21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

singularity

2011年03月06日 15時28分14秒 | Weblog
singularity
(数学・物理・天文学等で)特異点
って意味がある。


「イス取りゲーム」を考えると「特異点」の意味が分かりやすくなる。

学校で、イス取りゲームをする。
最初は イス20脚 生徒10人 で始める。そして一回ごとにイスを1脚ずつ減らしていく。
最初の1回目のゲームと、「イス15脚・生徒10人」「イス11脚・生徒10人」の状態でするゲームにはあまり違いはない。
そして、「イス10脚・生徒10人」を境にして、ゲームは一変する。
その後はまた「イス9脚・生徒10人」「イス5脚・生徒6人」「イス1脚・生徒2人」でのゲームにも、あまり違いは出てこない。

つまり「イス10脚・生徒10人」と「イス9脚・生徒10人」の間に「特異点」が存在する。

住宅バブル メモ

2011年03月06日 15時12分20秒 | Weblog
総務省の統計によると、日本国内には約5700万世帯分の住居(アパートを含む)がある。
一方、全国の世帯数は約5000万世帯。

つまり、700万世帯分が空家になっている。
日本の人口は約1億3000万人。1世帯当たりの約2.6人である。
人口が増加しない中、核家族化が進むことで世帯数が増加を続けたが、これ以上の世帯数の増加は望めない。

20年後の人口は約1億1000万人になる。
世帯数は約4400万世帯(2.5人/世帯=高齢者夫婦だけの家計+夫婦と子供一人の家計÷2)

20年後には、5700-4400=1300万世帯が空家になる。
毎年約100万世帯分の住宅が供給されていることを考えると、100x20=2000万世帯分も余る。
(1300+2000)÷20=165万世帯分の住宅を毎年取り壊す必要がある。

住宅の取り壊しは現実的な選択肢ではない。

それにもかかわらず、新築住宅価格の下落が進んでいない現状は、「住宅バブル」と言える。

中古マンションの価格は下げ止まらない。賃貸の空室率も上がる。(空室率30%を基準にする必要がある)

TPPvs農業保護 メモ

2011年03月06日 14時29分07秒 | Weblog
TPP(trans pacific partnership)
≒貿易の自由化、国内産業の国際競争力を増加させる。

農業団体が反TPPとしている。
TPP締結が遅れれば、第二次産業は競争力を失う。

貿易関連企業(輸出;自動車・自動車部品・電機・重機・工作機械等。輸入;石油化学・ガソリン・小売店・医療機関・外食業等)の社員は、TPPを推進させるために、反TPPの農業団体が生産している商品の「非買運動」をするべきではないのか?


TPP締結が遅れれば、産業は競争力を失い、上記の企業の従業員は失業する。
危機感を持って、非買運動に取り組むべきだと思う。


具体的には、時価総額が日本国内でtop10に入っている企業で、TPPの締結延期で被害を受ける企業の従業員が中心になるべきだと思う。

一年かかるのか、二年かかるのか(あまり遅れるようだと国内産業が消滅する)、
TPP締結が実現するまでの間、まずい外国産のコメを高い関税を払って輸入しようじゃないか。
そして、我慢して食べようじゃないか。

着床前診断・メモ

2011年03月06日 14時09分04秒 | Weblog
着床前診断は許されるのか? 差別につながるのか?

インドのスラム街では、子供の手足を切り落とす親がいる。悪意があるわけではない。
生きて行く手段は、乞食が物乞いしかない。手足が無い方が同情が集まるので、物乞いをしやすくなる。
子供を思う親心である。

子供の手足を切る親が悪いのか、それともスラム街で生まれた人達が就ける職業が無い「社会」が悪いのか?

着床前診断の是非は問題ではなく。差別が残っている社会にこそ問題がある。