「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

誕生日のお墓参り

2006年02月22日 09時48分27秒 | 心子、もろもろ
 
 心子のお墓の最寄りの駅、去年の12月に新しい店に変わった花屋さんで、鉢の花を買いました。

「ご自宅用ですか?」

「お墓なんですけど」

「いつも鉢物を買っていかれるんですか?」

「そのほうが持つんで」

「そうですよね」

 僕が前も鉢物を買うのを知ってたんでしょうか? 

 この店で買うのは3回目で、初めて応対してくれた店員さんは覚えてるんですが、2回目の先月は今日と同じ人だったかどうか? 

 先月も「ご自宅用ですか?」と聞かれました。
(先月はつい「まあ」と答えてしまいました。 (^^;))

 もし毎月こういう会話があると、この店員さんとはそのうち心子の話が出るかも知れません。


 お墓に着くと、先月,先々月に供えた花もまだきれいに咲いていて、鉢が全部で7つになり、お墓の前が明るい花々で包まれました。

 心子の家族が供えたのであろう切花もまだ真新しく、花で囲まれた心子も嬉しいことでしょう。 (^^)

 心子と温もりのひとときが持てました。
 

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