「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

オホーツクの浜ゆで毛がにを道産酒米の男山で味わう

2021年04月21日 | 生活雑感
先日、とあるスーパーに買い物に出かけた時に、鮮魚売り場で「オホーツク産浜ゆで毛がに」(雄武町)が目に止まりました。確か春先の毛がには時期的に一番おいしいといわれています。冬のオホーツク海に張りつめる流氷が、多種多様なプランクトンを運んで来て、それを食べた蟹の身体にたっぷり栄養分が蓄えられて、身の入りも良いからでしょう。また、この時期を過ぎると、冷凍し貯蔵されたものが順次市場に出てくるようなので、春先の「浜ゆで毛がに」こそ食べ時のようです。それで、思い切って買う事にしました。


「毛がに」を食べるとなれば、それに合うお酒が大事です。今度は、酒類売り場の日本酒コーナーで品定めをしました。そうすると、わが旭川の「男山」の「北の稲穂 北海道産酒造好適米百パーセント使用」(純米しぼりたて生原酒)が陳列棚にありました。この組み合わせは、もう最高ではないかとこれを購入。夕食に早速味わいました。期待に違わず、味わい最高でした

さて、雄武町ですがその町の場所は、こちらになります。旭川に住む道産子の私も、旭川に住んで約50年近くなりますが、未だここには行ったことがありません。


そういう北の町の様子を思い浮かべながら、かにと地酒をしっかりと楽しみました。

「歌川広重 二つの東海道五拾三次」特別展を鑑賞

2021年04月18日 | 文化
北海道立旭川美術館で4月17日(土)から開催された「歌川広重」特別展を鑑賞しに行って来ました。これは展示室の入り口の垂れ幕です。



展示室内の解説パネルによると、江戸時代に東海道の旅(江戸の日本橋~京都の三条大橋の間約500Km)は、おおよそ成人の男性の足で11泊12日だったそうです。

その旅の様子を保永堂版(1833~34年刊)と丸清版(1847~51年刊)の二枚を同時に観ることが出来るようになっていました。チラシに掲載されていたその二つ、箱根「湖水図」と「夜中松明とり」です。



【私は東海道の各地を描いた日本画では、主に葛飾北斎の富嶽三十六景を見てきました。歌川広重の名前は聞いたりしていましたが、このように沢山の作品があったことを今回初めて知りました

また、上記の二枚の絵の他に、広重の研究家が昭和に各宿場の様子を撮影した写真と、現在の様子を写したものも掲示されていて、見比べるとなかなか面白く楽しく鑑賞できました。

これは、チケット売り場で貰った出品リストと他の展示資料名です。「十返舎一九」の「東海道中膝栗毛」は、日本史の教科書で習ったくらいかと思います。その読み本も(手に取ることはできませんが)眺めてみて面白かったです。





この広重特別展と同日に、札幌の道立北海道近代美術館で特別展「日本浮世絵博物館秘蔵 国貞 広重 国芳 コレクション 絵師たちが見た江戸の楽しみ」(~6月20日まで)が開催されています。下は道近美のHPで見た国芳の作品の一つです。



こちらもぜひとも観賞してみたいと思いましたが、コロナ過の下で道知事が札幌と他地域の往来を控えるように呼びかけている最中なので、6月初めまで様子見するつもりでいます。






さんろくの老舗居酒屋にて花咲ガニ!!

2021年04月14日 | お酒
4月に入り、あんなにあった雪もドンドン解けて行って、家の周りとかもすっかり春めいて来ました。先日、街中に用事があり帰宅するころ夕方になっていたので、一杯軽く飲んで帰ろうかと居酒屋を探しました。ちょうどさんろくの居酒屋「大舟」が開いたので、暖簾をくぐりました。しばらくぶりでした。前回は多分5年くらい前だったかもしれません。カウンターに座り、生ビールで少々喉を潤してから、メニューを見てみました。真っ先に「ムキ花咲ガニ1200円」が目に止まりました。う~ん花咲を食べたのは何時だったかな??と自問自答してみましたが、思い出せませんでした。要は、ず~っと食べていなかったということです。毛ガニは何年かに1回くらいは食べてきたので覚えています。まあ、そんなことで、注文しました。


ひさびさの花咲ガニは美味しかったです。濃厚な味わいが生ビールとよく合いました。グッドでした

「大舟」は昭和40年後半、旭川にて就職してから歓送迎会や仲間の飲み会とかで、良く利用していました。店の中は、そのころとほぼ変わっていません。昭和のままと言っていいのではないかと思います。
これは、お店の箸袋です。デザインも変わっていないのではと思います。ただ、「店名」の下にある店主さんのお名前は、おそらく二代目の方になると思います。



旭川は、買物公園にも全国、札幌チェーンの居酒屋、カラオケ店などが進出してきて、すっかり様変わりしています。昭和の雰囲気を感じさせてくれる地域生え抜きのお店は、私のようなロートルにとって、癒しの場になるように思いました