「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

オリンピックの国家支援

2008年08月24日 17時41分51秒 | Weblog
 
 この2週間、オリンピック三昧の σ (^^;)でした。

 様々な悲喜劇と 感動を与えてくれましたが、

 全競技を終えて 閉会式を残すのみとなりましたね。

 先ほど フジテレビの 「報道2001」 に、

 フェンシングで銀メダルを勝ち取った 太田雄貴選手が出ていました。

 今まで誰も知らなかった 太田選手ですが、

 メダルを獲得した瞬間に 日本中が沸き立ち、フェンシングも注目されています。

 番組には 二宮清純や竹中平蔵らが出演し、

 国によるスポーツ援助の 問題を話していました。

 太田選手自身、海外遠征や合宿など 数百万の費用を、

 最近まで自腹で (お父さんが)  まかなっていたといいます。

 公費や企業からの 寄付などがなければ、選手は育ちません。

 ただ 旧ソ連や中国のように、国威発揚のために 個人を利用してはいけない。

 才能ある人を、国だけでなく “谷町” や民間企業など

 全体で支えるのが 理想的だと。

 旧ソ連は 国が強化しなくなった途端に、メダルが取れなくなりました。

 大切なのは、「強化」 ではなく 「普及」 です。

 一過性ではなく、底辺を広げることによって、

 持続的に トップアスリートも育ってきます。

 また、スポーツは やりたい人がやるものであって、

 体育 (教育) とは別だという 指摘もありました。

 オリンピックは 文部科学省の管轄になっているが、

 スポーツ省のようなものの 必要性を述べていました。

 さらに、パラリンピックは 厚生労働省の管轄だというのです。

 同じスポーツなのに このような “差別” あると。

 このことは 僕も初めて知り、驚きました。

 
 金メダル大国ではなく、スポーツ大国になることが 必要でしょう。

 スポーツが豊かで、誰もが スポーツに親しむことができる 環境作りです。

 そしてオリンピックは 国のためではなく、選手が自分のためにやって、

 それを見て 国民が喜び、元気や希望を与えられる。

 それが 望ましい姿ですね。
 


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