奈良

不比等

古都奈良・修学旅行と世界遺産の街(その1991)

2022-02-04 08:15:00 | 奈良・不比等

北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない

「勉強できる子のママがしていること~12才までの家庭教育マニュアル(和田秀樹著・PHP文庫2004刊/2001版の文庫化)」を読んだ。和田秀樹(わだひでき1960生れ)氏は、東大(医学部)卒、同附属病院(精神神経科)助手/米国カールメニンガー精神医学校フェローを経て、現在は精神科医。------

この本「勉強できる子のママがしていること」の目次は次の通り。“何故勉強が必要か(日本の子どもの学力低下/勉強しない子は将来食べていけないのが世界の常識/大学名よりも国際統一テストで評価される時代が来る)”、“私の受験勉強体験/灘高方式(暗記数学はこうして生まれた/小学生の時に身に付けた計算力が私を救ってくれた/弟の勉強法を変えさせ東大文Ⅰ合格へ)”、“家庭こそ教育の最後の砦(学校へ行かないエジソンにお母さんが勉強を教えた/教育力のない家庭の子は置いていかれる/公教育では最低限のことしか教えてくれない)”、“勉強で身につける頭の良さとは(問題解決能力のある子が頭の良い子)”、“小学校入学前に何を教えるか(文字を教えるには名前から始めるのが良い/絵本を読み聞かせる/お受験をさせるなら入学後のことをきちんと考えておく)”、“小学校入学後に何を教えるか(親が手伝いながらどんどん先へ進む/九九は一日でも早く覚えさせる)”、“小学校高学年にどう勉強させるか/中学校受験対策(塾に入ると自然に競争心が起こる/勉強の出来る子か性格の良い子か)”、“教科別勉強法/国語/算数/理科/社会(教科書を丸暗記させる/パソコンもピアノもでは子どもがつぶれる)”、“子どもに対する褒め方/叱り方/諭し方マニュアル(子どもは無視されるのが一番辛い)”、“勉強を効率よくするマニュアル(子どもの健康管理は食事と睡眠から/遊びの時間は必ず取る)”、“知の教育が情を育てる(知も情も育てるのが正しい/受験は共感能力を育てる)”-------

和田秀樹氏は、世界の潮流から外れた“ゆとり教育”に日本の将来を憂えてこの本をお書きになったようだ。20年前の本であるがその予測は正しくて、和田秀樹氏の想いも空しく日本は沈没の一途だ。

コメント
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