いろいろ面白かったです。7月上旬の窯焚き体験がそうでした。(7月10日記事)

その後「別荘」なるものに2泊して来たのがいい思い出となりました。


これがそのニセコ町の別荘です。国道5号線をニセコ町市街から倶知安方面に向かって途中から町道に入り更に畑地の中の方に建っています。字名も「羊蹄何番地」となっています。

私の物・・・ではなく、友人が3年程前に新築したんです。
良かったら泊まっていいぞ、という友人の言葉に甘えて行きました。




よくあるログハウスではなく、完全な寒冷地住宅です。コンクリートの高床を上がって1階、2階とも床・壁・天井その他を同じ白木で仕上げていました。
窓はすべて木製の2重サッシを使っていました。

1階のリビングにはシステムキッチン(調理台はIHヒーター)と洗面台を設けてあり、暖房は灯油のFF式ストーブでした。更に本格的な薪ストーブも備え付けてあります。またトイレはウォッシュレット式でした。



ここに建っている訳は、何と言ってもこれ「羊蹄山(蝦夷富士)」がド~ンと目の前にそびえていることです。友人が「夜、山頂に月がかかった眺めは最高だぞ」と言ってましたが、残念ながら2泊してもその景色は見ることができませんでした。



とにかく、このように回りは畑しかないところです。中に入れば「騒音」とは全く無縁の空間です。テレビを見た後は、お気に入りのCDを聞きながら酒を飲んでほろ酔い気分になって眠りに就く・・・なかなか贅沢な時間を過ごせたと思います。





ニセコ町と周辺にはいい温泉が沢山あります。私は、一泊目の次の日の午後に昼食を兼ねて、JRニセコ駅前にある「綺羅温泉」に漬かって来ました。


「睡蓮」が見ごろ~神楽岡公園・野鳥の池

2012年07月26日 | 生活雑感

7月の下旬になると、上川神社のある神楽岡公園の中に作られた「野鳥の池」に睡蓮が咲き出します。

今月一杯位が見ごろかと思います。


これは今週の始めに撮ってきたものです。ピンクと白の2種類が咲きます。

水面を眺めていると、アメンボが動き回ったりイトトンボが飛んでいたりと、時間を忘れてまったり、のんびりできますね。




こちらは、写す角度を低くして撮って見ました。

モネを真似した感じでしょうか。





睡蓮と言えば蓮の花で、日本の仏像の台座を思い浮かべます。

じっと見つめていると、何となく有難~い気持ちが沸いてきます。




私が撮影に行った時、他に何人かの女性の方(中には本格一眼レフを持った方も)が撮ってました。

最近よく○○ガールとかで、今まで男性の趣味の領域だったところに、女性の参入が増殖中とか聞きますが・・・そんな感じでしょうか。





2012年 上川神社祭 奉納の神楽舞

2012年07月24日 | 思い出

7月20日(金)~22日(日)まで「上川神社例大祭」でした。

22日は「後祭り」という言い方をしますが、午後1時半から境内の能舞台で「奉納 神楽舞」が行われると知って、天気も良かったし観に行ってみました。

1時半前に行ったのですが、既にこのように獅子舞をやっていました。(雨紛囃子保存会の方々)




そして、続いて、このように「ひょっとこ」と「おかめ」による演目です。お酒を飲むところからどうなるかというと・・・



酔っ払いの「餅つき」を始めました。



※Youtube動画を載せてありますので、見てください。



実は、この「餅」のように見えるのは白い袋で、最後に観客を招き寄せて、袋の中からキャンディを混ぜた本物のお餅を撒いてくれました。私の所に1個飛んできたので、しっかりゲットしました。

ここまでが、まあ前座でしょうか。そして神楽舞の「浦安の舞」が演じられました。






踊り手の一人は、市内の私立明成高校の舞踊研究会の生徒さんと、もう一人は神社の巫女さんというアナウンスが入っていました。

※こちらもYoutube動画を載せてあります。



※「浦安の舞」の解説です。(北海道新聞の掲載の広告から)




この後、次とその後の演目を見て、帰宅しました。

考えてみると、旭川に住んでから約40年、初詣にはだいたい来ていましたが、このような神楽舞を鑑賞したのは、初めてだと思います。ゆったりとした曲にゆったりとした舞は、結構いいなと思いました。






