福井・富山 滝と水と小田和正(2)

福井・富山　滝と水と小田和正(2)

　さて、滝から大野市に向かいます。

　大野は以前、朝倉氏の遺跡、一乗谷を案内してもらった時に、越美北線に乗って
少し行ったことがありますので、再訪です。

　滝からＲ476で大野に向かいます。距離的にはこの道が近いようで一応国道ではありますが、
山越えの道で、離合が難しそうな場所もあり、カーブが多い山道です。

　峠付近のトンネルを抜けると、唐突に眼下に大野の城下町が広がる風景はちょっと感動的でした。

　さて、大野ではまず蕎麦屋さんへ。
　お清水というお店に行きました。ここ。


　大野市は、市内あちこちで水が湧いています。商店街の中にも水が湧いているところがあったりします。
　ここは名水百選の一つです。

　で、その水場の近くにあるということで、この「お清水」という店名なんでしょう。










　越前は蕎麦で有名ですが、実際にそば粉を栽培しているのは、福井ではここ大野と丸岡が中心とのことでした。

　そば粉は地元のもので、水も当然、名水の水。

　お蕎麦は二八で喉ごしのよい、食べやすいものでした。醤油カツ丼も名物だそうです。タレは甘く、
これも食べやすかったです。

　さて、お城へ行きましょう。前に来た時は雨でしたが、今日は天候が回復してきた時間になりました。
それはいいのですが、蒸し暑くもなっています。

　この門のところからお城に上がっていきます。
　自然の小山の地形を利用したお城です。


　木立の中、坂道を進みます。


　大野は盆地で、このように霧の日は「天空の城」っぽくなるということです。


　天守閣は鉄筋コンクリート製で、中は資料館のようになっています。


　天守から。左側の山も城跡。この山の裏側にあたる峠を越えてきました。見えているまっすぐな道ではないよ。


　蕎麦屋の近くまで戻ってきました。


　手前の円形のところから水が湧き出しています。軟らかい感じのする水でした。　


　ここからひしゃくで汲んでペットボトルに。いきなり容器をつけてはいけません。


　ということで、ここからまた北陸道に戻り、富山市内のホテルへ。

つづく。