80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

地球イチバンの教育(3)

2012-03-13 18:30:04 | 教育
NHKテレビ

Eテレ "地球イチバンの教育”よりの抜粋

学校も選べる、授業も選べる、小さいうちに自分で選ぶこと

を大切にしたオーダーメイドの教育の和蘭で、大維志訓が

選んだのは、"積み木”であった。先生はつきっきりでなく

遠くから大維志君を見ておられて、大維志君が10分後に

他のことをやりたくなった時に、静かに近づいてこられて、

”タイシ、別の事を選ぶのはOKよ。でも、ちょっと待って。

まづ全部の積み木を片付けなくちゃ。”と言われた。



 自分で選ぶ、ただし、選んだら、自分で責任を取るという

のが基本で、先生はお教室の隅で、子供たちの様子を記録

しておられた。それは先生が変わられても何時でもどの先生

もが子供さんの成績、好み、苦手を把握できるようにという

ことのためだそうであった。



更に教室は全部ガラス張りで開けっ放し、校長室にも自由に

出入りでき、校長先生も子供達のちょっとした変化にも

気をつけておられた。



8年生(12歳)の子供たちもそれぞれのペースで勉強して

いて、遅れぎみのお子さんには、先生が腰をすえて教え、

全員が同じ授業を受けるのではなく 一人一人に合わせた

教育で落ちこぼれを作らない方針で、子ども自身が留年を

選ぶ場合もあるそうで、5年生(9歳)のジャスミーナさん

は留年を自分で選ばれたが、クラスメートはみんな1才下

だが、誰も気にもせず、楽しいし勉強もみんなで助け合って

できるし留年してよかったということであった。



 ジャガーさんが子供たちに

 "日本の学校では宿題が一杯出るし学校から帰って宿題を

 やったり塾に通うが、どう思いますか?”と質問したのに

 対し、

 "子供には楽しい時間が絶対に必要で、勉強ばかりして、

 リラックスする時間がないのは、よくない。”

 "誰が誰より点数が高いということを気にしなければいけ

 ないのはおかしい。僕達はそれぞれ違った才能を持っている。

 そんなこと、みんな知っているよ。”という答えであった。



大維志君が手洗いで困っている時に助けてくれたお子さんも

あった。

オーダーメイド教育は自立をは育む教育であるという。

ジャガーさんは

”皆いい子で、親達に責任がある。 私の責任だ。”と。


”小さい頃から遊ぶこともそうだが、自分で考える癖が

ついている、”と、教育評論化の方がおっしゃっていた。

(つづく)


人気ブログランキングへ