「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

猥雑な人たちが好きな 押川氏

2006年12月13日 19時27分02秒 | 車椅子社長/無意識の彷徨/コンビンサー
 
( http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/43175961.html からの続き)

 競馬場。

 疾走するサラブレッド、興奮の るつぼと化した歓衆。

 その中に、いかつい一人の男 -- 押川剛。

 それなりの社会的地位が あるであろう男たちが、

 感情をむき出しに叫んで レースにのめり込んでいる。

 押川氏は そんな人間たちが好きだ。

 誰にでも親しみを持ち、喜怒哀楽を共にする 押川氏。
 

 夜のバーで、押川氏は ホステスの相談相手に なったりしている。

 彼は 何となく薄汚れた 人たちが集まる、危なっかしい場所が 好きなのだ。

 人間への こよない興味と愛情を、彼は 常に持っている。

 人間の心というものの 不可思議さに引かれ、

 心が壊れかかってる 人を見ると、

 どうして そうなってしまったのか、相手が 何をどうしてほしいと 望んでいるのか、

 とことん 知りたいと思ってしまう。

 押川氏が 精神障害者と関わる原点だ。

(続く)
http://blogs.yahoo.co.jp/geg07531/43244296.html
 


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