「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

自閉症の実話映画 「マラソン」

2006年07月12日 19時28分49秒 | 映画
 
 自閉症と知的障害を合わせ持つ 実在の青年の話を元にした、

 韓国映画 「マラソン」 です。(2005年)

 とても良く作られていて、素直に泣けてしまいました。

きのうの記事( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/37454634.html )に書いた

 自閉症児のお父さん・山下久仁明さんも この映画を称賛しています。

http://bokuumi.cocolog-nifty.com/blog/2005/06/post_78a7.html

 自閉症の当事者・関係者の間でも 評判がいいそうで、自閉症への理解を 深める作品でしょう。
 

 自閉症の我が子を思う余り、全て自分が子供を守ろうとする母親、

 その母親のしつけを 忠実に守ってきた息子……。

 二十歳になったその息子が マラソン大会への出場を通して、

 母親の手元から自立し、母も子離れしていく瞬間を、

 実に見事な映像で 表現していました。

 決して押しつけや お涙頂戴ではない感動,自閉症に対する安易な知識を 裏切るユーモア,

 デリケートな感性を漂わせて、ラストもファンタスティックです。

 主演・チョ=スンウの演技も、非常に自然でリアル、秀逸なものでした。
 

 山下さんの 「ぼくはうみがみたくなりました」も、

 日本の「マラソン」のような 映画になればいいと思います。

 そして、σ (^^;)の 「境界に生きた心子」も……。
 


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