Genの思いつ記(Gen建築設計所)

人はいろいろであります。いろいろな日常を思いつくままに記録していく建築設計事務所のブログです。

台所(その4)

2007年04月12日 | ブログ

水曜日は「見える家づくり集団」の会議が夕方まであり、仕事が~ということで「ゆにばっぷ」の検討会議は欠席。仕事しながら事務所で過去の資料など探しているときに、メモが出てきて そういえば最近、建築のことなどブログにアップしていないな~と思い出し、その出てきたメモをアップしておきます。

「台所の収納のこと」

使用頻度により、利用しやすくすることが重要である。収納のことに関しては様々な本などで紹介されているので今更というかんじでもあるが、基本的なことをおさえておく。食器棚等、日常でよく使用するところでは、肘から肩までの高さが一番使用しやすく、手前によく使うものを収納しておくのが基本である。この高さが楽に出し入れできる高さである。

目線と動作が一番使いやすいのが、この位置でたくさんモノを入れたいためにこれを無視して収納する人がいるが、注意したほうがよい。無理な体勢などは使いづらいだけだからだ。もう少し工夫をするとしたら手前によく使うもの奥にあまり使わないものを収納する。これは普通の考え方であるが、忘れてはならないことである。

どうしようも無いときはどうすればよいか?それには工夫が必要で収納の中をスライドするようにして手前を利用しやすくするなど様々な方法がある。やはり、収納するものの使用頻度、用途(見せたいものかどうか)など考慮すべきである。

また、食器棚などガラス入り扉のものが多いが、それはヨーロッパなどの考え方で、ヨーロッパでは食器は見せるためのもので日本のように和洋中華などあらゆる食器が必要な国の食器棚は見せるよりも収納を重視し(食器がバラバラで美しくない=混沌とした食器類)、見えないような扉を使用するようにしたほうがいい。ガラス入り扉の場合であっても、そこをお洒落にすることによって雰囲気はかなり変わってくる。

と、中途半端にここで終わっている。追加で、炊飯器などをおくスペースは炊飯器の蓋が肘くらいに。ふたを開けてご飯をよそうから。食器洗い洗浄機などは大きく分けて上蓋と横蓋があるから実際にショールームなどで体験しておいたほうがいい等々。書いているときりが無いので今日はこの辺で~。