21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

民主化運動

2011年03月08日 08時53分13秒 | Weblog
「民主化運動」をしている人達が求めているものが分からない。

彼らが求めているのは「民主主義」ですか?
それとも「武装闘争」ですか?
貧しい人達を豊かにする方法は考えないんですか?
豊かな人達を貧しくする手段を考えいるんですか?


中東は特別な地域だ。
石油が主要輸出品目で、労働者はいらない。
機械が自動的に原油をくみ上げて、自動的にパイプラインに流し、精油所が動いて、石油タンカーに注ぎ込む。

国民が権力争いの戦争をしていても、石油は輸出され続ける。
戦争が続いていても、学校の教員も、救急隊員も医師も給料がもらえる。



「軽工業」が主要産業の国で紛争が始まれば、話は全く異なる。
労働者が戦争に行けば、工場は止まる。輸出品はなくなり、外貨は枯渇する。
学校も締まり、救急車も動かない。医師は仕事をしたくても医療品が手に入らなくなる。


大統領を直接選挙で選んでいる「アフガニスタン」と
表現の自由・集会の自由が無い「中華人民共和国」。

どちらで暮らしたいかと言えば、私は「中国」で暮らしたい。


主義主張も大切だが、平和はもっと大切だ。
民主主義のために命をかける人は偉大だと思う。

かけるのは自分の命だけにして欲しい。
あなたの「表現の自由」のために、他人の「生存の権利」を侵害するのは、ちょっとね。

リビア後継者問題2

2011年03月08日 07時18分55秒 | Weblog
リビアで後継者問題がこじれて、武力衝突に発展している。

前・法相?側の「反政府勢力」が勝つ可能性は低いでしょう。

40年以上、先頭に立ってきたカダフィ大佐と、その後ろで隠れてついて来ていただけの閣僚では、「覚悟」の面で勝負になりません。

武力衝突であればなおさら、「覚悟」が重要になってきます。