グラフィックディレクター 大里早苗 ブログ

東京港区のデザイン会社、グラフィックメイトの代表を務める大里早苗のブログです。

PTA広報誌 他校生徒の写真

2017-11-10 14:41:12 | 印刷通販
東京港区のデザイン会社 グラフィックメイトの大里早苗です。
今年度は娘の学校のPTA広報委員をやっています。先日、今年度3号目となる広報誌を発行しました。今回の目玉は区内の区立中学合同体育大会の報告でした。

区立中学の合同体育大会は、各校の選抜選手が参加しスピードや距離を競います。当日はPTA広報部だけでなく、執行部の方々も撮影に協力くださりいい写真がたくさん集まりました。全力でがんばる子供たち、どの子も掲載したくてレイアウトにはとても苦労しました。
ようやく初校ができあがり学校側に校閲を依頼したところ、「他校の女生徒が半分だけ写っている写真はNG」とのご指摘を受けました。
生徒の人権に対する配慮だそうで、身体が分かれてしまうのは良くないとのことです。手や足など体の一部が切れている(トリミングされている)のは許容範囲だそうですが…。そこまでは意識が行き届いていませんでした。他の写真も確認し、顔などが切れている写真はトリミングを変更しました。

今回のように他校生徒も写真に写るような状況では、人権以外にも、各校それぞれに他校生徒への配慮をしているようです。区内中学のPTA広報委員合同研修会に参加された方のお話では、「他校の生徒が写っている場合は全部ぼかしをかける」という学校もあるとか。PTA広報誌といっても、実は区内の小中学校や行政、地域の住区センターなど、意外に多方面に配布されるそうです。そうなると読者は「我が校の生徒家庭」だけはないので、子供の写真や名前の掲載には慎重さが必要になるのですね。
生徒の人権や個人情報への配慮、今回も勉強になりました。




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