奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その2237)

2022-10-08 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「You are what you read.あなたは読んだものに他ならない(服部文祥著・本の雑誌社2021刊)」を読んだ。服部文祥(はっとりぶんしょう1969生まれ)氏は、1994東京都立大学(フランス文学科)卆/ワンゲル部所属。山岳雑誌“岳人”の編集部員。日本の登山家/著述家。---------

この本「You are what you read.あなたは読んだものに他ならない」の目次は次の通り。“はじめに(1個14円の卵から考える食と読から作られる我)”、“史上最高の人類ナンセンの究極の旅/極北を読む”、“現象は全て命だ”、“攻撃の直前にヒグマは立ち上がる/モンゴロイドよ其の隙をつけ”、“究極のサバイバル道具は針と鍋”、“悟りたいのは面白いから/登りたいのも面白いから”、“野生獣食らうに相応しい奴なんていない”、“最悪はまだまし/最期の報告は語る者なくメモと屍”、“邦訳の読者は知らない驚愕の後日談”、“空を飛ぶもの山を行くもの”、“狙われる気持ちを知りたい”、“来し方を調べ行く末を描くも分からず”、“命を知るために外から観察す視点”、“自分以外に何故かなれないこの世界”、“文明は幸せですか生きていますか”、“何時か来る終末世界”、“よたよたと大地を離れた飛行機は登山者と似て野望を乗せて”、“文無しになるまで自分を追い詰めて乗るマグロ漁船”、“情熱を失わないのが才能”、“ぐるぐると命は回るディストピア考”、“命懸け価値があるのかないのかは命懸けなきゃ分からない”、“飲み過ぎて迎えた朝”、“ベストセラー読んでいない人のため”---------

この本「You are what you read.あなたは読んだものに他ならない」の内容紹介文は次の通り。生きるとは何か/生命とは何か/を探求する書評集。読み/噛み砕き/飲み込み/考え/向き合う。だがどうやら人類は未だその問題の解答に辿り着いていない。日々は怒濤のごとく流れ/我々はその中を不様(ぶざま)であろうと泳ぎ続けなくてはならない。---------

服部文祥氏は、登山家/冒険家に特有の常人が理解できない発想/行動をなさっている。この本「You are what you read.あなたは読んだものに他ならない」では/その理由を解説してくれている。即ち/服部文祥氏が読んできた本の中にその意味合いは存在すると云うのだ。

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