最近、建築の検査で奈良によく行く。電車で行くと
結構な時間がかかるので車で行くのだが、道が全く
わからない。これはカーナビ頼りで行っているので
考えることなく、全く頭に残らない。
前も通った道だな～と思うのであるが、それがどこ
なのか全然わからないのである。カーナビの無い頃
は地図で調べて行先を頭にイメージできたのである
が、そういうことをしないので一種の退化だと思う。
高速道路でいっても普通の道でいっても大して変わ
らないような順路でもカーナビは高速道路を選ぶの
でそれに従う。なんだか、カーナビに操られている
ような感じだ。
そして少々古くなったカーナビは新しい道に対応し
ておらず、道なき道を走ることもシバシバ。最近は
道なき道を走って自分を見失って現在地を正確に出
せないという全くカーナビの機能を果たせない時が
ある。
これは恐ろしいことでカーナビをあてにしているも
のだから、こちらも自分の位置がわからなくなり、
焦りながら途中で止まり、今度はスマホの地図と
見比べる。スマホは自分を見失わないので、確実に
場所を把握するのであるが、運転しながらスマホは
持てないので、ここで初めて脳を活性化させて道順
を考える。
と、話は大きくそれたが、奈良の道を把握しないと
不便である。よく行くところぐらいは、ちょっと地
図をみてみようと思う。
そして奈良というところはとてもおおらかな土地に
みえる。車で走っていても道は狭いが、時間がとま
っているような感覚になるような土地なのである。
奈良については今度詳しく書いてみたい。