フラワームーンなどと名付けられ、満月が話題に
なっている。満月というのは夜空にぱっかりと浮
かび上がり、誰もが何かを思う。
何に書いてあったか忘れたが、こんな話を読んだ
ことがある。あのイースター島のモアイ像の話で
ある。モアイ像のことについては諸説あるが、ボ
クが好きな説を書いておく。これは著者の空想だ
ったかも知れないが。
イースター島の人々は周りを海に囲まれており、
他の民族を知らなかった。知らなかったが、必ず
どこかに人間がいて、そういう他の民族と知り合
いたかった。そういう気持ちを込めてモアイ像を
作った。モアイ像の向いているその先には会った
こともない人たちが存在するのだろうと思い、メ
ッセージを込めてわかりやすく目立つように巨大
な像を作った。
モアイ像はイースター島の人々の気持ちを表した
造であった。そして海に囲まれたイースター島の
人々はモアイ像の視線の先を月に求めた。
イースター島の人々は夜空に輝く月にメッセージ
を送ったのである。
とまあ、うろ覚えなのでかなり怪しいがこんな感
じのことを読んだ。
モアイ像と月に浪漫を感じるではないだろうか。