80ばあちゃんの戯言

聞いてほしくて

地球イチバンの教育(1)

2012-03-09 07:14:49 | 教育
世の中で何がイチバン大切かというと、それは"愛”

ではないかと私は思っている。

親子の間の愛、恋人やご夫婦の間の愛情、友達との

愛情、そして自然界のすべてのものや生き物に対す

る愛、それが壊れかけた地球への一番大切なもので

はないかと思う。

 ところが、日本の中では、親子の情を育むどころ

か、社会は家族の中の愛を育める状況を許すどころか

うっかりすれば命の危険も感じるような長時間の働き

方を要求している。

そして、金銭的な豊かさばかりを求めて、夫婦共働きを

望み、いくらでもないその収入の差額を望んだが故に

大事な次世代を担うはずの子供の教育は疎かになり、

或いは、こんな環境では子供は産めないといって、自分

たちの将来の看護は他人様が生んで苦労して育ててきた

子供さんらに託そうという、誠に勝手な話が世の中に

蔓延して、人口の減少の歯止めがかからない。

共働きをさせるために保育所の建設が必要不可欠である

と解く学者もいる。

学校も塾も、競争、競争で、友達同士の中でも競争意識

ばかりが強くなり、お互いのすばらしさを認め合う

習慣がなくなってきている。 

そんな中で真の友情なんて育くめるのだろうか?

これはどう考えても、真逆の方向に行っているのでは

ないかと何時も危惧を感じていたのである。

俺達は貧乏の中に生まれて貧乏で死ぬんだということを

公言している学者もいるが、私たちはもっともっと

貧乏な時代に生まれて、一生懸命働いて、これまでにして

きたのだから、今の物の豊かさばかりを求めて、自分の

わがままとしか思えない理由をつけて、子供には悪いと

思いながらとか何とか言いつつも離婚して、こどもの

父親か母親をかってになくしてしまう世代にあきれている。

私など別に自慢できる話ではないが、結婚以来、何時も

次々と夫の家族の面倒を文句も言わず見てきて、生活は

本当に辛いことが多かったし、夫は一生懸命働いてはくれ

たが、浮気ばかりの人生だった。


それでも、私が選んだ夫であるから、子供の父親をなく

す権利は私にはないと思って、夫を立て、夫の暮らし

やすいようにと心を砕いてきたのである。

だからこそ、夫の葬式で、妹が、夫の兄弟達が、お姉さん

を大事にしてくれていると感じたといって喜んでくれたの

だが、まあ、話はツイ、それてしまったが、とにかく、有史

以来、そんなに理想的な甘い生活があったわけではない

ことをちゃんと心に留めて、これからの生活を考えなおして

いく外はないと思う。

(以下NHK テレビ E テレ よりの抜粋)

ところが世界の中には、40年前にすでにこのことの

危うさを感じ、教育を根本から見直してきた国がある。

そして、9割の子供たちが、学校を楽しいと言い、塾も

宿題もないのに、世界トップクラスの学力を保持して

いる理想的な教育制度を確立された国があるという。

(つづく)