第9回モルトの会~「ブレンデッドウイスキーを飲み比べる」

2012年07月16日 | お酒

先月6月24日(日)に第9回シングルモルトの会を行いました。

今回の会場は「バー真」(吉竹ビル6号館3F)でした。)


※マスターの名刺です。




この日のテーマは「ブレンデッド・スコッチ・ウイスキーを飲み比べる」としました。
そのリスト(シート)です。





No.1 バランタイン12年 40%
No.2 シーバスリーガル12年 40%
No.3 カティサーク 40%
No.4 ジョニーウォーカーブラックラベル12年 40%
No.5 オールドパー12年 40%
No.6 ホワイト&マッカイ13年 40%


これらのボトルの写真です。(順不同)



飲み比べ前です。このお店は、テーブル席が4人掛け2つと少ないので、カウンターも使いました。




これは、皆さんに配布した参考資料です。




さて、ティスティングを終えての感想の発表の概略です。

バーオーナーの方たちは、ブレンデッド・スコッチを単品で味わうことは余りないようです。われわれ一般の者もボトルキープしたものを、飲み方を変えて空けるということが多いです。

したがって、ブレンデッド・スコッチの銘柄はこの他に数多ありますが、取りあえず定番といえる銘柄6種類を味わってみたことは、意味があったかと思います。(私の主観ですが・・・)


参加者のデータです。10名(男性9名、女性1名)でした。

内訳では、バーオーナー3名(男性2名、女性1名)シェフ1名(男性)、会社員4名(男性)、医師1名(男性)、無職1名(男性)でした。


次回10回目は、順番どおりバーブレリアスで行うことにしました。



陶芸の窯焚き、初体験です!?

2012年07月10日 | Weblog

7月もはや上旬を過ぎようとしています。

先週ですが4日(水)~6日(金)まで、高校1年からの友人が窯元をやっている「季風窯」という陶芸の窯焚きの応援に行ってきました。私にとっては、全く初の体験でした。


窯焚きの話しは3年ほど前、窯元の友人の退職慰労会を旭川でやった時に、まぁ冗談半分だったと思いますが、一度やってみないか?と言われていたので、何時でもいいぞと答えていました。
ただ、それから一度も誘いは来ていませんでしたが。慣れた関係者で、人手が足りていたということのようです。


※「季風窯」について概略を紹介します。

 私の40数年来の友人、大久保窯元ですが、就職、結婚して札幌市内に居を構えた時には、すでに陶芸を始めていたようです。家の中にかなり大き目の「壷らしきもの」が幾つも飾ってあったように記憶しています。
 
 20数年前に、北広島市内に自前の窯を持ったと聞きました。(道都大学第1キャンパス前から5分ほど、札幌北広島ゴルフ倶楽部【北広島温泉・ホテルクラッセ】の裏手)
 その時は大型のガス窯で窯の名を「季風窯」としていました。そして約10年前に既存の建物を拡張して、現在の「穴窯」を設けています。なお、下記の「Yahoo百科事典」の解説のように、一般的に「穴窯」は斜面のある土地を利用して設けるようですが、季風窯は平地に作られています。

「穴窯」とは


 この窯焚きの作業では、通常火入れから窯焚き終了まで24時間通して1週間ほどかけるそうです。今回の火入れは6月30日(土)で、終了が7月8日(日)の午前1時過ぎとのことなので、日数として9日間かけているようです。

 この窯元のスタイルは、釉薬(うわぐすり)を使わず、粘土の中の金属類を解け出させたり、窯の中に置いた作品に薪の灰が当たって解けて付着したりする、自然な風合いの仕上がりを意図した作風です。窯の中でそのような「化学反応」を起こさせるために、窯の温度は最高で1300度!!くらいまで上げる必要があるそうです。
 
 そのために延々と薪を燃やし続けるんですね。24時間体制なので、窯焚きは相当の人数の関係者(主に窯元の生徒さん)が交代でやらないと出来ません。今回は、実人数7人ほどで終わらせたようです。私はその内で4日~6時間、5日~7時間、6日(金)2時間で計15時間ほど従事しました。ただ、一番きついと思われたのは窯元で、毎日午後11時前から翌日の午後2時位まで、10数時間窯と付き合っているのですから・・・

