北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「ペンギンの台所（小川糸著・幻冬舎文庫2010刊）」を読んだ。小川糸（おがわいと1973生れ）女史は、作家/著書に“絵本/ちょうちょ”、“小説/食堂かたつむり/喋喋喃喃/ファミリーツリー”、“アンソロジー/スタートライン”、“エッセイ/ペンギンと暮らす”がある。---------
この本「ペンギンの台所」の日記風エッセイの目次は次の通り。“走る/チョコムーン/おはよう/食堂かたつむり発売/帯/食べてはいけない/ペリカン/バードウォッチング/雪/カフェドシンラン/ふるさと野菜/サイン本”、“京都へ/看護師さん/ケータイ/決意/おひとり様/ラジオ/自給自足/お茶/小説すばる/体ケア/言問橋/かたつむりデー/ココファーム”、“男の料理/インタビュー/シイタケ/したまち/書店さん/赤ちゃん/サイン会/ジュテームスープ/ハイビスカス/波照間/パピルス/あした/ソトコト”、“握手/道/ガネーシャ/編集者さん/tocorocafe/アルバム/新聞/携帯電話/葉っぱの味/対談/断酒/サイン会/80年”、“偉大なる/インゲン豆/ＡＥＲA/扇子/サイン/夏/パコと魔法の絵本/はぶた/夏休み/ラブコト/食/ともだち/辺銀さん”、“だんまりうさぎ/いちじく天国/石垣島/おにぎりかまぼこ/野菜天/水上バス/ギフト/ノート/ちきゅう食堂/魚屋さん/ベルソー/うらしか/フュウちゃん”、“筑紫哲也さん/冬支度/自転車/おふろ/犬の/おでん/手紙時間/ひとり忘年会/ちきゅう食堂第2回”----------
この本「ペンギンの台所」の内容紹介文は次の通り。苦節10年/小説“食堂かたつむり”でデビューを果たした著者。サイン会/取材と怒濤の日々を送る彼女に代わって/ペンギンが台所デビュー。マグロ丼/おでん/火薬ご飯。へとへとで家に帰っても/ペンギンと食卓を囲めば一瞬にして元気になれる。心のこもった手料理と仕事を通じての出会いに感謝する日々を綴った日記エッセイ。---------
小川糸デビュー直後の賑やかな人気作家の日々が淡々と書き継がれている。12万部を超えるベストセラーとなった本のサイン会が続く。性格が現れているのか/自慢するでもなく/謙遜するでもなく。パートナー/ペンギンの支えに素直に寄り掛かる小川糸女史でした。
