北円堂を知らずして奈良の歴史は語れない
「宮台真司」について。--------
2024.3末/東京都立大学教授を退官(65歳)した宮台真司氏が/同3月26日/都立大の南大沢キャンパスにて/最終講義を行った。---------
宮台真司(みやだいしんじ1959.3.3生れ)氏は、社会学者/社会学博士(東大1990/権力の予期理論~了解を媒介にした作動形式)。“オウム事件真相究明の会”呼びかけ人。---------
仙台市生れ/入間市と京都市で小学生/三鷹市と大和市で中高大学生時代を過ごした。早生まれのハンディから周りとのコミュニケーションを特に意識してきた。1971麻布学園に進学/1977同高校卒。一浪後/1978東大(文科Ⅲ類)に進学。廣松渉/小室直樹/見田宗介/吉田民人に師事した。1980同文学部(社会学科)進学/1982同大学院(社会学研究科)入学。1984同大学院修士課程修了。--------
1993からブルセラ/援助交際/オウム真理教を論じる。“中央公論(1994.1)”にメディアの神話(‘93世相座談会)が掲載された。1994から神保哲夫のインターネット放送“ビデオニュースドットコム”でホストを務めている。2024から都立大退職を契機に私塾を始めるとのこと。---------
宮台真司氏は、一昨年(2022.11)/大学構内で暴漢に襲われる事件が発生したが/生還しておられる。フィールドワークを伴う社会学の研究に熱心で/誤解をなさる向きもあるが/とても熱血漢な人であることは事実のようだ。母校の東大教授で/退官する道もあったのではと推察するが/ずっと都立大に骨をうずめられた点は/感心するばかりだ。