  
これだけの時間をかける窯焚きなので、窯の温度を下げて窯出しが出来るまで、約1週間かかるそうです。ということは、7月16日か17日辺りになるようです。


 その「季風窯」の建物です。私にとっても初の訪問です。窯名のプレートが掛けてある壁の裏側に、以前に使っていたガス窯がまだありました。屋根の上に見えている煙突はその排気用です。



 現在の窯で使う薪(割る前のもの)の山積み、これで一部分です。長年付き合いのある森林組合から購入しているそうです。



 こちらは、窯場の裏手側で排気のための煙突です。高さは3m半ば位かなと思います。建物の造作は、元JR社員の技術部門で働いていた生徒さんがやってくれたそうです。堂々たる雰囲気です。



窯の建屋の横を流れている沢です。水量は多くはありませんが、疲れた身体を癒すのにいい雰囲気です。




さて、その窯の本体の前側から見た左側面です。一番奥の高さが私の目線より高いのでおそらく1m70cmを超えるくらいかと見えました。

そして左側窓の壁に沿って沢山積んであるのが、今回使う薪(細いもの)です。これは4日の午前ですが、6日の朝にはほとんど無くなっていました。




こちらは窯の右の側面です。手前の角に立てかけてある太めの薪は、先ほどの細身の薪を投入して直ぐに1本併せて投入するものです。(今回の樹種はカラマツとのこと。)





窯の温度管理は、左側面の上部にセンサーを入れてあり、その温度がこの表示器に出ます。4日の午前10時過ぎで「1,090度」でした。7分の投入間隔はこのタイマーを使っていました。



さて、ここからが私の窯焚きの様子です。(4日午前)

初めは、窯元がやり方を何回かやって見せてくれて、その後、見よう見まねでやってみました。窯の投入口の蓋を開けると、熱風が吹き出してきます。

窯元から事前に、着る物は化繊類は厳禁と言われていた(確かに、直ぐに引火し易い!!)ので、上は薄手のデニム地の長袖、下はジーンズです。靴もゴム長靴を用意してましたが、履いていった革のシューズがオッケーでした。






細身の薪を両手で一掴み(数本程度?)して、まず一気に投入します。出来るだけ窯の奥に入れないと、投入口で燃え上がってマズいことになります。
これが、コツというか慣れるのに顔が熱くて難儀しましたぁ!!




そして太目の薪を1本投入しますが、初めの内は中々奥まで入りきらないので・・・




この長~い火かき棒で押し込んでやります。
窯の蓋を閉じてタイマーをオンして、1セットが終わりました。この間1ないし2分までかからないのですが、一気に汗が噴き出して来ます。ほとんど1セット毎に水とか麦茶などを飲んで水分補給をしました。





こんな風にして、3日間が過ぎました。7月5日(木)の午後1時半位に、窯元が「後を頼むとね。」いって自宅に帰ってから、午後6時半位まで約5時間ほど一人で「窯」に向き合っていましたが・・・タイマーの残り時間を見ながら、温度表示の下がりと上がりをチェック、更に薪を手元に運ん置くなどしていると、時間は直ぐに経過してしまいました。

なかなか出来ない体験をさせてもらって、達成感はありました。(4日の初日、一人の時に温度が50度ほど下がってしまった時は、熱いところで一瞬、冷や汗が出たように思いましたが。)




次の2つの作品は、以前に窯元がここで焼いたものです。


※「大壷」(高48cm 径45cm)



※「花入」(高30cm 径11cm)




今回はどんな作品が出来上がるのかと思うとなかなか楽しみです。

手伝いに行く前は全く考えていなかったのですが、都合が付けば窯出しの様子も拝見させて(手伝いかも?)もらうべく、連絡をくれる様に話してあります。



【追記】
窯焚きを一人でやっている時に、熱風に曝されたせいか、ふとこんな事を思い浮べました。

火葬場の釜の温度ってのは、こんなに熱いものなのかな??それで一寸調べてみたら、800度以上1000度未満くらいの温度らしいです。う~ん、熱い熱い温度ではありますが、ご遺体は温度を感じないだろう??から、どんなものでしょう。

こんなように思いが出て来るというのは、やはり年齢的なものかも・・・しれません。