「境界に生きた心子」

境界性パーソナリティ障害の彼女と過ごした千変万化の日々を綴った、ノンフィクションのラブストーリー[星和書店・刊]

14年目の祥月命日

2015年01月18日 09時24分11秒 | 心子、もろもろ
 
 昨日は 心子の14年目の祥月命日でした。
 
 世間的には阪神大震災20年目で、 これも重大なことですね。
 
 ちなみに1月17日は  「おむすびの日」でもあるそうです。
 
 阪神大震災のとき、 被災者たちが
 
 ボランティアによる炊き出しのおむすびに 助けられたことをきっかけに、
 
 米の重要性とボランティアの善意を 忘れないようにと定められたそうです。
 
 おむすびによって 人と人が結ばれたのですね。
 
 心子が1月17に亡くなったのは、 抑うつ状態になっていた16日、
 
 バイト先の支店長に  「仕事を辞めたい」 と電話し、
 
 支店長から叱咤激励されたのが 直接の引き金だろうと思います。
 
 そんな話を、 心子のお墓の最寄りの、 心子似の花屋さんとしました。
 
 すると、 花屋さんのお母さんも 大変な人だったそうで、
 
 今だったら 心の障害を疑ってしまうなどと 言っていました。
 
 心子のお墓には、 今でも時折 花束やアルコールの缶が 供えられています。
 
 心子の家族 (お兄さんやお母さん) も皆 心子の所へ行ってしまいましたが、
 
 お酒好きのお兄さんの知り合いが 供えているのでしょうか。
 
 多分心子のためにと、 ジュースの缶が並べられています。
 
 昨日は冷たい風邪が強くて、 自転車で遠方の墓参りに行くのは 大変でした。
 
 趣味の ランチバイキングと銭湯へも行き、 買い物もして一日が過ぎました。
 
 この14年で、 ボーダーを取り巻く状況は 少し進歩しましたが、
 
 まだまだ人知れず 苦悩している人たちは沢山います。
 
 そんな人たちが 少しでも生きやすくなっていってほしいものです。