決定する前に、 それがよい決定かどうかを 見極めましょう。
賢明な心の中心に 注意を集中させ、 賢明な心が告げることを 考慮してください。
望ましい決定を下すのを 学ぶことは、 生きている限り 発展していくプロセスです。
賢明な心を使って 決定を下すときには、
直感的な感覚と 感情的な心を使った 決定との違いを、
3つの方法で解明することができます。
1. 決定を下したとき、 感情と状況の両方に対して マインドフルネスでしたか?
その決定は、 感情的な心と理性的な心の 両方に基づいて下されましたか?
感情にコントロールされているなら、 感情を落ち着かせる時間を取り、
理性的な心を使えるようにしましょう。
2. その決定を しっくり 「感じ」 ましたか?
賢明な心の中心にチェックインして、 どう感じるかに注意しましょう。
神経が高ぶっていると感じるなら、 決定は望ましくないかもしれません。
しかし 新しいことに興奮しているのかもしれず、
それは望ましいことであり得ます。
経験を積めば、 よい興奮とよくない興奮との 違いを見極めやすくなるでしょう。
3. 決定のもたらす結果を 検討することで、
賢明な心を使ったかどうか 分かることがあります。
人生にとって 有益な結果をもたらすなら、
賢明な心を使った 可能性は高いでしょう。
〔「弁証法的行動療法 実践トレーニングブック」星和書店
(マシュー・マッケイ,ジェフリー・C・ウッド,ジェフリー・ブラントリー)
訳/遊佐安一郎,荒井まゆみ〕より
[星和書店の許可のうえ掲載]
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます