”29世紀の荒れ果てた地球で、たったひとり黙々と働き続けるゴミ処理ロボット、ウォーリー。宇宙へ脱出した人間たちに置き去りにされて700年、大好きなミュージカル映画『ハロー・ドーリー』のビデオで男女が手を握るロマンチックなシーンを見ては人恋しさを募らせていた。そんなある日、真っ白に輝くロボット、イヴが現れ、ウォーリーはたちまち恋に落ちる。ところが、巨大な宇宙船がイヴを連れ去ってしまい…。”(goo映画より)
なんといっても、ウォーリーがいじらしいのです。
700年間ひとりぼっちであるということが、どれほど孤独であることか。
どれほど痛切に、ふれあいを求めていたことか。
それを台詞でなく、仕草と機械音だけであれだけ表現できるとは…
そして、ウォーリーのイヴへの思い。
それはもう、女の子と話したことがない不器用なオタク少年が、輝く美女に恋をしたようなものです。
イヴがまた、見事なツンデレなのです。
ウォーリーが何度もおずおずと手を差し伸べるのに
それをその都度振り払う、イヴのつれなさときたら。
イヴがサナギ状態に固まってしまった後の、それでもあきらめず話しかけたり、傘を差しかけたり、ウォーリーの気遣いようといったら、観ている方の胸が痛くなるほどです。これは確かに、”観終わった後、誰かと手を繋ぎたくなる”映画ですね。
そして同時に、環境破壊に対する痛烈な皮肉映画でもあります。
更に「2001年宇宙の旅」「スター・ウォーズ」「ET」などの名場面のパロディ作品でもあるのです。ウォーリー、イヴの声を作ったのは、スター・ウォーズのR2-D2の声を作ったベン・バートなのだとか。
私が日々、映画を観たり本を読んだりするのは、結局のところ、感動したいからだと思うのです。
その内容が実話であろうと、荒唐無稽な造り話であろうと、あるいはろくに台詞さえないアニメであろうと、胸に響くものがあれば感動するのだと、認識を新たにした一日でした。
☆4
「ウォーリー」
なんといっても、ウォーリーがいじらしいのです。
700年間ひとりぼっちであるということが、どれほど孤独であることか。
どれほど痛切に、ふれあいを求めていたことか。
それを台詞でなく、仕草と機械音だけであれだけ表現できるとは…
そして、ウォーリーのイヴへの思い。
それはもう、女の子と話したことがない不器用なオタク少年が、輝く美女に恋をしたようなものです。
イヴがまた、見事なツンデレなのです。
ウォーリーが何度もおずおずと手を差し伸べるのに
それをその都度振り払う、イヴのつれなさときたら。
イヴがサナギ状態に固まってしまった後の、それでもあきらめず話しかけたり、傘を差しかけたり、ウォーリーの気遣いようといったら、観ている方の胸が痛くなるほどです。これは確かに、”観終わった後、誰かと手を繋ぎたくなる”映画ですね。
そして同時に、環境破壊に対する痛烈な皮肉映画でもあります。
更に「2001年宇宙の旅」「スター・ウォーズ」「ET」などの名場面のパロディ作品でもあるのです。ウォーリー、イヴの声を作ったのは、スター・ウォーズのR2-D2の声を作ったベン・バートなのだとか。
私が日々、映画を観たり本を読んだりするのは、結局のところ、感動したいからだと思うのです。
その内容が実話であろうと、荒唐無稽な造り話であろうと、あるいはろくに台詞さえないアニメであろうと、胸に響くものがあれば感動するのだと、認識を新たにした一日でした。
☆4
「ウォーリー」
ウオーリィ、私は殆ど擬人化して観ていました。
こっそり宝物を集めて喜ぶところ、
一人ぼっちで寂しげなところ、
イブの気持ちを必死に引こうとするところ、
ウチの息子たちの小さな頃、あるいは犬のタロウとそっくりなのですw
ロボットを、あそこまで人間臭く描いた監督の手腕はたいしたものだと。
>ことしもいろいろ感動をしてゆきたいですね~
jesterさんのページからも
色々な刺激を頂いております。
今年もどうぞよろしくお願い致します
zooeyさんは気に入られたのですね~
わたしはあまりにウオーリーが人間臭すぎてちょっと引いてしまいました。
ロボットじゃないみたいに見えちゃって。
それでもやはり最後にはほろっとさせられましたが。
>私が日々、映画を観たり本を読んだりするのは、結局のところ、感動したいからだと思うのです。
おお~ 同感です♪
ことしもいろいろ感動をしてゆきたいですね~
今年もよろしくお願い致します。
blogでの公開は私的利用の範囲を超えていますから。
一度伺ってみてはいかがですか?
似たようなことで善意でやっていたにも関わらず、請求された人もいますので。
しかしながら、例えば今回、「ウォーリー」の画像を使用して私が利益を得ている訳ではなく、その配給元もリンクさせているのですから、問題はないのではないのでしょうか。
特にクレジットもないようですが。
>最後のロゴの解釈、自頁にて、コメントさせていただきました。
これ、是非拝見したいのですが
名前からのリンクもなく、TBもなさっていないので
ひしさまの所に行けないのです。
是非、TBして下さいませ
>ただ手をつなぎたい、というだけで
1本の感動娯楽作品を作るなんてことが
今の時代でも十分可能なんだ
いや、本当にその通りです。
しかもそれを、ろくな台詞もなしで表現したのですから…
もう脱帽です!
寄らせていただきました。
プログラムかもしれないのに、心動かされる。
コレだけでも、現代社会へのメッセージが溢れてますよね。
最後のロゴの解釈、自頁にて、コメントさせていただきました。
イヴ、本当にツンデレでしたね(笑)
世界的な傾向なんですかねぇ。
イヴが固まった後の
けなげなウォーリーは本当に泣かせてくれました。
これがまたラストにつながってるところも
良かったなぁと思います。
ただ手をつなぎたい、というだけで
1本の感動娯楽作品を作るなんてことが
今の時代でも十分可能なんだというのを
見せ付けられたように思う作品でした。
ピクサーは
素晴らしい作品をコンスタントに作り続けている
という意味では世界一の会社ではないでしょうか。
こんなにも感情を伝えられるとは
本当に驚きでしたね?
「2001年宇宙の旅」のパロディも楽しかった。
あのゴキブリの名は
「ハル」というのだそうですよw
「ツアラツゥストラはかく語りき」も
しっかり流れてきて…
色々な意味で楽しめる、でも切ない映画でした
この映画は心揺さぶられる
素晴らしい作品でしたよね
言葉で具体的な説明がなくとも
セリフのない映像が多くの事を語っていましたし、
そこから汲み取れるウォーリーやイヴの気持ちが
痛いほど伝わってきました
「ロボットに感情を吹き込んだような作品」というよりは
「映画に魂を込めたような作品」にも感じられ、
損得で物事を判断するのではなく
ただ相手を思う一心で懸命になる姿には「魂の叫び」があり、
ホントにジ~ンとさせられてしまいました