ひまわり博士のウンチク

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「葛根湯」その2

2007年02月26日 | 健康・病気
Ruru 先日紹介した「葛根湯」は、やっぱり成分が多かったようです。
 今日、アシのYは荻窪駅前のセガミ薬局で(さすがに魚耕には行かなかったようで)僕が買ったものとおなじ「葛根湯」をたずねたのですが、おいてありませんでした。どうも店が違うようで、かみさんのことだから八百屋で買ってきたのかも知れません。
 「成分2倍、成分2倍」と叫び続けた結果、ほかの葛根湯ドリンクよりは成分が多いと薦められたのが、何のことはない「ルル」。

 ルルといえば「くしゃみ3回、ルル3錠」。
Himana

 むかし、『日真名氏飛び出す』(ひまなしとびだす)というアクションものの30分ドラマがあって、そこで判久美子という、今でいうアイドル(このころは少女歌手)がコマーシャルソング(『ルルの歌』ここで聞ける)を唄ってました。

Ban_kumiko

 後に日活で人気女優になる笹森礼子が薬屋の店員で、なんだか場違いに可愛かった記憶があります。

 ちなみに、『日真名氏飛び出す』ははじめてスポンサーがついたテレビドラマでもありました。当時はVTRなんかなかったから、ドラマもコマーシャルも全部ナマ。コマーシャルソングの映像はフィルムでした。
 主演の久松保夫はアメリカの人気ドラマ『ララミー牧場』でこれも主演のロバート・フラーの声を吹き替えてました。
 1950年代60年代の話です。

 話がどんどん脇道に……。ルル、いや葛根湯の話でした。話を戻します。

Ruru2
Kakkon2

 ルルは3本(90ml)での成分ですから3分の1にすると、かみさんが買ってきた「葛根湯液」(30ml)の方が、1本あたりの個々の成分は多い。ルル2本で葛根湯液1本分というところでしょうか。
 値段(ルルは3本セットで750円)からするとどっこいです。

 アシのYは1本目を飲んでしばらくすると、熱が出てきたのボーッとするのといっていましてが、夕方2本目を飲んで帰るころにはすっかり元気そうでした。
 漢方系の薬はいつの間にか効いてくるんですよね。
 風邪の初期症状には、やっぱり「葛根湯」です。

 ところで、風邪の症状を緩和する薬はあっても、風邪そのものを治す薬はありません。それは、風邪というものはそれ自体が症状であって、原因がさまざまだからです。つまり風邪は体が何らかの原因で悲鳴を上げている危険信号。
 「風邪は万病の元」といういわれはそこからきています。
 したがって、風邪を治す薬というのが存在すれば、それはあらゆる病気に効くということで、不可能です。

 ところで、うちの上の子は、風邪を引くとガブガブ水を飲んで布団をかぶって寝ています。ベンジャミン・フランクリンがそうだったとか。

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