「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

20年前の大雪山・トムラウシ山登山記

2016年03月23日 | 思い出

 昨年の暮れに書棚を片付けていたら、見出しの付けていないファイルの中から、1997(平成9)年夏の、トムラウシ山に行った時の記録が出てきました。山友だちのS.Atushi君が作ってくれた登山計画や直筆の感想メモなどでした。たぶん私が、コピーのためとかで借りて返していなかったものだと思います。
 19年ほど前の登山の記録を読み返して、その時の感動やらがド~ンという感じで蘇ってきました。私は、その時一眼レフカメラと自動カメラ?とで、ポジとネガフィルムの写真をたくさん撮ってありした。この時はほぼ3日の間、とても天候に恵まれました。たぶん、Atushi君とまた登りに来たいねとか話していただろうと思います。しかし、その後は機会がなく、気が付けばすっかり年数が経ってしまいました。おそらくこの先は登ることはまず無いだろうと思うので、記事にして記憶に留めておくことにしました。

※北海道夏山ガイド〔2〕 1992年2月第4刷発行 186、187頁(北海道新聞社刊)から~この時は「沼ノ原コース」で登る。



※上記ガイド 168、169頁(五色岳コースの俯瞰案内図)



※上記ガイド 188頁の俯瞰案内図



※このころ携行していた(株)昭文社の「山と高原地図42」(1990年発行)のコース図



※この時は、Atushi君(多分44歳?)と私(48歳)の2人パーティで、彼が私より登山歴が長いのでリーダー役、当然この登山計画の作成と実際の記録も書いていもらいました。(手書きのものをエクセルで表記)



※この時の装備分担表です。記憶では、このころ私はドコモの携帯を使い始めたのですが、山の奥では通話できないだろうと、持って行かなかったと思います。リーダーの携帯がどこの社だったかは忘れましたが、通話が可能な時もあるということで持参していたと思います。なお、この時の私のザックは70リットルのもの。リーダーも同程度のもので、私の2人用テントを仕分けして互いに15kg程度の重さにし担いで登りました。



 ここからリーダーの登山記を3日に分けて掲載し、間に私の撮った写真を入れて行きます。なお「リーダーの一句」は、登山計画の余白に書かれていたものをその日の末尾に入れました。まあ、俳句ではないし川柳でもないと思いますが、その時の気持ちは良く表現されているように思います。また、その時の私の記憶も併せて記載しました。



※五色ヶ原の山の花々、黄色はミヤマキンバイ、桜色はエゾコザクラそのほかたくさんの花々が一斉に咲き競っていました





※ヒサゴ沼キャンプ地を出発後、ヒサゴのコルあたり?からトムラに向かうところかと思います。



※ロックガーデンに差しかかるか、その辺りから北沼方向だと思います。



※ほぼ北沼のほとりです。視線の先にはトムラウシ山の頂きが見えています。



※北沼の上の登山道からの後の眺め。眼下には北沼の水面と残雪、遠く右には旭岳が見えています。



※トムラウシ山の頂上(2,141m)にて。時間帯(午前11時過ぎ)もあってか、人、人で一杯でした。





※下山の日、2泊したヒサゴ沼キャンプ地を振り返る。(沼の水深はかなり浅かったように記憶しています。)



※帰路の方向にある化雲岳に向かう



※化雲岳の頂き(1,954.3m)にて



※化雲平を歩く(2枚)この時間帯には、日差しが強くなり気温も上がったので、半ズボンに履き替えました。




※トムラウシの山容を背景にした五色ヶ原 このとき確か、あ~ぁ「天国」って、こんなイメージなのかもと思った記憶があります



※沼の原にて(2枚)ワタスゲの群生がきれいでした。





※おまけ
 この記事のアップの準備をしていたら、3月6日(日)NHK「さわやか自然紀行」で「北海道 厳冬 トムラウシ山」の放送がありました。番組HPの写真ですが、左は冬のトムラウシ山、右は、登山路で見られる「スノーモンスター」といわれるものだそうです。撮影は1月のようですが、冬に大雪山の上の方がこんなにきれいに晴れ渡るのは、ほんのわずかだそうです。



※この記事に使用したガイドブックの内容は、約20年以上前のものです。したがって現在、登山コースが同様に通行できるかどうか当方は確認しておりませんので、最新の案内書などを使用されるようお勧めいたします※





乃木坂46・橋本奈々未と北菓楼札幌本館

2016年03月16日 | 時の話題など
 3月も半分を過ぎてました。や~何か2月以来ずっと寒かった感があります。わが旭川、今朝も最低気温が零下10度でした。ただ、今日から数日は最高気温がかなり上がる予報なので、ややほっとした気持ちになりつつあります。
 朝食を終えて、昨日の北海道新聞を片付けようと手に取ったら、このように広告(緑色囲い)と主な記事のお知らせ(ピンクの囲い)が眼に入りました。




 その【ひと「乃木坂」発 読書の魅力】の記事は、これでした。旭川出身の橋本奈々未のラジオ番組の紹介でした。17日が最終回ということは、明日です。ちょっと聴いてみようかなと思いました。



 そして、北菓楼札幌本館の広告に関してです。ウェブ検索をしたら、この記事がありました。私は、製菓の「北菓楼」の名前は、聞いたことがあるような?無かったかもです。ただ、この建物「旧文書館別館」は、大通り公園の途中にあるので、今までそこそこ見て来てました。


 この建物は、次のように北海道で初めての本格的な図書館として建築されたもので、その後、いろいろな使われ方をしてきたようです。



 今週18日(金)にグランドオープンなので、すでにプレオープンが行われ、そのオープンセレモニーのニュース等を見てました。そしたら、この建物のリニューアルを手がけたのが、あの世界的建築家の安藤忠雄氏だったんです。(施工は竹中工務店)
 安藤氏がコンセプトを幾つか話されていました。一つには、壁面に使われているレンガは、建築当時の職人さんが丁寧に積み上げたものだから、残さなければならない。(そのために、壁面内部にドリル工事で穴を開けて、最長16メートルの鉄筋を入れ込み、耐震化を図ったそうです。)

 また「図書館」の役割、イメージを感じさせるため、メインの吹き抜けホールの1階から2階の壁に書棚を設けて、オブジョエとして6,000冊の書籍を飾ってありました。TV画面を通しても、とても壮観な眺めでした。

 このところ札幌に行ってないので、夏のビアガーデン時期に合わせて、行ってみたいなと思いました、