Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

本と急須

2008年12月16日 | ブログ

20081216215749 アマゾンで間違って購入した本が 「一日一生」という本。内村鑑三著のを購入したつもりが、天台宗大阿闍梨酒井雄哉というお偉い方の本であった。むむむ、思ったが、「朝日新聞夕刊で大反響のコラムが、新たなインタビューにより待望の書籍化」と帯に書いてある通り、非常に読みやすく、考えさせられる本であった。

いわゆるエリートの人生を生きてきた人ではなく、苦労して行き着いた先が比叡山であり、その中で自分の居場所を見つけ努力した人なのである。大変な業をなした人だけれどもそういう力みみたいなものは微塵も感じられないほど自然体。宗教関係の人の本などはほとんど読まないが、宗教というより人としてどう生きていったらいいということが、なんとなくやんわりと諭させる内容である。ある域まで達した人は大きいものの考え方になるのですね~。

一気に読んでしまった。読みやすかったということです。一つのテーマに関するページ数が2~3ページと少ないのでちょっとした時間にも読めてしまう。癒し効果もあるのでゆったりした気分になりたい人にはおススメ。

朝日新書 本体700円+税 

 

20081216100852 またもや、引越しのときに知らぬ間に急須を捨ててしまった。ということで事務所で暖かいお茶が飲めなかったので、購入したガラス製の急須。ステンレスの茶漉しがついていて蓋ははずれ防止つき。手ごろな大きさで350mlはいる。ガラスの透明感とそのフォルムが結構気に入っている。

早速、暖かい煎茶を飲んだ。中身が見えるのでお茶が入れやすい。。。


住まい体験 その3

2008年12月16日 | ブログ

住まい体験といえるかどうかわからないが、よく考えれば引越しというのを結構、経験しているほうではないかと思う。前回書いていた長屋で3回ぐらい、長屋を建て直すので仮住まいで引越しして、完成してから戻るのに引越し。そこは父の会社の社員寮だったので、会社を辞めた時、次の会社の社員寮へ引越し。

これはどこまで本当かどうかわからないが、京都では昔から借家というところに住んでいる人は家を買う感覚がない。借家で一生過ごしてもいいと思うほど、家賃が安い。その影響かどうか、母は家を買うという考えがなかった。が、世間を見渡すと皆、家を買っているので 中古の家を買ったのが、現在の住宅である。これで、長屋以外で引越したのが、4回。

 

個人的には就職して、大阪に住みたく家賃と交通手段だけで選んだのが守口のアパート。そうこうしていたら、母親がくも膜下出血になり、京都に戻ったが、しばらくして住み始めたのが江坂。これで2回の引越し。その後、結婚して千里山に住み、子供ができて妻と子供は和田山に~。そこが手狭になったのでついこの間、引越しした。ここでも2回の引越し。

 

事務所は千里山に構えて、今回、豊中に引越し。こうやって考えてみると自分の記憶の中で、8回は引越している。新婚のための引越しや、事務所を構えるための引越し等を加えると10回。なんとよく引越ししているのか。その度に思うのであるが、引越し先で 楽しく生活できるのかなぁ~。と。

が、しかし、何とかなるもので ぜんぜん大丈夫。住めば都か。。。新しい場所には新しい出会いがあり、ドラマがある。なんて思っているが、ようは酔っ払って親しくなる人が多いだけである。

しかし、今回はかなりピンチであったが、家主でもあり、師匠でもあるYさんに感謝、感謝でありまする。