21世紀航海図;歴史は何も教えてくれない。ただ学ばない者を罰するだけ。

個人の時代だからこそ、個人を活かす「組織」が栄え、個人を伸ばす「組織」が潤う。人を活かす「組織」の時代。

住宅バブル メモ

2011年03月06日 15時12分20秒 | Weblog
総務省の統計によると、日本国内には約5700万世帯分の住居(アパートを含む)がある。
一方、全国の世帯数は約5000万世帯。

つまり、700万世帯分が空家になっている。
日本の人口は約1億3000万人。1世帯当たりの約2.6人である。
人口が増加しない中、核家族化が進むことで世帯数が増加を続けたが、これ以上の世帯数の増加は望めない。

20年後の人口は約1億1000万人になる。
世帯数は約4400万世帯(2.5人/世帯=高齢者夫婦だけの家計+夫婦と子供一人の家計÷2)

20年後には、5700-4400=1300万世帯が空家になる。
毎年約100万世帯分の住宅が供給されていることを考えると、100x20=2000万世帯分も余る。
(1300+2000)÷20=165万世帯分の住宅を毎年取り壊す必要がある。

住宅の取り壊しは現実的な選択肢ではない。

それにもかかわらず、新築住宅価格の下落が進んでいない現状は、「住宅バブル」と言える。

中古マンションの価格は下げ止まらない。賃貸の空室率も上がる。(空室率30%を基準にする必要がある)

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