「おやじぃ」の日々つぶやき

日々の生活の中で見聞や体験したことを、その歳なりで感じる気持を綴ります。

東郷青児美術館のゴッホ「ひまわり」

2010年02月03日 | 旅行
 都内観光の続きです。博物館などを見て回る目的の中の一つが、東郷青児美術館でした。ここに行くことにしたのは、旅行直前にある友人と酒を飲みながら絵画の話しになったところ、損保ジャパンビルでゴッホの「ひまわり」が見られると聞いたからでした。

 調べてみると、損保ジャパン本社ビル内に東郷青児美術館があって、その中に展示されているというのです。場所はJR新宿駅西口から僅かのところ。行ってみました。付近の概略図は次のようになっています。





 こちらは、損保ジャパンの直ぐ傍にある東京都庁ビルの南展望室から見た「損保ジャパンビル」方向です。本社ビルより更に高いビルに取り囲まれています。(ちなみに、損保ビルは1976年のオープン)



 さて、東郷青児美術館(損保ビル1Fから42階までの直行エレベーター)に入りました。平日の午後なのか、入館者も僅かで目的の展示ルームには、私一人入りました。




 ガラス張りの展示コーナーには、この「ひまわり」(100.5×76.5cm)の他に、向かって左側にセザンヌの「りんごとナプキン」(49.2×60.3)、右側にゴーギャンの「アリスカンの並木路、アルル」(72.5×91.5)が並んで展示されていました。

 写真撮影はご遠慮をとなっていましたが、撮らせてもらいました。手振れしていますが、絵の具の盛り上がりの感じはいくらかわかるかと思います。

 この作品は、日本がまだ景気の良かったころに58億円で購入したものだとか。あと、同じ「ひまわり」で少し描き方の違う作品が、オランダ・アムステルダムのゴッホ美術館に所蔵されているそうです。15分ほど一人だけでこの作品を眺めて、少しだけリッチな気分になりました。


 東郷青児美術館ホームページ